フューリーの襲撃から数日後――
IS学園 1年4組
週が明け、新たな週が始まる月曜日。
1年4組のSHRの時間では、新たに赴任してきた副担任の紹介が行われていた。
ピシッとしたスーツを身に纏う、み空色の髪色の長く伸ばした女性。
雰囲気は1組の担任である千冬に酷似しており、その女性の雰囲気に当てられたか私語を話す生徒は皆無であった。
「彼女が本日から4組の副担任となった……」
「カルヴィナ・クーランジュよ。まぁ、よろしくね」
そっけない自己紹介であり、担任の女教師は苦笑していた。
そんな中1人の生徒が手を挙げ尋ねた。
「カルヴィナ先生ってもしかして……【ホワイト・リンクス】のカルヴィナさんですかっ!?」
「……そんな名前でも呼ばれてたわね」
思い出すようにカルヴィナがそう返すと、質問した生徒は興奮しつつ続ける。
「現役時代の織斑先生と何度も戦ったことがあるって私知ってます!公式戦の戦績は織斑先生が上ですが、非公式の模擬戦を含めた場合は違うって考察が出てましたっ!」
「やめて、少し恥ずかしいわ」
苦笑しながらカルヴィナがそういうと、女生徒は正気に戻ったのかすいませんと頭を下げてから席に着いた。
「……と、まぁ彼女は色々と有名な人よ。そんな人から教えを受けれる貴女達は幸運な存在です。より一層励むようね?」
「そう持ち上げられるのも少しむず痒いわね」
担任の言葉にそれに頷く生徒達。
同じようにうなずいていた簪をカルヴィナは気づいたように見つめていた。
「カンザシ・サラシキって子がこの教室にいるんでしょ?」
担任の女教師にそう尋ねる彼女。
「更識さん?彼女ですよ」
「ありがとう」
顔写真付きの名簿を指で刺して、確認した後カルヴィナは簪に歩み寄る。
「アナタが簪ね?」
「はっ、はい……?」
突然の指名と彼女が放つ雰囲気にのまれてしまった簪の声は少し緊張で上ずっていた。
それに気づいたのかカルヴィナは軽く微笑んでから言う。
「私ってそんなに怖い?まぁ、いいわ。ベルゼバイン……だったかしら、アナタのISから得られたデータが私の【IS】にフィードバックされてるのよ。そのお礼にね、ありがとう」
「はっ、はい、それはどうも……えっ、ということは……」
「そう、私もアシュアリー所属なのよ。ここに教師として赴任してきたのは教員資格を持っていたから特別顧問って形なのよ。よろしくね」
カルヴィナがそういって右手を差し出す。
「……はい、カルヴィナ先生」
差し出されたカルヴィナの手を取って握手する。
そして握手が終わった後、カルヴィナは統夜に目線を移した。
「アナタが2人目の子ね」
「……そうですけど、何ですか?」
先週の襲撃事件から得たフューリーという組織の存在。
それが気になってしまいこの数日ろくに眠れていなかった統夜は少しぶっきら棒な様子で彼女に返す。
「アナタの父親であるセルドアさんには色々とお世話になってたから。聞いたわよ、残念だったわね」
「……いや、その……ありがとうございます」
初対面の人間が父親であるセルドアの名前を出して、その死を悔やんでいる。
それに感謝の気持ちを感じた統夜は頭を下げた。
「何かあったら言いなさい。できるだけ力になるから、いいわね?」
「……分かりました、ありがとうございます」
有無を言わせない彼女の言葉に押されながらも、感謝しつつ再度頭を下げた統夜であった。
その後、1組に転入生が2人入った連絡があった。
何でもそのうちの1人は男子生徒であるとの事だ。
それに驚いた統夜は、都合がよければ昼休みに一夏に話を聞きに行こうと決めた。
その後1時限目の授業である数学が開始された。
カルヴィナは副担任として担任をサポートしており、その手腕はとても素人のようには思えなかったと、休憩時間に生徒達の間で話題になったのだった。
―――――――――――――――
午前の授業が終わり、昼休み
昼休みに入ると、携帯にメールが1件届いた。
相手は友人である一夏であり、その内容は――
