転生者を更正する警察集団   作:ガンダムラザーニャ

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残酷な人形と巨大ロボ

「おーい、いくらなんでも重すぎんだけどぉ?」

 

商店街の中、バンはへとへとになりながら、両手に本や食材、衣類が入った買い物袋を持って歩いていた。

 

「ダメです!

今日は一日中荷物持ちになってもらうんですから!」

 

「男に荷物持たせんなら俺だけじゃなくアストルフォもいるだろうが!」

 

「えぇボクが?

乙女にそんな荷物持たせるのはどうなのさ隊長?」

 

「チクショウ、こんな時に限って女面かよぉ」

 

アストルフォに断られてバンはがっかりする。

 

そもそもなぜこんなことになったのか。

 

それは朝食前に遡る。

 

 

 

「よぉーし、これで一丁上がりっと♪」

 

「やったぁ!

今日はピザトーストなんだね!」

 

バンが朝食を作って、出来上がった料理をアストルフォが喜んでいた。

 

「まぁな♪

おい、そう言えばかこはどうしたんだ?」

 

「かこ?

まだ寝てるじゃあないかな?」

 

「そぉかよ♪」

 

そう言ってバンはかこ部屋になっている書斎に向かう。

 

「おーいかこ、朝飯出来てんだけど起きてっか?」

 

ノックしても声どころか反応がなかったのでバンはドアを開ける。

 

「かこ、起きてんなら返事を・・・!?」

 

「ふぇ!?」

 

ドアを開けると、目の前にかこがいた。

 

着替え中で下着姿だった。

 

「いやぁぁぁぁぁっ!!」

 

「ぶはぁっ!?」

 

書斎にかこの悲鳴とバンの顔をぶつ音が炸裂した。

 

 

 

「だから、悪かったって・・・」

 

「ふん!

バン隊長なんて、もう知りません!」

 

左頬に小さい紅葉のような跡をさすりながらバンは謝るも、かこは中々許さない。

 

「じゃあかこ、隊長に何してくれたら許してくれるの?」

 

アストルフォの問いにかこはむくれながらバンの方を見る。

 

「・・・本当に、反省してるんですか?」

 

「あぁ、だから許してくれよぉ、なぁ?」

 

本気で申し訳なさそうに謝るバンに、かこは少し考える。

 

「・・・じゃあ、今日一日中荷物持ちしてください」

 

「はぁ?」

 

「だから、今日買い物しますので、荷物持ちするんです!

文句は言わせませんよ!」

 

「あぁ?

依りにもよって荷物持ちかよ!?」

 

「やらないなら、資料の整理もしませんから」

 

「・・・わぁーたよ」

 

 

 

 

 

という経緯があり、今に至る。

 

「さぁ、次はあそこの本屋に行きましょ!」

 

「隊長、ちゃんと着いてきてよね?」

 

「あいよー♪」

 

両手に荷物抱えながら小走りでバンはついて行く。

 

 

 

その時だった。

 

「ぎゃああああ!

なっ、何なんだよあの化け物は!?」

 

「逃げろ!

捕まったら殺されるぞ!!」

 

三人の前方から人々が逃げる。

 

「バン隊長、あれは一体・・・」

 

「なんだありゃあ?」

 

「何なんだろうねぇ?」

 

前方を見ると、三体ほどだが、猫か兎ような頭に下は洋服を来ている人形のような生き物だった。

 

しかも、その手にはノコギリや鉈、そしてミキサーのようなものが握られていて、夥しいほどの血がこびりついていた。

 

「・・・おいおい、こいつはパーティーとかそんなレベルじゃねぇぞ。

明らかに虐殺しにきてんじゃねぇか」

 

バンは荷物を下ろしながら言う。

 

そして、下ろした瞬間、猛スピードで人混みを避けながら生き物の下へと走る。

 

「バン隊長!?」

 

「かこ、ボクたちも行こう!」

 

二人もバンに着いていくように走る。

 

「ほぉあ!!」

 

