転生者を更正する警察集団   作:ガンダムラザーニャ

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今回はいりごま塩さんからのリクエストのトリガーマシンを書かせていただきます。

あと、少し文章がおかしくなっているかもしてませんがそのあたりはご了承ください。


魂に刻まれた因縁に決着を

石板の光が治まり、現実へと引き戻される。

 

同時に体から矢じりのような靄が出てきたと思ったら消滅し、気分も晴れやかになる。

 

体感的には長かったが、現実ではほんの一瞬だった。

 

手には石板が握られていて、心に迷いがない。

 

もう何も怖くない、皆がいるのだから。

 

「…!」

 

アストルフォはすかさず石板をVSチェンジャーに押し付けた。

 

すると、石板が光を放ち、形を変えていく。

 

光がなくなると、石板は3頭の馬がつながった桜色の光沢を放つチャリオット型のトリガーマシンへと変わった。

 

「石板が、トリガーマシンに変わった…!」

 

「…何だか知らないが、くらえ!!」

 

真向は皆が光の影響で呆然としている隙を突いて、アストルフォに攻撃を仕掛けようとかぎ爪にして襲い掛かる。

 

アストルフォはそれを一瞥すると体を少しずらして攻撃をかわした。

 

「アストルフォ!」

 

「ごめん、皆!

ボクはもう大丈夫だよ!

何せ、君たちという頼れる大切な仲間が一緒にいてくれるからね!」

 

アストルフォはかつての明るさを取り戻し、勇敢ながらもどこか気高い決意を秘めた目でバンたちに言った。

 

「ふん、その様を見ると、少しは頭を冷やせたようだな」

 

シルバーが半ば茶化すようにアストルフォに言った。

 

アストルフォはそれに頷き、真向をにらみつけた。

 

「…そういえば、君あの時はよくも爺やを殺して化けてくれたね。

両親を殺して、財産を奪ってさ。

多分だけど、そこのサソードに毒を作ってもらって、それからボクを殺すときに、ナイフを持ってる彼がとどめを刺したんだろ?」

 

「よく気づいたな。

しかし、だからどうしたというのだ?

我々ギャングラー暗殺部隊の資金調達のため、平和主義だった貴様らを始末したまでだ」

 

「そうだと思ったよ。

…隊長、皆、彼はボクが引き受けるから、二人は君たちに任せても良い?」

 

「あぁ…!」

 

「…チャリオットチェンジ」

 

『チャリオット!

パトライズ!

チャリオットチェンジ!

チャリオッツパトレンジャー!!』

 

アストルフォはVSチェンジャーにトリガーマシンチャリオットを取り付けて変身した。

 

するとアストルフォはパトレン3号に変わって、その上から馬の頭や蹄、チャリオットの車輪などが全身を覆い、鎧に変化し、右手には蹄と車輪の模様が入ったレイピアが握られている。

 

1号も、サイレンストライカーで変身する。

 

「グレイトパトレン1号!」

 

「パトレン2号!」

 

「チャリオッツパトレン3号!」

 

「パトレンX!」

 

「ボウケンシルバー!」

 

「え?

えーと、白式!」

 

『警察戦隊 パトレンジャー!!』

 

「過去の因縁に決着をつけるため、実力を行使する!!」

 

「ふっ、上等だ!

やってみろこの男の娘めが!!」

 

すると、先ほど距離があったのにも関わらず自身の目の前に3号が来ていたのだ。

 

微塵も近づくそぶりも挙動もなかった。

 

それ故に反応ができなかった。

 

「…は?」

 

「はぁああああああ!!!」

 

3号の繰り出すレイピアを使った連続の突きは、真向には大量の刃が突き刺してくると錯覚を覚えた。

 

元々変身能力に特化していたとはいえ、真向にはそれに対応できるほどの力はない。

 

「な、なんだこの速さは!?」

 

「チャリオットだからね。

馬と車輪で移動する戦車だから速いのさ!!」

 

真向は両腕を盾に変化させて防御するが、あまりの高速の連続突きに弾かれ体にもろに喰らってしまい吹き飛ばされる。

 

「ぐぁ、これほどとは!」

 

3号は真向が飛んだ先に高速移動し、いくつかの分身を高速移動で作り飛んできたと同時にレイピアで連続突きを食らわせる。

 

分身との同時攻撃なので放たれる突きの攻撃は倍以上となり、真向の体を突き刺していく。

 

「ぐあっは!!」

 

「よし…!

…?」

 

攻撃が決まったと同時にVSチェンジャーが光だして、青いブロワー車型のトリガーマシンが出現した。

 

3号は躊躇いもなくそれを構えた。

 

「これで、とどめだ!!」

 

『トルネード!

パトライズ!

