転校生はヒーロー女子   作:武市はんぺーた

1 / 2
1-Aの担任、相澤はある女子生徒とその保護者らしき人物と話している。
だがその生徒は真新しい制服を着ている。

1-Aに転校生がやって来る…


雨と転校生と執事と

外はいつもと変わらず雨が降っている。今は梅雨、空はどんよりしていて湿度も高い。

そんないつもと変わらない朝でもひとつだけ違うところがある。

1-Aの教室でざわめきが起きていることだ。

とは言っても、騒いでるのはこの2人。

峰田と上鳴である。

「おい、その話本当かよ!」

「しかも女子だろ!」

峰田と上鳴が興奮ぎみに言う。

芦戸が、「本当だって、さっきから転校生が来るって言ってるじゃん」と、説明する。

そう、今日この1-Aに転校生が来るのだ。最初にこの話をし出したのは芦戸で、葉隠と耳郎と話していたらこの男子2人が首を突っ込んできたのである。

ちょうどそこへ、緑谷と麗日が話をしながら教室へ入ってきた。

「おーい緑谷、転校生が来るってよ。しかも女子。」と、上鳴が声をかける。

え!それ本当!?と、緑谷も食いつく。

「なにそれ!詳しく教えて!」

「麗日も結構食いついてる」

耳郎がボソっとつぶやく。

なんでも芦戸によると、朝、職員室の前を通りかかった時に、この話を先生たちがしているのを聞いたのだという。

姿はしっかりとは見えなかったが、服装や髪型から女子と判断した。

 

その後、生徒たちが入ってきて全ての席が埋まって程なくして担任の相澤もはいってきた。

そして「今日は大事な話がある。入ってこい」と、ベタなセリフを言うと、扉がひらいた。

皆の期待が高まる中、今回の主人公である転校生がはいってくる。

 

その時、その女子の顔を見て耳郎と常闇がハッとする。

入ってきた女子が相澤の指示どうり自己紹介をする。

「はじめまして、機身 成央と言います。これからよろしくお願いします!」

そう言うと彼女は、こちらに気づいていた2人に気づく。

「あれ?響香と踏陰じゃん、奇遇だね〜」

「転校生って成央かよ」と、耳郎は言ってしまう。

それからは「知り合い?」「え、なになに!」と、クラス全体が騒がしくなる。

だがそれも相澤の鶴の一声ですぐにしずかになったのだが。

 

「まさか響香と踏影が‘雄英,にいるなんておもわなかったよ」

ここで緑谷が気になっていたことを聞く。

「あのー、どういうご関係で?」

「私と響香は中学校の同級生で、踏陰とはいとこだよ」

「え!?常闇といとこ!?」

そう驚きながら言ったのは上鳴。

「なんかおかしい?」

「いや’‘いとこ,,だから,てっきり個性も“黒影,,かと…」

「だーくしゃどう?あぁシャドウね」

その時、機身の背中から見たことのある黒い影がでてくる。でがその影は見たことのあるものとは少し違っていた。

顔は鳥というよりトカゲやワニに近く、体の色も少し青みがかっていた。しかも何故か首に蝶ネクタイのような模様がある。

「私はお嬢様のボディーガード兼、執事をさせていただいております、シャドウと申します」

シャドウが自己紹介したところでまた騒がしくなる。

「黒影の執事だ〜」

「蝶ネクタイ付けてる…」

「鋭い歯ね。シャドウちゃんはお肉を食べるのかしら?」

「肉食系女子ってエロくね」

「うるせぇェェ!!だまれモブども!」

爆豪が鬼の形相で叫んだ。

 

 

「あ、機身、お前午後、戦闘訓練やるから運動場βにこいよ」

そう相澤に昼休み言われたため運動場βへ向かっている。

どんな訓練するんだろう? そんなことを考えながら成央は歩いていた。




ヒロアカのオリジナル小説で、あれ?主人公が女子のやつ少ないなぁ…と、思ったので今回書かせていただきました。

ちなみに転校生してきたのはUSJ襲撃後、体育祭前ぐらいです。

不定期更新ですが次回も見ていただけると幸いです。


感想、誤字脱字の報告、お待ちしています。


次回からはもう少し長く書きます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。