「ええい!!」

 

「あらよっと!」

 

バンは手元から両端が杭になっている四節棍を取りだし、ノコギリを持った生き物のを胴体を横なぎに切り刻み、先端の杭を生き物の頭部に深く突き刺した。

 

かこはハタキに似た杖を手に持ち、杖の先端からビームを出して生き物のミキサーのような武器を内部から破壊し、生き物の体半分を消し飛ばした。

 

アストルフォは馬上槍を手に、鉈を持つ生き物の胴体に人ひとり入れるほどの風穴を開けるように貫通した。

 

三人はそれぞれ倒した生き物を見下ろす。

 

「こいつら一体何なんだ?」

 

「ちょっと待ってください。

今調べます」

 

かこはすぐにデータを調べる。

 

「・・・これ、ドリィというモンスターの特典です!」

 

「特典?

てことはこの近くに転生者がいるってこと!?」

 

「かこ、こいつらの反応を辿れるか?」

 

「はい、ですので今は私について来てください」

 

かこは探知機でドリィの特典の反応から転生者の反応を探るため、先頭を歩き、バンとアストルフォはついていく。

 

 

 

 

 

しばらく歩くと、商店街の隅に渦を見つける。

 

「・・・ここから反応が強く出てます」

 

「まさか別の世界を通ってきたってのか?」

 

「でもそれって、向こうの世界もやばいんじゃない?

さっきみたいなのが大暴れしてるとかさ」

 

「だとしたらさっさと行った方がよさそうだな。

お前ら行くぞ!」

 

「「了解!!」」

 

三人はVSチェンジャーとトリガーマシンを取り出す。

 

「「「ケーサツチェンジ!!」」」

 

『1号!』

 

『2号!』

 

『3号!』

 

『パトライズ!

ケーサツチェンジ!

パトレンジャー!』

 

「パトレン1号!」

 

「パトレン2号!」

 

「パトレン3号!」

 

「「「警察戦隊 パトレンジャー!!!」」」

 

「さーて、逮捕と行きますか!」

 

バンたちはパトレンジャーに変身し、渦の中に飛び込む。

 

 

 

 

 

 

 

三人が渦の中を通り抜けると、そこには学校、おそらくは高校の校舎の校庭だった。

 

だが、まるで待ち伏せていたかのように、大量のドリィが出現した。

 

「おいおい、特典の持ち主に会わせたくないからって随分な歓迎だな?」

 

「バン隊長!

感心してないで、早くこの場を何とかしましょうよ!」

 

「そうだよ、なんだかこのドリィたち様子がおかしいしさ!」

 

「そうだな・・・。

じゃあ行くぜ!!」

 

「「了解!」」

 

三人はVSチェンジャーとロッドモードに変形したメガホン型の武器パトメガボーを構え、ドリィたちを倒しながら突き進む。

 

突き進む中、校舎の窓から誰かが、三人を見るのを1号が気づいた。

 

一人の少女が見ていた。

 

まるで、何かに怯えるかのように。

 

だが、それに気づかれたのか少女はすぐに校舎の中を走っていった。

 

「おいかこ!

まさかとは思うけどな」

 

「はい、今私たちを見ていたあの子からドリィと同じ反応が見られます!

おそらく彼女がドリィの特典を持つ転生者です!」

 

「でもあの子、何か怯えてなかった?

なんかこう、自分のせいでボクたちが襲われてるような・・・」

 

「ってことは、あいつ、特典が暴走しちまってるってことじゃねえのか?

だとしたらまずいぜ!

あいつ、自力で特典を止めれる状況じゃねえぞ!」

 

1号はそう言うと二人を連れてドリィを倒しながら校舎へと入った。

 

「チッ!

校舎の中までついてくんのかよ!

邪魔すんじゃねぇ!」

 

「通してください!」

 

「ボクたちは君たちの持ち主に会いに行かなきゃいけないんだ!」

 

廊下を走りながら三人はドリィを倒す。

 

「この廊下の奥に、あの子がいるみたいだね」

 

「らしいな。

じゃあ行こうぜ!」

 

「待ってください!

