すみません、投稿が遅くなりました。
今回は、ジェンガさんのリクエストを書かせていただきます。
しかし、今回は前半と後半に分かれる形で書かせていただきます。
あと、少しリクエストと違う展開になっていますので、その辺りはすみません。
ブルーデスティニー1号の転生者が寿命で死亡し、ルパンレンジャーが行方不明になって数日後、バンたちパトレンジャーはルパンレンジャーの行方を探ろうと、行方不明になった場所を探していた。
しかし、ルパンレンジャーのメンバーどころかグットストライカーも見つからず、捜索は中止となった。
そんな中、バンたちパトレンジャーはブルーデスティニー1号の転生者の老人がいた島に向かっていた。
それもスーツを着て。
バンたちは島にある老人の墓に着いた。
「「「…」」」
バンたちは暗い表情のまま墓を見つめる。
すると、バンは手に持っていた花を、老人の墓の前に置き、手を合わせる。
かことアストルフォも同様に、手を合わせた。
「まさか、寿命で死んじまうとはな…。
更生でも、懺悔でも、どっちみち死んじまってたのか…?」
バンはぼそりと墓前でつぶやく。
「…悪かったな、爺さん。
俺達は、あんたを楽にしてやれなかった。
すまねぇ…!」
身体を震えながら、バンは謝罪した。
その謝罪は、転生者の老人に届くよう。
そして、しばらくしてからバンは立ち上がった。
「お前ら、行くぞ」
二人にそう言って、バンは老人の墓を後にしようとした。
その時だった。
通信機がなったからだ。
「…何だ?」
『ティアナです!
今街で転生特典と見られる猫が大量発生しています!
至急来て下さい!』
「猫?
そんなやついたか?」
『今その画像と、場所を送ります!
すぐに来て下さい!』
ティアナが通信を切ると同時に転生特典と見られる画像とその座標を送る。
「こいつは、にゃんこ大戦争の特典か?
しかも、よく見たらかなりの速度で大量発生してやがる!」
「だとしたら、このままだと街が猫で覆われて、押し潰されてしまいますよ!」
「なら、何時までも凹んでる場合じゃないよね!」
「あぁ、そうだな。
パトレンジャー、出動だ!!」
「「了解!!」」
バンたちはそれを確認して、すぐにその場所へと向かった。
「おいおい、何だよこれ!?」
バンたちは目の前の現状に驚いた。
白くて丸い猫に街が覆われていたからだ。
しかもその猫は急速に増えて、中には家屋にひびが入り始めているのが見える。
そんな中、なのはたち機動六課は、その猫たちを魔法で拘束したり、死なない程度に攻撃して動きを止めいているのが見える。
「おい!
状況はティアナから聞いているけど、どうなんだ!?」
『先ほどより、数が増えて、私たちだけでは対応できません!』
「わかった。
ならこっちも猫をどうにかしながら、転生者を探ってみる!」
『了解です!!』
バンはスバルとの通信を終えて二人に向く。
「よし、じゃあこっちは散開して、猫をどうにかしながら、転生者を探るぞ!」
「「了解!!」」
「「「警察チェンジ!!」」」
『1号!』
『2号!』
『3号!』
『パトライズ!
警察チェンジ!
パトレンジャー!!』
バンたちはパトレンジャーに変身し、三人はそれぞれ別方向で街に入る。
「はぁあ!!」
「フリード、お願い!!」
エリオは雷撃を纏った槍の衝撃を利用して、キャロは巨大化したフリードリヒを使役し膨大な風の衝撃を使用して、猫たちを気絶させていた。
しかし、気絶した数よりも、増える数が上がってきているので押されている状態だった。
ついには、大量の猫が一つのスクラムを組み、とんでもない速度で飛び跳ね、フリードリヒにぶつかり無力化させてしまう。
「フリード!?」
「キャロ、危ない!」
「え!?」
別方向から来た猫のスクラムが、キャロに目掛けて飛んできた。
キャロはその光景に思わず目を閉じて、衝撃に耐えようとした。
その時だった。
猫のスクラムとは別の方向から、何かが飛んできて、それがキャロの体を抱え、その場を離脱した。
「え?」
キャロは何が起こったのかと思い目を開けると、アストルフォが変身したパトレン3号が自分を抱えていた。
アストルフォが召喚したヒポグリフに乗って。
「キャロ、大丈夫?」
「あ、アストルフォさん!?」
「来てくれたんですか!」
「うん!
