特典を奪う怪盗団   作:ボルメテウスさん

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予告状67 ロボット戦争勃発

エボルトとの戦いを無事に終わり、俺達は残りのオートマトンやガーディアンを倒す為に様々な地で戦っていた。

 

だが、その戦いの中でもダイヤルファイターにも限界が迎えており、メンテナンスを行う為にS.O.N.Gの基地でメンテナンスを行て貰う事になったのだが

 

「暴走!!」

 

「はい、とにかく基地へ急いで来てください!!」

 

俺達が店にいると、当然エルフナインから来た連絡を受けて、基地がある港へと走ったのだが、そこには大量のオートマトンやガーディアン達が皆と戦っていた。

 

「これは一体!?」

 

「雨宮先輩!!」

 

「おっと!?」

 

攻撃が当たる直前、声が聞こえて、その場を飛ぶと、そこにはオートマトンがおり、なんとか手元に残っていたVSチェンジャーで牽制を行いながら、その場から離れる。

 

「くっそ、まさか、こんな事態になるとはな」

 

俺はそう言いながらも俺は怪盗衣装を身に纏いながら、VSチェンジャーを構える。

 

「これこそ、絶体絶命デス!!」

 

「なんとかしないと」

 

そう言いながら、俺達は周りを見渡すと、そこには既に大量のオートマトンとガーディアンがいるが、何よりも俺が驚かしたのは

 

「まさかこうして自分達の力を実感する日が来るとはな」

 

オートマトン達の腕には俺達の力でもあるダイヤルファイターが装着されていた。

 

「一体、なんでこんなにいるんだ?」

 

「それが、私達も詳しい事は聞いていないけど、なんでも不和の林檎が原因としか」

 

「それって、確か政府から依頼されていた奴だったか?」

 

「うん、でもこの状況と、どう繋がっているのか」

 

「とりあえず、奴らからダイヤルファイターを取り戻さないとな」

 

あれには俺達の思いや仲間との絆が詰め込まれた大切な物だから、こんな事に使われる訳にはいかない。

 

「でもオートマトンは通常のシンフォギアではダメージを与えるのは難しい」

 

「策はちゃんとあるぜ。

でも二人共、ちょっと協力しろよ」

 

「協力は別に良いデスけど、何を?」

 

「とりあえずは、逃げる!!」

 

そう言い、俺は二人を持ち上げるとそのまま走り出す。

 

「えっ先輩!!」

 

「逃げるって、どういう事!?」

 

「状況を見ても、一撃で決めないといけないからな。

ここでやっても良いけど、確実にやばいからな」

 

「やばい?」

 

そう言いながらも、俺は二人を抱えながらも追ってくるオートマトンを見ると、数は多くないがダイヤルファイターを持った個体もきちんとおり、こちらへの攻撃を緩む様子もない。

 

「このままじゃ」

 

「ちゃんと策はあるって!

二人共、どっかに俺を支える所ってあるか?」

 

「だったら、あそこは!」

 

「よしっ」

 

二人が指したのは無人の公園で辺りには誰もいない事が分かる。

 

俺はそこに飛び込むと同時にルパンマグナムを呼び出し、VSチェンジャーにセットする。

 

【アン・ドゥ・トロワ!】

 

「しっかりと支えてくれよ」

 

「そういう事」

 

「ばっちり任せるデス!!」

 

その言葉に任せるように、俺はこちらに近づいて来るオートマトン達に狙いを定めると、背中を押して、二人がしっかりと抑えてくれるので、俺は遠慮なく引き金を引く。

 

「返してもらうぜ!!」

 

【イタダキ・ド・ド・ド・ドストライク!!】

 

俺は同時に引き金を引くと、巨大なエネルギーがルパンマグナムから放たれ、オートマトン達を全て巻き込み消えていく。

 

普段はルパンレンジャーに変身している事で、ダメージを抑えているが、生身で行うのはあまりの威力で狙いが正確に行えないので、こうして二人のサポートなしでは使えない手だった。

 

「ダイヤルファイターは」

 

「あそこに」

 

そう言い調が指を向けた場所にはレッドダイヤルファイターとビクトリーストライカーがあり、俺はなんとか掴む。

 

「これで、まだなんとかなるな」

 

他のダイヤルファイターも取り戻したいが

 

「そうも言っていられないな」

 

俺はそう言い、見てみると、他のオートマトンやガーディアンが巨大化して暴れており、このままでは危険だ。

 

「おぉ、凄い祭りじゃないかよ!!

今回は俺を使ってくれるか?」

 

「確かに凄い数で、頼もしいけど」

 

「両手のパーツがないと、ルパンカイザーができないデス!!」

 

他の状況が分からない以上、ルパンカイザーになる事もできない。

 

ルパンマグナムでも、どこまで対応できるか分からないし、ジャックポットストライカーは別の世界にいる怪盗団もいないとできない。

 

「絶体絶命か」

 

そう言いながらも、諦めるつもりは最初からなく、俺はルパンマグナムを巨大化させようと考えていると

 

『調さん、切歌さん!