誰かが来ます!」

 

よく見ると、インフィニット・ストラトスの世界でストフリの特典を奪った三人の怪盗集団、怪盗戦隊ルパンレンジャーだった。

 

「またか、儂らの偽物」

 

「おいおい、よりにもよってあんたらが来るのかよ」

 

黄色の怪盗が開口一番にそう言ったので1号が言い返す。

 

すると、赤の怪盗がまるで自分たちに興味なさげに廊下の奥に体を向ける。

 

「まぁいいや。

俺たちはこいつの特典を盗ませてもらう」

 

「させるもんか!」

 

赤の怪盗が今そこに向かおうとしたとき、3号がVSチェンジャーを向けて撃とうとした。

 

「邪魔をさせるか」

 

黄色の怪盗がそう言うと近くにいたドリィをマジックハンドで掴んで、3号へと投げた。

 

「ここから先に貴方達を進ませません!」

 

「それはこちらのセリフだ」

 

2号が投げられたドリィを撃ち落とすと同時にいつの間にか背後に隠れていた青の怪盗が剣を取り出し2号に不意打ちする。

 

「それじゃ、お先に」

 

青の怪盗の肩を踏み台に飛んだ赤の怪盗がそう言って転生者の下へと向かおうとした。

 

すると、1号は赤の怪盗の前に立ちパトメガボーを構え、赤の怪盗を迎え撃とうとする。

 

「てめぇらなんかに、あいつを懺悔させてたまるか!

あいつは好きでドリィを動かしているんじゃねぇぞ!」

 

「それで、勝手に記憶を消して、どこか知らない世界に送れと言うのか?」

 

1号は赤の怪盗とつばぜり合いになりながら、自分があの転生者の様子とドリィの様子から推測したことを言うが、赤の怪盗は自分たちパトレンジャーのやっていることを否定的に言い返した。

 

それに頭が来たのか1号は言い返した。

 

「逆に聞くが、転生者をただの人間にして、懺悔させるってのはどうなんだよ!

記憶があるまま特典を奪われ、無力感と罪悪感に押しつぶされて、破滅するかもしれないんだぞ!!」

 

「だったら記憶と特典を消して別の世界で普通の人間として生きるのは間違ってないだろ!!」

 

「あぁそうだな。

人間は誰だって間違って、人を傷つけることがある。

だけどな、人間ってのはな、そんな所があるから変わって、人を守れる存在になれるかもしれない」

 

「生きている限り、人間は何度でも変われる。

それがどんなに苦しくても、どんなに険しくても、、まだ生きていているなら幾らでも変われる」

 

赤の怪盗は一瞬だけ顔を伏せるもすぐに顔をあげてはっきりと1号に言う。

 

「あいつの顔は自ら変わりたいと願っている。

だったら、俺達はあいつを苦しめる特典を盗んでやる。

それが怪盗だ!」

 

その言葉に1号は驚く。

 

今目の前にいるこの怪盗は本気でそう言ってるのだ。

 

敵じゃなかったら尊敬していたのかもしれないと、1号は思った。

 

だが、自分たちは警察で相手は怪盗、相まみえることのない存在だ。

 

だから、1号は警察として、パトレンジャーとしての意地を見せる。

 

「確かにそうかもしれねぇな。

あんたの言う事も一理あるって思っちまうよ。

けどな、もうこれ以上あいつを苦しませる訳にはいかない!

だからあいつを俺達は更生させる!

