ISMD ~ムーンデュエラーズ~   作:バイル77

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第6話「抗えぬ姫君」

フー=ルーとジュア=ム達の襲撃から数時間後

 

IS学園 学生寮

 

統夜自室

 

 

「あいつらは【フューリー】って言うの、統夜君?」

 

「あぁ、あの時、サイトロンから情報が流れ込んできたんだ。間違いないと思う」

 

 

制服姿に着替えた統夜、簪、刀奈の3人は、統夜と簪の部屋で先の襲撃の件を話し合っていた。

クラス対抗戦は襲撃事件のせいで中止となり、生徒たちは自室待機を命じられていた。

そして先の襲撃の際に現れた男性搭乗者、一夏が戦った【ジュア=ム・ダルービ】とその他数名については余計な混乱を防ぐために緘口令が敷かれていた。

 

グランティードに取り込まれていた刀奈は、以前の簪の様に精密検査を受けたが特に身体への影響は見つからなかった。

 

 

「グランティードって本当に……謎が多い機体ね」

 

「うん。私のベルゼバインよりも洗練されたオルゴン兵装を使えるし、何より機体と人間が融合するなんてことが可能。それにあのフー=ルーって女の人は、グランティードを狙っていたみたいだけど……」

 

「……父さんが、いてくれれば」

 

 

ぽそりと統夜が言う。

 

 

(……あの時、俺は父さんの記憶を見た。グランティードから流れ込んできたのは父さんの記憶。それに影響されたのか、口調も変わってたみたいだけど……)

 

 

フー=ルーがラースエイレムを起動させた瞬間、統夜には父であるセルドア・紫雲の記憶が流れ込んできていた。

断片的なものであったが、父であるセルドアはグランティードを駆り、先のフー=ルーが搭乗していた機体【ラフトクランズ】や従士達の機体である【リュンピー】等を率いて最前線で、同様の機体たちと戦っていたようだ。

 

自分の父親に対する謎が深まり、統夜の顔が曇る。

それに気づいた簪が、何かに気づいたように言う。

 

 

「ねぇ、お姉ちゃん」

 

「何かしら?」

 

「お父様の機体の名前【ラフトクランズ・クロウディア】って言ってたよね?」

 

「襲撃犯の主犯である2人が乗っていた機体と同じね。偶然の一致とは思えないわ」

 

「お父様なら、何か、グランティードやフューリーについて知ってるんじゃないかな……?」

 

「……私もそう思って、すでに何度か連絡を付けようとしてるんだけどね、繋がらないのよ」

 

 

刀奈が肩をすくめながら簪に言う。

 

 

「ISのコアネットワークを使った通信も届かないのよ。向こうが遮断しているか、相当離れた場所にいるかのどちらかだと思うけど」

 

「相当離れた場所って?」

 

「そうね、例えば……宇宙とか」

 

 

冗談のように、刀奈が言った。

 

――――――――――――――

???

 

 

「……地球は、どうなっているのでしょう」

 

 

玉座に座った1人の少女――シャナ=ミアはもの鬱気な表情で、空中に表示されているディスプレイに映る地球を見て呟く。

きらきらと綺麗な翡翠色の粒子が彼女の周りに集まり、それは幻想的にも見えた。

だが、すぐにそれは消えることになる。

 

いつのまにか、玉座の背後に片膝を付き礼をしている長髪の男性がいたからだ。

その男性は簪と刀奈の父親である、更識蔵人であった。

彼が身にまとっているのは、統夜の父、セルドア・紫雲が身に着けていた服装とよく似た白を基調とした制服であった。彼が身に着けていたものよりは装飾は少ないデザインだ。

 

 

「禁士団、副長ク=ロウド・サーシュ……久しぶりですね」

 

 

シャナ=ミアは微笑みながらそう告げる。

 

 

「ガウ=ラ・フューリアへ帰還したのは約10年ぶりです。シャナ=ミア様もお変わらずのようで何よりです」

 

 

蔵人、いやク=ロウドが顔を上げ、立ち上がる。

 