警察ブースト!!』

 

青いブロワー車のトリガーマシン、トリガーマシントルネードをVSチェンジャーに装着して操作することで、左腕に送風機型の籠手が装着される。

 

3号は左腕を突きだして強烈な風を巻き起こし、真向を壁に叩き付けて動けなくする。

 

「喰らえ、チャリオッツトルネード突進法!!」

 

足元の車輪を走らせて風の中に入り込み、風と車輪の力を使って体を回転させてエネルギーが籠っているレイピアで真向を貫いた。

 

「ぐおああああ!!」

 

「…オルヴォワール!(さようなら)」

 

真向は血を吹き出してそのまま倒れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、1号とパトレンXと狩矢が戦っていた。

 

「うおりゃああ!!」

 

1号は両肩のレバーを引いてとんでもない身のこなしで動いている狩矢を攻撃する。

 

「くっ、強いな。

だが、スピードは俺の方が上だ…!」

 

「へっ、させるかよ!」

 

「何…!」

 

パトレンXが狩矢の前に立ち、攻撃を仕掛ける。

 

「スピードはすごいかもしれないが、待ち伏せされることは予測できてねぇみたいだな!!」

 

「ちっ!」

 

狩矢は短剣でパトレンXに攻撃を仕掛ける。

 

「おっと!

ナイフとか短剣とか使うやつは警察時代で戦ってるんだ、よ!!」

 

パトレンXは短剣を握る手を掴んで捻り、短剣を落とさせる。

 

そしてそのまま足を蹴って体制を崩させる。

 

「残念だが、短剣は一本ではない!」

 

「うおっ!?」

 

狩矢は態勢を崩したまま懐から短剣を取り出して1号に目掛けて投げつけるがサイレンストライカーの鎧で弾かれる。

 

「くっ、あいつの仲間だから貴族かとは思ったが、そうでもないのか」

 

「貴族だと…?

そういえばアストルフォは自分のこと貴族の末裔とか言ってたことがあったか。

…お前のその短剣、相手が貴族とかその手の類のやつだったら例えどんな装備してても必ず殺せる特典か?」

 

「だが、貴族ではないとわかったからって、何もできないというわけではない。

このままメッタ刺しにしてくれる…!?」

 

狩矢は懐に手を入れてさらに短剣を出そうとするが、急に体が重くなり動けなくなる。

 

1号が重力を操作したのだ。

 

「こ、これは…!」

 

「生憎と、これ以上やられても厄介なんでな、とどめを刺させてもらうぜ!

亀山さん!!」

 

『一手 二手 三手 十手!

一騎当千!

イチゲキエックスストライク!!』

 

『行けよ、エクセレントエックス!!」

 

1号が重力操作で押さえてる間にパトレンXがエネルギーを溜めて強烈な突きを浴びせる。

 

それにより狩矢は声を上げる間もなく壁に叩き付けれて倒れた。

 

 

 

一方その頃、2号と一夏、シルバーは上場身が変身したサソードと戦っていた。

 

一夏は刀でサソードとつばぜり合いになる。

 

「ぐぅ…!」

 

「ははぁ!

どうした世界で唯一の男性操縦者さんよ!!」

 

サソードの力に一夏が押されていた。

 

ISの、それも専用機からのパワーアシストで補っているとはいえ実力がありすぎたのだ。

 

サソードは装甲の触手で一夏に追い打ちをかけようとするが2号とシルバーが撃ち抜いていく。

 

「大丈夫ですか?」

 

「あ、あぁ!」

 

「油断するなよ、こいつはできるからな」

 

「ヒヒ…、幼い女に男が二人か。

普段は幼い女とか襲う趣味ねぇけど、今回は特別だな」

 

「…っ!?」

 

「な、なんだよこいつ。

何言ってんだよ…!?」

 

「こいつ、他の二人以上に危険だな」

 

サソードの放つ異常な何かにゾッとする三人。

 

「そう悪く言うなよ。

俺は生前医者やってたんだけどよ、それで身体を調べていくうちに俺の中で目覚めてよぉ」

 

サソードは刀のサソリを操作すると、全身の装甲が脱皮すりようにせり上がる。

 

「…人の体をしゃぶりつくして穢して犯すのって結構興奮するんだよ!!

キャストオフ!!」

 

『CAST OFF!!

CHANGE SCORPION!!』

 

サソードの装甲が弾け飛び、ライダーフォームへと切り替わる。

 

「さてと、さっさとその目障りな機材とか服を引き剥がして、お前らの体を味あわせてくれよ…!」

 

「…っ!」

 

「こ、こいつ…!」

 

「…」

 

「ひゃっほーい!!」

 

興奮してテンションが上がったのか刀を振り回しながら三人に襲い掛かる。

 

三人はサソードの攻撃を避け、態勢を立て直す。

 

「おいおい、避けんなよ。

あぁ、めんどくせぇな!」

 

サソードは手から透明な液体を出してナイフに変えて飛ばした。

 

あまりの速度に反応できずに2号の腕を掠った。

 

「ぐっ、うぅあ…!」

 

「かこ!!」

 

「これは、毒か…!」

 

2号はかすり傷を負った腕を押さえながら倒れ込み苦悶する。

 

「あぁそうさ。

俺はサソードの特典もそうだがありとあらゆる毒を操る特典を持ってるんだよ。

それでそこの幼女に打ったのは致死性の猛毒だ!

あと数分もすれば死ぬだろうな?」

 

「「っ!?」」

 

二人は驚愕する。

 

だが、2号は苦しみながらもvsチェンジャーを握っていた。

 

「はぁはぁ、そうですか。

数分、ですか…」

 

「お、おい、諦めるなよ!