「統夜、昼飯皆で食おうぜ」
と簡潔に記載されていた。
それを確認した統夜は、OKの返事を送り食堂に足を運んでいた。
一緒に食事を取ろうと誘ってきた簪もつれて来ている。
「込んでるな」
「そうだね」
統夜と簪が食堂に足を踏み入れるとそこは生徒達でごった返していた。
昼食時であるから仕方ないが、空いている席も見えない。
そんな時であった。
「おーい、統夜。こっちだー!」
自分を呼ぶ声が聞こえた統夜はその声の向きに振り替える。
テーブル席の1画、そこで手を振るのは友人である一夏であった。
相席しているのはセシリア・オルコットと鳳鈴音。そして見慣れない金髪の人間であった。
制服は自分と一夏しか着ない男子生徒のものであり、彼が噂の3人目なのだろう。
そしてもう1人、黒髪をポニーテールにまとめた少女。
彼女が一夏と一緒にいるのは何度か見たことがあるが、名前は知らなかった。
「席取っといたぜ。更識さんもよかったら」
「助かるよ、一夏」
「ありがとう、織斑君」
一夏の左隣に統夜が、そのさらに左隣に簪が座る。
「あー、そういえばシャルルには紹介まだだったな。俺の中学の時からの友達で紫雲統夜っていうんだ」
紹介を忘れていたことを思い出した一夏がそう対面のシャルルに言う。
「成程ね、君が紫雲君だね。ボクはシャルル・デュノア。よろしくね」
「……あっ、あぁ。よろしく」
まるで女性のようにも見える中性的な顔立ちと声。
一瞬本当に男性かとも思ったが、初対面でそんなことを考えるのは失礼だと思った統夜はそこまで思考を止めた。
「そう言えば挨拶がまだでしたね、紫雲さん。私はセシリア・オルコットです。先日の襲撃や無人機の襲撃の際にはお世話になりました。これからは友人としてよろしくお願いいたしますわ」
「こちらこそ。よろしくなオルコットさん」
セシリアの自己紹介に微笑んで返す。
そしてまだ名前を知らない黒髪の少女と視線が合った。
「初めまして、えっと……」
「箒だ、篠ノ之箒」
瞬間、統夜の目が見開かれた。
それは簪も同じであった。
「……篠ノ之って、もしかして、篠ノ之束の?」
箒に静かに統夜は尋ねる。
その声色は平静を装っているが、簪にすれば平常のものからはかけ離れていた。
「……姉さんは関係ない」
その返事に感情が高ぶるのを感じた。
本来は抑えるべきことなのだろう。
だがかつて蟲に襲われた光景がフラッシュバックし、同時に父であるセルドアが自身の腕の中で冷たくなっていく感触までが励起され、抑えられなかったのだ。
「っ、関係ないはずがあるかよっ!」
立ち上がって統夜は声を上げる。
その声と行動に、食堂内の生徒達の視線は彼に釘付けになってしまった。
だが、彼は続ける。
「あの蟲みたいな無人機とかの事、関係ないなんて言わせないっ!あんたの姉に俺は狙われてるんだっ!あの蟲のせいで、父さんは死んだんだっ!何か知ってるんじゃないのかよっ!?」
箒に詰め寄る統夜であったが、箒にとっては全くの初耳だ。
「しっ、知らないっ。姉さんの事なんて……っ!すまない、失礼する……っ!」
突然統夜に詰め寄られた箒は、咄嗟に席から立ちあがって足早に離れていく。
「おっ、おいっ、待てよっ!」
それを追おうとした統夜であったが、手を誰かに掴まれた。
「駄目っ、統夜っ、今はまずいよっ」
彼の手を掴んだのは簪であった。
その彼女の行動に高ぶっていた感情が落ち着いてくるのを感じる。
困惑した表情で、自信を見てくる一夏やシャルル達。
「……っ、ごめん。俺一人で食うから」
その視線に耐え切れなくなった統夜は、食堂から駆け足で離れていく。
(……統夜)
その背中を心配そうに簪は見つめていた。
その日の夜
すでに夜の帳はおり、就寝時間まで1時間を切っていた。
そんな学生寮の廊下を、簪の姉、刀奈が不機嫌そうに歩いていた。
「まったく、お父様はいったいどこにいるのよ。お母様も知らないだなんてホントどうしたのかしら」