 

「本日はシャナ=ミア様に地球侵攻作戦の件でお伺いしたいことがあり、はせ参じました」

 

 

ク=ロウドの口からその言葉が出ると、シャナ=ミアの顔は再び暗く、曇っていく。

 

 

「同化計画は、確かに進行しておりました。私の娘2人やエ=セルダ・シューンの息子。フューリーと地球人は種としての差はほとんどありません。融和も十分可能なはずっ、何故なのですか、何故、地球侵攻を容認してしまったのですか……っ!」

 

 

絞り出すような訴えの声。

それにシャナ=ミアは返答する。

 

 

「貴方も知っている通り、今の私たち、フューリーには2つの派閥が存在しているのです」

 

「シャナ=ミア様やエ=セルダ、私の様な【融和派】と……」

 

「そう、総代騎士であるグ=ランドンとフューリア聖騎士団を中心とした【純血派】。数としては純血派のほうが多く、彼らはフューリーこそ至高の種族と考えています」

 

 

シャナ=ミアはディスプレイに映る地球を見て、一度切った後続ける。

 

 

「同化計画によって生まれた貴方の娘やトウ=ヤ、いえ、紫雲統夜は確かに種族の懸け橋になる存在。ですが彼らにはサイトロン・コントロール・システムの適性が存在していました。それが純血派を、グ=ランドンを武力行使へと焚きつけてしまったのです。エ=セルダがグランティードを奪取したのはそれに気づいていたからでしょう」

 

「……っ、過去の敗戦でそこまで落ちたか、グ=ランドン……っ!」

 

「今やフューリーの実権はグ=ランドンが握っているといっても過言ではありません。私には彼らを止めることができなかった。先帝である父上の様に、もっとできることがあったはずなのに……」

 

 

シャナ=ミアが顔を伏せる。

 

 

「……純血派の行動は許容しがたいことですが、シャナ=ミア様の真意を知ることができ、一禁士として幸いです」

 

 

ク=ロウドはそう彼女に告げた。

そしてシャナ=ミアは意を決したように顔を上げた。

 

 

「……ク=ロウド、私をここから連れ出してください」

 

「っ、何を言われるのですかっ!?」

 

 

 

彼女は現在目覚めているフューリーの中でも最も重要な位置にいる人間だ。

そんな彼女の突然の発言に、ク=ロウドは狼狽えた。

 

 

「地球に存在する組織、国連にフューリーの事実をすべて打ち明けるのです、侵攻作戦が初期段階の今ならまだ間に合うはず……っ!」

 

「ですが、それは同化計画の最終段階では……っ!」

 

「地球との関係が悪化する前に、動かなければならないのです……っ!」

 

 

シャナ=ミアの懇願にク=ロウドは、思考をめぐらす。

 

 

(シャナ=ミア様の考えも悪手ではない。更識としての権限を使えば国連にも働きかけができる。幸いグランティード奪還を除く侵攻作戦はすべてラースエイレムを使用して行われている。まだ他国にも我等の存在は感知されていない……それにシャナ=ミア様と神竜(・・)を連れ出すことができれば、グランティードは完全な力を開放することができる)

 

 

そして意を決したように頷く。

 

 

「……承知しました。全力をもってシャナ=ミア様を……っ!?」

 

 

背筋を奔った悪寒。

咄嗟にIS【ラフトクランズ・クロウディア】を展開し、腕部サーベルで背後から迫っていた凶刃を防ぐ。

甲高い金属音が響き、火花が迸る。

 

 

『仕損じたか……っ!』

 

 

黒のラフトクランズ――【ラフトクランズ・カロクアラ】に搭乗しているカロ=ランが忌々し気に呟き離れる。

 

 

『貴様は……カロ=ランッ!シャナ=ミア様の御前で何たる無礼なっ!』

 

『無礼なのは貴様よ、禁士団副長、ク=ロウド・サーシュ。禁士長と同じく貴様も我らを裏切り、まさか皇女殿下を誘拐しようとするとはな……っ!』

 