こんなところで死んだら…」

 

「一夏さん。

私には、回復系の特典とこのトリガーマシンがあります…。

だから、心配しないで、ください…!」

 

そう言って2号が取り出したのはトリガーマシンレスキューだった。

 

「…どうやらあてはあるみたいだな。

おい、こいつが毒の対処しているうちに、俺たちはあいつを倒すぞ!」

 

「…っ!

わかったよ…」

 

一夏は心配そうに2号を見てからシルバーと一緒にサソードに攻撃を仕掛けに行く。

 

その間に2号はトリガーマシンレスキューをVSチェンジャーに取り付けた。

 

『レスキュー!

パトライズ!

警察ブースト!!』

 

すると、2号の右腕に心電図や様々な情報が載っている特殊な装置の付いた籠手が取り付けられ、その手を傷口に当てた。

 

その間に二人がサソードと戦っていた。

 

サソリの刀の他にも透明な液体の猛毒でできたナイフで攻撃してくるためほとんど防戦一方だったが。

 

一夏はISに乗っているため絶対防御やシールドエネルギーが働くのだがIS以外の生身の部分が当たったらどうなるのかわからなった。

 

それ故にむやみに手出しができなくなっている。

 

だが、そんなときに2号が立ち上がってサソードのナイフを弾いた。

 

「…何!?」

 

「かこ、毒はもういいのか!?」

 

「大丈夫です、これで解析して抗体を作りましたから」

 

「なるほど、一度その抗体を作ってしまえばもうその毒は効かないってか」

 

「はい!

ですので、あなたたちにも抗体のワクチンを打っておきましね!」

 

そう言って2号は右腕で二人に触れたと同時に二人の体が光出した。

 

それを見たサソードは怒りのあまり歯噛みする。

 

なぜなら自分が使った毒は本当に致死性の猛毒で、体内に入ると数分間立ってもいられなくなるほどの苦痛の末に死ぬのだ。

 

それなのに平然と立ち上がってピンピンしているのだ。

 

しかも二人にも抗体が作られたためにもう毒が効かなくなっている。

 

「てめぇ、何勝手にピンピンしてんだよ!!

一々毒変えんの面倒だろうが!」

 

『CLOCK UP!!』

 

サソードは超高速移動で接近する、それは人間が認識できないほどの速さで。

 

「ライダースラッシュ!」

 

『RIDER SLASH!!』

 

サソードは刀を操作して、毒が垂れる刃でシルバーを切り裂こうとする。

 

「ふんっ!」

 

「ぐあっ!?」

 

当たる寸前、シルバーがロッドモードにしていた自分の武器でサソードの体を突き刺した。

 

それと同時に超高速移動も解除される。

 

「な、ぜ…?」

 

「俺様のサガスナイパーで探知したのさ。

まあ、少しでも見逃してたらやられていたかもな」

 

血を吹き出している体の傷口を押さえながら後ずさりするサソード。

 

「こ、こうなったら…!」

 

サソードは頭部の尻尾を振り回そうとするが2号に撃ち抜かれて先端の針が粉々に砕けてしまう。

 

「一夏さん、とどめを!」

 

「あぁ、わかったぜ!

零落白夜!!」

 

一夏は刀を展開してサソードを切り裂こうとする。

 

サソードは先ほど飛び散った装甲を元に戻して防御しようとするが、装甲が割れてしまう。

 

装甲のおかげで体が斬られることはなかったがその衝撃と先ほどの傷の痛みから倒れ込む。

 

これにより、三人のギャングラーの暗殺者が倒れたのだ。

 

 

 

 

三人をアストルフォが全員更生し、間もなく特異点となっていた屋敷が崩壊しようとしていた。

 

脱出する直前、アストルフォは皆に謝った。

 

錯乱していたとはいえ飛び降りたこと、励まそうとしてくれたのに気持ちの余裕がなくて心にもないひどいことを言ったこと、それらをひっくるめて。

 

それに対してバンとかこもちゃんと気づいてやれなかったことを謝った。

 

これからは互いがちゃんと支えあえるように頑張ろうと話し合った。

 

それから映士は改めてアストルフォにパトレンジャーをやってる理由を聞いた。

 

そしたらアストルフォは笑顔でこう言った。

 

「ボクは、人間が大好きなんだ!

だから、人が転生者に襲われているところを放ってはおけないから戦っているんだ!」

 

映士はそれを聞いて、そうかと答えた。

 

それと同時に映士の体が光りだして、赤いダンプカーのようなトリガーマシンが出てきた。

 

何でも自分の親友が使っていたビークルに似ているとのことだった。

 

そして最後に別れを告げて、特異点崩壊する寸前に脱出し、無事一夏を学園に送り届けることができた。

 

 

 




チャリオッツパトレン3号ですけど、見た目はジョジョのシルバーチャリオッツとファイズのホースオルフェノクを掛け合わせたピンクバージョンです。

足の装備は足の両側面に小さいチャリオットの車輪のようなものがついてます。
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