父親である更識蔵人は数日前から行方知らずである。
更識家の当主には代々、更識楯無を襲名する儀礼がある。
16代目の襲名者は彼女の母親だ。
しかし、母は楯無としての名を受け継いでいるが、それは名だけであった。
母の代わりに暗部の任についているのは、父である蔵人だからだ。
彼は入婿の立場であるがその突出した能力から、16代目の更識楯無である母の代わりとして、裏の仕事に従事している。
その立場上、家族に言えない事も多い。
しかし、彼は何があっても母には行き先を告げていた。
だが、今回はその母ですら知らないとの事だ。
「全くもう……こんなもやもやした気持ちじゃ寝れないわね、統夜君の添い寝しに行こうっと♪」
もやもやとした気分を変えるために弟分である彼をからかうことにした刀奈は、思い立ったが吉日とばかりに統夜の部屋を目指す。
そして統夜の部屋にたどり着いた刀奈が扉に手をかけた瞬間、その扉が開いて中から最愛の妹である簪が飛び出してきた。
「わぁっ、おっ、お姉ちゃんっ!?」
「どっ、どうしたの、簪ちゃんっ!?」
咄嗟に彼女を受け止めることに成功した刀奈が簪に尋ねる。
すると彼女の口から驚きの一言が溢れた。
「統夜がっ、統夜がいないのっ!!」
「何ですってっ!?」
先程までの雰囲気は霧散した刀奈は驚きの声を上げた。
―――――――――――――
30分後――
IS学園から少し離れた砂浜
人工島であるIS学園の敷地内にある砂浜に統夜の姿はあった。
制服から着替えず浮かぶ月を眺めている。
「……」
思い返すのは篠ノ之箒との出会いで思い出してしまったこれまでの事。
彼女には悪い事をしてしまったと思う。
だが今は、それどころではなかった。
父の死、グランティード、篠ノ之束の襲撃、フューリー。
この1か月にも満たない僅かな時間に様々な出来事があった。
フー=ルー達フューリーとも命を懸けて戦った。
その出来事は少しずつ彼の心を締め付けていたのだ。
そして気づいたらこの砂浜で月を見上げていた。
不思議と月を見ると心が落ち着いた。
「何やってんだろうな、俺」
待機形態のグランティードである宝玉のネックレスを見つめて、そうつぶやいた時であった。
「統夜、ここにいたんだ」
砂浜にぽつんと立っていた統夜に背後から誰かが声をかけた。
すでに辺りは夜の暗闇に包まれているが、波に反射する月の光に照らされている為か明るい。
月光に照らされた統夜の赤銅色の髪は一際はっきりと見えた。
「……簪」
振り返るとそこには簪がいた。
彼女もまた制服姿であり、月明かりに照らされたその姿はとても美しいと統夜は感じた。
「カルヴィナ先生や織斑先生、怒ってるよ。それにお姉ちゃんも」
統夜の隣に彼女が移動しながら告げる。
統夜からの返事は数分間なかった。
数分後、統夜の方から口を開いた。
「……俺は、本当に紫雲統夜なのかな?」
彼がこぼした言葉。
「どういうこと?」
その意味を測りかねる簪が問い返す。
「グランティードに乗ってからさ、俺の中に記憶が流れ込んでくるんだ。それは父さんの、セルドア・紫雲の記憶で、俺は知らないうちに父さんの記憶に影響されてて。この前の、フー=ルー達が攻めてきたときの俺は俺じゃなかった。刀奈姉ちゃんから聞いただろ?」
「……統夜」
統夜の言葉の通り、簪は刀奈から当時の彼の様子を聞いている。
刀奈曰く、まるでセルドアさんの様な雰囲気で、歴戦の戦士にも感じたとの事だ。
国家代表である刀奈がそう感じたのならば、間違いはないだろう。
「こうしてさ、一人で考えててわかったんだ。俺はただ状況に流されてるだけなんだって。自分の意志で何も決めてない。それがわかった時凄く不安になったんだ、こんな俺がこの先どうやって進めるんだってさ」
少しずつ溢れる感情に声が上ずる。
それはずっと感じていた彼の悩み。
状況に流されるだけで、どうすればいいのか。
教えてくれる父や頼れる人間がそばにいない。
それはたまらないほどのストレスであった。