 

カロ=ランの表情が歪む。

まるで嘲笑しているかのように。

 

 

『何をっ……っ、貴様、まさかっ!』

 

 

激高しかけたク=ロウドだが、すぐにカロ=ランの狙いに気づいた。

 

先の不意打ちもラースエイレムを使用した時間停止の一撃でない理由。

それはク=ロウドに防御させる為の布石。

ISを展開させることで言い逃れの出来ない状況を作り出すのが目的であったのだ。

 

相手は諜士長であるカロ=ラン。

実権を握っているのは騎士団のグ=ランドン。

彼らにとって融和派の自分は目障りな存在なのだろう。

そしてシャナ=ミアが何を言っても握りつぶされてしまうだろう。

 

 

『ご安心ください、皇女殿下。不肖ながらこのカロ=ラン、皇女殿下の御身を第一に考えております故』

 

『ク=ロウド……っ!』

 

『ちぃっ、申し訳ありません、シャナ=ミア様っ!』

 

 

ラフトクランズ・クロウディアはオルゴン・クラウドを展開して翡翠のフィールドに包まれる。

次の瞬間、機体がフィールドごと消失した。

これはオルゴン・クラウドの機能の一つ、空間跳躍だ。

 

 

『……ガウ=ラ・フューリアの転送区画まで跳んだか。流石は禁士団副長、だがオルゴンエナジーの反応は捉えているっ!』

 

 

同様にオルゴンクラウドを展開したカロ=ランのラフトクランズが消失した。

 

――――――――――――――

 

ガウ=ラ・フューリア転送区画

 

 

『ちぃっ、何とか跳べたか……っ!』

 

 

オルゴンクラウドのフィールドを解除して、ク=ロウドが舌打ちしつつセンサーで辺りを見回す。

元々の用途の為、ガウ=ラ・フューリアには転送ゲートが設置されており先程襲撃から逃れるために咄嗟にここに跳躍したのだ。

 

 

『申し訳ありません、シャナ=ミア様……っ!』

 

 

オルゴンエナジーの反応を検知した途端、目の前に黒いラフトクランズが出現した。

当然それに搭乗しているのは先ほど自分を裏切り者に仕立て上げたカロ=ランだ。

 

 

『カロ=ラン……っ!』

 

『ほう、逃げないのか。殊勝な心構えだ、ク=ロウド』

 

 

カロクアラの両マニピュレータに装備されているクローシールドが展開し、五指となる。

それぞれが鋭利なクローとして機能する。

 

そのクローを見て、脳裏に蘇るのはセルドア・紫雲の遺体。

その死因は背後からの鋭利なものに貫かれた刺傷。

 

元から予想はしていたが、ク=ロウドは内心確信しつつたずねた。

 

 

『1つ、貴様に聞こう。エ=セルダを襲ったのは貴様だな?』

 

 

カロ=ランは答えない。

だが静かな笑みを浮かべている。

 

 

『やはり、貴様か……諜士長、カロ=ラン・ヴイ』

 

 

機体のオルゴンクラウドを最大展開し、周囲には翡翠色のオルゴン粒子が舞う。

殺気を込めた視線をカロ=ランに向け、両マニピュレータにオルゴナイトが精製されていく。

 

 

『セルドアの仇、取らせてもらうぞっ!カロ=ランっ!』

 

 

瞬時加速からの一撃。

並の国家代表などでは反応できない速度であったが、カロ=ランはその一撃をクローシールドで受け止める。

甲高い金属音が響き、反撃の刺突がク=ロウドに迫る。

 

スラスターを噴かせ、その反撃を回避し、ハイパーセンサーで周囲を探る。

探知範囲にはカロ=ラン以外の反応はない、しかしここはフューリーの本拠地。

増援がすぐにでも来るはずだ。

 

 

(勝負を急ぐ必要があるな……っ!)