お待たせしました!!

今から二人専用のダイヤルファイターを送りますので、受け取ってください!!』

 

「えっエルフナイン!?」

 

「専用?」

 

エルフナインが言うのは一体何なのか、疑問に思っていると、二人の元に高速で迫ってくる何かが見え、見てみるとそこには

 

「二人のロボット?」

 

「これは調ロボに」

 

「切歌ロボ!?」

 

何か知っているようだが、一体

 

「これは元々私達がそれぞれ誕生日用に作ったロボットデス!!」

 

「この前エルフナインに貸してもらいたいと言っていたけど、こういう事!!」

 

『この二体のロボットにも変形機能がありますので、ルパンカイザーと戦えるはずです』

 

「だったら」

 

「先輩!!」

 

「やるしかないな!!」

 

俺はそう言い、VSチェンジャーにレッドダイヤルファイターをセットし、二人もルパンチェンジャーを取り出す。

 

【レッド】【グリーン】【ピンク】

 

【0・1・0】 【0・9・6】【0・1・9】

 

【【【マスカレイズ】】】

 

【【【怪盗チェンジ!ルパンレンジャー!!】】】

 

それと同時にすぐに俺はビクトリーストライカーを、二人は各々のロボットをルパンチェンジャーにセットする。

 

【【【【GET SET READY? 飛べ!飛べ!飛べ!】】】】

 

【ビ・ビ・ビ・ビクトリー】

 

【グ・グ・グ・グッド】

 

【キ・キ・キ・キリロボ】

 

【シ・シ・シ・シラロボ】

 

その音声が鳴り響くと、同時に巨大化すると、グットストライカーも一緒に巨大化する。

 

「それじゃあ、行くぜ、怪盗ガッタイム!

勝利を掴み取ろうぜ!!」

 

その音声と共にビクトリーストライカーが頭部、二体のロボットは各々腕のように変形し切歌ロボは肩に尖った鎌のような装甲、調ロボは肩にピンクの車輪のような盾が装着され、合体は完了する。

 

「完成!ビクトリールパンカイザーザババ!!」

 

ビクトリールパンカイザーザババへと合体完了すると同時に、目の前にある画面から映し出されたのは、オートマトン達が纏っている装甲についてのデータが表示された。

 

「これは、まさか奴らは特典身に纏っているというのか?」

 

「さすがに厄介、でも」

 

「先輩と調と私の三人のビクトリールパンカイザーならば、勝てるデス!」

 

「俺がいるのも忘れるなよ」

 

そう言っている間にオートマトン達が手に持っている銃をこちらに向けて放ってきたが、左腕に装着されていた調ロボの盾が開くと、そこから大量の車輪が現れると、銃弾を次々と打ち落としてく。

 

その間にビクトリールパンカイザーザババは背中のジェットを発動させ、空へと飛ぶと、右腕の切歌ロボが変形した鎌を片手に目の前のオートマトンを一体切り裂く。

 

こちらの所在が分かったオートマトンは手に持った銃でこちらに攻撃を仕掛けてくるが、先程切り裂いたオートマトンを持ち上げ、盾にして、そのまま他のオートマトンの元へと走り出す。

 

接近すると同時に剣や斧などの武器を持ったオートマトンが攻撃を仕掛けるが、調ロボの車輪で武器を受け流しながら、切歌ロボの鎌で次々に切り裂いていく。

 

『皆、この地域にいる全ての敵をロックオンしたよ』

 

『一気に決められるよ』

 

「おぉ、何時の魔に!」

 

「だったら、決めるか!!」

 

「賛成デス!!」

 

「だったらこれだぜ、ビクトリールパンカイザーザババ、飛行モード!!」

 

その言葉と共に空中へとビクトリールパンカイザーが飛ぶのに合わせて両腕の二体のロボが分裂すると、オートマトンを囲むように離れると同時に互いにアンカーを放ち、オートマトン達の身動きを取れないように拘束すると、空中へと再び合体する。

 

「グットストライカー!ザババエクスプレスで引き捲れアタック!!」

 

その言葉と同時に二体の各々の武器が巨大化し、アンカーによって拘束されたオートマトンを切り裂くのと同時に爆発する。

 

「私達の勝利デス!」

 

「うん、なんとかなった」

 

「まだまだ事件は終わっていないけどな」

 

ダイヤルファイターを持ったオートマトン達がまだいる以上油断はできず、敵が持っている不和の林檎についても詳細が分からない以上、油断はできない。

 

『だけど、皆で力を合わせればなんとかなるデス』

 

『うん、頑張ろう』

 

「そうだ・・・」

 

そこまで言って、二人の方を見ていると、なぜか呆然とした表情で見ていた。

 

「あれ、さっき話していたのは二人なのか?」

 

そう言うと二人は勢いよく首を横に振るのでもしかしてと思い見てみると、画面にはデフォルメ化されている二人のロボットが笑顔でいた。

 

「・・・なるほどね」

 

どうやら、味方が二人増えたらしい、ロボだけど。

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