それが俺達警察の仕事だ!」

 

「そうかよっと、だけどなこっちは引くつもりは元からないけどな」

 

赤の怪盗がそう言うと、1号から距離を取り1号の後ろにいたドリィを撃ち、同時に走った。

 

「どうやっても、、あんたらは引く気はねぇんだな?」

 

1号は近いに来たドリィをパトメガボーで殴り倒し、赤の怪盗の近くにいたドリィを撃ち抜き、それと同時に走る。

 

だが、赤の怪盗が掃除機を持ったドリィに気を取られ1号を追いかけれる状況ではなかった。

 

「・・・悪いな、今回は俺たちが更生させてもらうぜ」

 

1号は赤の怪盗に聞こえるかどうかわからないほどの声でそう言うと転生者の下へと走った。

 

 

 

転生者は、争っている間に廊下の奥の階段を上り屋上へと来ていた。

 

「・・・私は、どうしたら良いの?」

 

もはや精神的に参っている。

 

それもそのはず、突然特典が暴走して人々を襲いだしたのだから。

 

最初は男に襲われそうになったときに特典が発動したのに、なぜかドリィが言う事聞かず男だけじゃなく周りの人を襲い始めた。

 

自分が特典を使ったせいで皆が傷ついた。

 

その罪悪感が転生者を苦しめていた。

 

そんなときに、うわさで聞くルパンレンジャーが現れ、自分に転生と苦しみを盗むと予告した。

 

転生者は喜ぶがそれもつかの間、ドリィが転生者を捕まえ学校に連れて行ったからだ。

 

転生者はドリィの手から逃げるように校舎を走った。

 

途中、、校庭でルパンレンジャーとは別の集団(転生者視点)がドリィに襲われているのを見て、また自分のせいで人が襲われてると思い再び走った。

 

結局、自分には希望も何もないのかと絶望してしまった。

 

「皆と、一緒にいたいよぉ・・・」

 

転生者は屋上の柵にもたれながら嘆いた。

 

自分はただ友達といたかったのに、この世界で平和に暮らしたいと願っただけなのにと。

 

その時だった。

 

「・・・やっと見つけたぜ」

 

1号が屋上へとやってきた。

 

手には手錠が握られている。

 

「い、いや!

来ないで、来ないでよぉ!」

 

転生者はその様子を見て恐怖してしまう。

 

1号は、転生者の様子を見てか足を止める。

 

「お前、やっぱり暴走、しちまったんだな。

見る限りじゃあお前の心情はわかる。

・・・辛かったんだなってな。

だから、お前はもうこの世界にはいられないが、俺がお前から特典と記憶を消してやる」

 

「・・・どうしても、この世界にいられないの?

ここで友達もできたのに?」

 

そんな言葉を聞いて1号は仮面の下で血が滲むほど唇を強く噛む。

 

「・・・あぁ、暴走したとはいえお前は多くの人を傷つけた。

だから、お前は別の世界で、全うに生きて欲しんだよ」

 

「そうですか。

そうするしか、ないんですね」

 

「そうだ、だがその代わりもう特典も持たない、ただの人間になれるんだ。

だからな、強く生きてくれ!」

 

下を向いて震えながら涙する転生者に1号は近づき、頭を撫でながらそう告げた。

 

「・・・はい!」

 

転生者は下を向きながらだが力強く言った。

 

その言葉を聞いた1号は何も言わず、転生者の手に手錠を嵌める。

 

すると、転生者の体が光りの粒子になり空へと舞い上がる。

 

「・・・あばよ。

来世は、幸せにな・・・」

 

上空を見上げながら手向けにするように1号が言う。

 

 

 

 

ドリィの転生者はこの世界からいなくなった。

 

それを確認した途端、地面が激しく揺れた。

 

「こ、今度はなんだ!?」

 

1号は床に伏せながら叫ぶ。

 

すると、街に巨大なドリィが、校舎や町中にいるだろうドリィを吸収しながら出現した。

 

「どういうことだ!?

転生者は更生したぞ!?」

 

2号から通信が入る。

 

『バン隊長、大変です!

全てのドリィが一か所に集まってます!

どうやら転生者が今世界にいなくなったことでより一層暴走したようです!』

 

「となると、マシンを使うぞ!」

 

『『了解!』』

 

1号は2号と3号に指示した後、VSチェンジャーを回転させてトリガーを押した。

 

『位置について、ヨーイ!

