ダゴネールの転生者を更正してから数日後、バンたちは右京に呼ばれた。
「時空管理局からの協力要請?」
「えぇ、何でもあるものを一緒に調査して欲しいとのことでして」
「そのあるものって何ですか?」
「そこからの説明は彼女たちにしてもらうところです。
お入りください」
右京が部屋の出入口に向けて言うと、三人の少女と一人の少年が入ってくる。
「はじめまして、時空管理局機動六課の高町なのはと言います。
今回はパトレンジャーに協力していただこうと、ここに来ました」
「ティアナ・ランスターです!
よろしくお願いします!」
「エリオ・モンディアルって言います!」
「あの、キャロ・ル・ルシエです。
よろしくお願いします」
「よろしくな♪
そう言えば、スバルも機動六課ってとこの一員だよな?」
「はい、お久しぶりです!
なのは隊長、みんな!」
「久しぶりね、スバル。
パトレンジャーの人たちと上手くやれてる?」
「はい、多少の戸惑いがありましたが、皆さんとやっていけてます!」
「そう、それは何よりね。
…それでは、今から説明させていただきます」
スバルと再会したなのはは説明に入る。
今回はとある世界でロストロギアと呼ばれる、様々な世界や文明の遺産の反応が見られたこと。
そのロストロギアは、下手をすれば世界おろか、全次元を滅ぼすことを可能とすること。
それ故に、なのはたち時空管理局はこれを調査及び回収すること。
しかし、今回のロストロギアは、反応から推測すると、極めて強大な力を秘めていることが判明した。
そこで、なのはたち機動六課だけでは手に負えないと判断し、パトレンジャーに協力を要請したこと。
なのはが説明を終えた後、バンが質問する。
「一つ聞きてぇんだけどよ、俺達は具体的にどう協力すりゃあ良いんだ?
護衛とか、共同戦線か?」
「そうですね、今回のロストロギアの反応を見てですから、共同ですね」
「そうかよ。
ま、互いに背中を預けながら戦うことだから、俺達はあんたらの足引っ張んねぇようにしねぇとな♪」
「あの、私からも質問良いですか?」
「あなたは、かこさんですね。
どうしましたか?」
「共同で戦うのはわかりましたが、そのロストロギアという、恐ろしく危険なものの調査ですよね?
本当に、私達でもちゃんと戦えるのかなって思うんですけど、どうなのでしょうか?」
「心配するなよ、かこ♪
俺達だって伊達に色んな世界行ってねぇよ♪
俺達となのはたちが力を合わせれば、何とかなるかもだぜ?」
「隊長の言うとおりだよ!
ボクたちは三人でパトレンジャーなんだし、スバルとなのはたちも一緒にいる!
だから、ロストロギアには遅れは取らないさ!」
不安げに質問するかこに、バンは肩を叩き、アストルフォが励ます。
二人に励まされたかこは少し微笑む。
「あ、ありがとうございます、バン隊長、アストルフォちゃん…」
その様子を見ていたなのはは微笑ましそうに見ていた。
「三人とも、仲がいいですね。
それではこちらで座標を送りますので、準備出来次第、出動しましょう!」
「「「「「「「了解!!」」」」」」」
号令した後、機動六課を含む八人はすぐに支度し、ロストロギアの反応が見られた世界へと向かった。