 

 

AMBACで姿勢制御を終えた、ク=ロウドは切札を切る選択をした。

空間投影ディスプレイが表示され、音声認識表示が展開された。

そして彼はその【機能】の名を叫ぶ。

 

 

『バスカー・モード、起動っ!』

 

『ぬぅっ!?』

 

 

ラフトクランズ・クロウディアは既存のISと同じく、鎧のようにも見えるが、搭乗者の顔や腕部は生身の部分が見えている。

だが、今は違う。

切り札を発動させた彼の頭部を装甲が包んでいく。

そしてツインアイタイプの頭部ユニットが形成され、機体各部からオルゴンエナジーが溢れていく。

 

【バスカー・モード】

ラフトクランズ等に搭載されている奥の手とも言うべきリミッター解除機構。

機体のリミッターを解除し、通常時の数十倍の出力を発揮できるまさに切札である。

身の丈をはるかに越えるオルゴナイトを精製する事もこの状態ならば可能である。

 

 

『バスカー・モードかっ、ならばっ!』

 

 

相対するカロ=ランのラフトクランズ・カロクアラにも同じ現象が起こった。

彼の頭部を装甲が包み、ツインアイタイプの頭部ユニットが形成される。

ラフトクランズ・クロウディアとは若干センサーの形状が異なっていた。

 

互いに加速し、腕部ブレードとクローシールドがぶつかり合う。

先程までの激突とは比べ物にならないほどの衝撃波が発生し、鍔迫り合いの形になった。

 

 

『互いにバスカー・モード、そう簡単には……っ!』

 

『甘いな、カロ=ランっ!』

 

 

拮抗状態だったのは一瞬。

次第にクロウディアがカロクアラを押していく。

 

 

『何っ!?』

 

『不意打ちでないのならば、貴様などっ!』

 

 

搭乗者の技量と機体の出力。

そのどちらもがカロ=ランよりもク=ロウドが上回っていた。

これはカロ=ランが暗部である諜士、ク=ロウドが近衛騎士団である禁士であるのが大きい。

そしてついに、クローシールドを弾き飛ばし、脚部スラスターを噴かした蹴りを叩き込んだ。

 

 

『ぬぁっ!?』

 

『オルゴンマテリアライゼーションっ!』

 

 

その隙を逃すほど、ク=ロウドは甘くはない。

ラフトクランズ・クロウディアの両腕部ブレード部分にオルゴナイトの結晶が現れ、鋭利な20mほどの巨大なオルゴンブレードが形成された。

 

 

『はぁっ!!』

 

 

瞬時加速からの右のブレードで一閃。

クローシールドを切り落とし、シールドエネルギーを大幅に減少させられる。

そしてブレードの軌跡にはオルゴナイトが残っており、それにカロクアラは捕らえられてしまった。

 

 

『ぐっ、貴様ぁっ!?』

 

 

続けて左の一閃。

装甲の大部分に損傷を与え、さらにオルゴナイトで動きを完璧に停止させる。

 

 

『これで終わりだ、カロ=ランっ!ヴォーダの闇に沈めぇっ!』

 

 

上昇した後に、動きを拘束したカロ=ランへ急降下。

その速度を上乗せした必殺の刃、その名は――

 

 

『オルゴナイト・バスカー・ブレェェドォッ!』

 

 

X字の斬撃が完璧にカロ=ランを捉えた。

 

その瞬間であった。

凄まじい太さのオルゴンビームが、ラフトクランズ・クロウディアに襲い掛かったのだ。

 

 

『っ!?』

 

 

なすすべもなく、オルゴンビームに飲み込まれたク=ロウド。

 

そしてラフトクランズ・カロクアラを捕らえていたオルゴナイトの結晶は音を立てて崩れていく。

ビームの照射が収まるとそこには何も存在していなかった。

発射方向をセンサーで探ると、そこには紅い機体を身にまとったグ=ランドンが立っていた。

 

ラフトクランズではない。

ラフトクランズ・カロクアラよりも二周りは大きく、全体的なシルエットはまるで龍のようにも見える。

 

 