走れ、走れ、走れ!

轟音、爆走!』

 

VSチェンジャーのトリガーマシンが巨大化し1号はそれに乗り込み、巨大ドリィの下へと走る。

 

その途中で、二人の乗ったトリガーマシンと合流した。

 

そんな時に長官から通信が入った。

 

「長官!?」

 

『お忙しいところ、すみません。

今回は君たちの現場で何かが向かうのを確認できたのですが』

 

「何かが向かってる、だぁ!?」

 

『隊長、見てアレ!』

 

「あぁ!?

なんだあれは!?」

 

三人は空を見上げると、小さいマシンが下りてきた。

 

1号はすかさずそれを拾うとマシンがしゃべる。

 

『よぉ、あんたらがパトレンジャーか!?』

 

「うお、マシンがしゃべりやがった!!」

 

『どうなってんの!?』

 

『まさか付喪神ですか!?』

 

『おいおい、俺はそんなオカルトなもんじゃねぇぜ!

俺の名はグッドストライカーってんだ、よろしくな!

今回はお前たちに手を貸してやるよ!

俺をその銃ででかくして、ケイサツガッタイムってやってくれ!』

 

「へ、だったらちょうどいいぜ!

かこ、アストルフォ、行くぜ!!」

 

『『了解!!』』

 

『グッドストライカー!

発射準備用意、ゴー!』

 

1号はVSチェンジャーでグッドストライカーを巨大化させる。

 

「「「ケイサツガッタイム!」」」

 

三人がそのように叫ぶと、三つのトリガーマシンがグッドストライカーに引き寄せられるように宙に浮かび。変形する。

 

3号のトリガーマシンは警棒を持った右腕に、2号のトリガーマシンは銃を持った左腕に、そして1号のトリガーマシンはトリガーマシンは頭部と胸部になってグッドストライカーに合体し、巨大ロボになる。

 

そして、三つのコクピットが一つに集約され、1号のコクピットの先端から人形が飛び出した。

 

『どうだ、気に入ったか!』

 

「な、なんかすごいことになってます!」

 

「なにこれ合体ロボになっちゃったよ!?」

 

「こいつはすげぇな」

 

『へっへぇ、どうだ!

この時の俺の姿は「パトカイザー」って呼んでくれよ!』

 

「何でもいい!

サンキューだぜ!」

 

1号はそう叫んでレバーを動かすと二人もそれに合わせるように操作する。

 

パトカイザーは巨大ドリィに目掛けて走り、右腕の警棒で頭部を殴る。

 

巨大ドリィは大きく怯むが手に持っていたチェーンソーで切り刻もうとするが、銃の光線で腕ごと破壊される。

 

「これでとどめだぁ!!」

 

パトカイザーはスラスターを勢いよく吹かし、一気に巨大ドリィとの距離を詰め勢いに乗せる形で警棒を巨大ドリィの頭部を殴った。

 

すると、巨大ドリィは左右に真っ二つになり爆散した。

 

 

 

 

『今日は楽しかったぜ、野郎ども!

また気が向いたら手ぇ貸してやるよ!』

 

「おいおい、もうどっか行っちまうのかよ!?」

 

「良いじゃん!

その時はそれで巨大な敵とも戦えるからさ!」

 

「はい、私もそう思います!」

 

「そうだなぁ」

 

三人は手平サイズになり空高く飛ぶグッドストライカーを見ながらそう言った。

 

「まぁ、転生者の方は湿っぽくなっちまったが、これで事件解決だな♪」

 

「うん、そうだね!」

 

「そうですね、これでまた荷物持ちの続きができますね」

 

「えっ!?

やべぇ、すっかり忘れてた!!」

 

バンたちはすぐに元の世界に戻り、買い物に走った。

 

後日、それが原因でバンの両腕が筋肉痛になってしばらくは料理がまともに作れない状態になったとかそうでもなかったとか。

 

 

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