次はフリードだね!」
そう言って3号はパトメガボーを取り出し、フリードリヒにまとわりついた猫たちに向けた。
『今すぐ、その子を放しなさい!!』
その音声を聞いた瞬間、猫たちは蜘蛛の子を散らすようにフリードリヒから離れる。
「さて、二人とも!
反撃開始だよ!」
「「了解!」」
フリードリヒを解放したことを確認した3号はキャロとエリオにそう伝えて、武器を構える。
一方そのころ、なのはとスバルは、魔法で拘束したり、拳で叩いて猫たちを気絶させていた。
「はあ!」
「たぁ!」
二人の周りには、拘束されて動けなくなった猫や気を失った猫が山になっていた。
「はあはあ…。
これじゃあキリがないですよ!」
「気を抜いちゃだめ!
まだ猫たちがいるんだから」
「は、はい!」
なのははスバルに鼓舞した。
その瞬間、まだ攻撃されていない猫がなのはに飛びかかろうとする。
「なのはさん!」
スバルはなのはの前に立ち、ガントレットをつけている右手で殴ろうとする。
だが、猫は飛びかかった勢いを利用してスバルの右手を弾き、もう一度飛びついてスバルの腹部に直撃した。
「うっ!?」
「スバル!?」
なのはがスバル方へと振り向く。
すると、なのはの左右から猫が飛び出した。
「っ!?」
なのはは思わず体の動きを止めてしまった。
だが、その瞬間、左右の猫が打ち抜かれたようになのはの後ろに飛んで行った。
「何とか間に合ったな!」
「バンさん!」
1号がvsチェンジャーを構えてなのはたちの下へ駆けつけた。
「スバルは立てるのか?」
「はい、何とか…」
スバルは息を切らしながらフラフラと立ち上がる。
「そうか…。
なら、もうしばらく一緒に戦ってもらうぜ!」
「…はい!」
「バンさん、スバル!
行こう!」
1号、なのは、スバルは背中を合わせながら猫の集団に警戒する。
「…来るぞ、気を引き締めろ!」
「「了解!」」
1号はバイカートリガーマシンを構えながら二人に言う。
それと同時に、三方から猫の軍団が雪崩のように押し寄せてきた。
「はぁはぁ…!
ったく、あの猫集団の転生者の猫はどこなのよ!?」
一方、ティアナは走りながら猫を攻撃していた。
「はあぁ!!」
ティアナは次々に飛んできた猫たちを2丁の銃で撃っていく。
「これじゃキリがない!」
そう言ってティアナは空へ飛び、転生者を探そうと街の様子を見ていた。
「っ!
あっちね!」
ティアナは転生者の反応を察知して、その場所へと向かおうとした。
だが、下方から猫が弾丸のような速度でティアナにぶつかってきた。
「はう!?」
ティアナは痛みに耐えながら、銃で対抗しようとする。
だが、次々に飛んでくる猫たちに為す術がなく、地面に叩き落とされてしまう。
「うぅ!」
ティアナは体の痛みに耐えながら立ち上がろうとする。
猫はその隙を見逃さないと言わんばかりに飛びかかってきた。
その時だった。
「ええい!」
声と共に、まるでティアナの周りを囲むように足場から緑の光があふれ出し、猫たちを遮った。
「これは!?」
「ティアナさん、大丈夫ですか!?」
2号はティアナの近くに杖を地面に突き刺していた。
「…まだ、動けますっ!」
「あぁ!
無理しないでください、今治しますので!」
2号はティアナの体に手をかざす。
すると、体から傷が消えていくのを、ティアナは感じた。
「傷が…」
「私の特典の一つなんです。
さあ、今のうちに行きましょう!」
「え?
は、はい!」
ティアナは戸惑いながらも2号と共にその場を離れようとする。
「あの、かこさん。
この近くに転生者の反応が見られたんです!」
「転生者の反応ですか?
わかりました、それではすぐに行きましょう!」
そう言って、2号はティアナと一緒に、転生者の反応が見られた場所へと向かった。
「この廃墟の中ですね」
「…みたいですね。
行きましょう!」
「はい!」
二人は転生者の反応が見られた廃墟へと入っていった。
中は静かで、周りは散らばっているのが目立つ。
すると、その先にボロボロの扉が見えた。
「この扉に転生者がいるみたいですね」
「はい。
では、行きます!」
その言葉と共に、ティアナは扉を蹴飛ばし、2号は転がり込むように部屋の中に入った。
「動かないでください!
…?」
扉の向こうの部屋は薄暗かった。
だが、その奥に一人の少女が泣きながらうずくまっているのが見えた。
皮肉にも、その少女から、転生者の反応が見られていた。