『ふむ、完璧な不意打ちであったが、跳躍して逃げるとは……流石はエ=セルダ・シューンの右腕。しかしただでは済んでいないだろう』

 

『その機体は……?』

 

 

カロクアラは大きなダメージを負ったがまだ動ける。

機体を動かしながらカロ=ランはグ=ランドンに尋ねた。

 

 

『【皇帝機(・・・)】……いずれはその名を冠する機体だ。機体のダメージが大きいようだな、まずは休むがいい』

 

 

グ=ランドンはそうカロ=ランに告げて、口角を静かに吊り上げた。

 

 

『ぐぅ……っ!』

 

 

バチバチと火花を散らしながら、宇宙空間を漂うのはラフトクランズ・クロウディア。

ビームに飲み込まれる瞬間、オルゴンクラウドを最大展開して、跳躍したのだ。

 

バスカー・モードを発動させてはいたが、不利な賭けであった。

だが何とか五体満足で、ガウ=ラ・フューリアから離れることに成功していた。

戦闘していた場所が転送区画で合ったのも幸いした。

 

 

『ちぃっ、あの攻撃はグ=ランドンか……やってくれる』

 

 

蔵人は機体の状況を確認する。

各部装甲はオルゴンビームによって融解し、殆ど残っていない。

だがエネルギーは何とか地球にたどり着けるだけは残っていた。

ISの自己修復機能である程度機能を回復させながら地球を目指せばいい。

 

 

『何とか生きている……か。我ながら不格好だな。まずは地球に帰還しなければ……どれくらい時間がかかるか分からんが』

 

 

蔵人はそう呟いて、娘達がいる地球を見て静かに微笑んだ。

 

――――――――――――――

同日深夜――

 

IS学園 職員室

 

 

「……はぁ」

 

 

クラス対抗戦は襲撃事件のせいで中止となり、その後処理に追われていた千冬はようやく一息ついてコーヒーに手を伸ばした。

黒い液体を喉に流し込み、苦みによって頭が少しだけはっきりとした。

 

だがすぐさま浮かぶ不安によってため息をこぼした。

その不安とは――

 

 

(……どう伝える、一夏に。白騎士事件の事を……どう伝えればいい……)

 

 

先の襲撃の主犯の1人で、白騎士事件によって弟を失ったというジュア=ムという青年。

彼の力は圧倒的であった。

それ以上に感じたのは自分への憎悪。

彼の言葉をすべて鵜呑みにする訳ではないが、感じた憎悪は並大抵のものではなかった。

白騎士事件の事を一夏に教える約束はしたが、一歩が踏み出せない。

 

それを振り切るように、一枚の書類に手を伸ばす。

それは翌週に赴任してくる教員のモノであった。

 

顔写真付きの書類であり、み空色の髪色に見るものを威嚇するような鋭い目つきが印象的な美女の写真が貼られていた。

年齢は千冬と同年齢であった。

 

 

(……お前ならこんな私になんて言う?)

 

 

かつて世界を制覇した千冬であったが、公式戦以外で唯一土を付けた人間がいた。

それも接戦であったが、2本先取のマッチ戦で千冬は確かに敗北した。

近接戦闘なら自分が上だが、中・遠距離では明らかに向こうが上であった。

近づくことすらできない恐るべき腕を持つ人間の名は――

 

 

「彼女は4組の副担任か。今度相談に……いや、あいつが相談なんて受けてくれるはずがないか」

 

 

【カルヴィナ・クーランジュ】と名前が記載された書類を放って、千冬は再度ため息をついた。

 

 




更識蔵人(ク=ロウド・サーシュ) レベル45
精神コマンド
直感
集中
努力
信頼
熱血

ラフトクランズ・クロウディアはカロクアラとは異なり、
近接格闘特化調整されている機体です。

OGの新作、早く出ないかな…。


次回予告
第7話「君の存在」

「カンザシ・サラシキって子がこの教室にいるんでしょ?」


「初めまして、えっと……」

「箒だ、篠ノ之箒」


「大丈夫。たとえどんなことになっても、私は統夜のそばにいるから」


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