「どうしたらいいか、分からないんだ……俺は……っ!」
涙がこぼれる。
嗚咽が混ざりそうになり、必死でそれを押さえつけると、彼の手を簪が握る。
――その手はとても暖かかった。
「大丈夫。たとえどんなことになっても、私は統夜のそばにいるから」
その言葉に耐え切れず、統夜の感情は決壊した。
涙は零れ落ち、もはや止められない。
「うっ、うぅ……あぁぁぁっ!」
決壊した感情を抑えることができずに膝を折って泣く。
それを優しく抱きしめて背中をさする。
10分ほどそうしていただろうか、統夜は涙を拭って簪から離れた。
その目は赤く腫れているが、浮かべているのは笑顔であった。
「……ごめん、情けないところ、見せちゃったな」
「ううん、平気。統夜、もう大丈夫?」
「大丈夫、ありがとう」
もう一度涙を拭ってから簪に返す。
その返答に彼女も微笑んでくれた。
「部屋に戻ろう?」
「あぁ……千冬さんやカルヴィナさんにはちゃんと、謝らないといけないな」
「そうだね。私も無断で外に出ちゃったから、同じだよ」
「……ごめんな」
「私がしたかった事だから大丈夫」
自然と彼女と手をつないでいた。
その温かな体温は今のささくれた心を静かに癒してくれるようにも感じた。
(……ありがとう、簪)
いつも自分を助けてくれる彼女の事。
幼い頃からよく一緒にいてくれた彼女の事に感謝の気持ちが浮かぶ。
(……君がいてくれてよかった……えっ?)
自分が彼女と一緒にいると安らぎを感じていることに彼は気づいた。
(今、俺は何を……っ?)
自分の心が安らぎを感じている。
その事実に困惑した統夜は足を止めていた。
当然手をつないでいる簪にはそのことはまるわかりであった。
「どうしたの?」
「っ、いや、何でもないよ」
咄嗟に誤魔化した統夜は少しだけ早歩きで歩いていく。
それについていくようにペースを上げた簪は少しだけ苦笑していた。
その様子を木陰から見つめているものがいた。
「……あーあ、敵わないなぁ。統夜君、取られちゃった」
それは刀奈であった。
木陰から今までのやり取りを眺めていた刀奈はそうつぶやいた。
簪が統夜を見つけてから数分経った後、彼女も統夜を見つけたのだ。
そして歩いていく彼の表情が変わったことにも気づいていた。
「あれ、きっと気づいたわよねぇ……あーあ……」
刀奈も統夜に想いを寄せていた。
初めはきっと幼い頃から、妹と一緒の時期だろう。
それが恋なのかはわからない。
どちらかというと主に彼と一緒にいると楽しい、彼を弄るのが楽しいと感じるからだ。
統夜と一緒にいたいと思う気持ちに変わりはなかった。
「……もう遅いのかしらね」
そう誰にも聞こえない声量で、刀奈は静かにつぶやいた。
―――――――――――――
深夜――
「連絡ありがとう。紫雲には明日反省文10枚を提出させる。更識は5枚でな。ああ、おやすみ」
携帯を懐にしまった千冬は一息ついて、座り込む。
小さなテーブルをはさんで対面には本日赴任したカルヴィナがいた。
「教師ってアンタに勤まるのかって思ってたけど、中々様になってるじゃない千冬」
「そう言わないでくれ。自分でも似合ってないのはわかっているさ、カルヴィナ」
そうかしらと言いながら手に持ったグラスを呷る。
グラスの中身はアルコールであり、千冬とカルヴィナは統夜が見つかった後、こうして2人で飲んでいたのだ。
「それで、話って何よ」
タンっとテーブルの上に空になったグラスを置き、追加で黄金色の液体を注ぐ。
「……白騎士事件についてだ」
「へぇ。あの事件がどうかしたの、
カルヴィナの言葉に千冬が息をのむ。
千冬が白騎士であることは、当事者である彼女自身と片棒を担いだ篠ノ之束しか知らないことのはず。
いや、正確にはフューリーという例外もいるが彼女は知らない。
「あら、やっぱりそうだったのね」
千冬の反応を見たカルヴィナは薄く笑みを浮かべた。
「……カマをかけたのか」
「悪かったわよ。でもそんな気はしてたのよ、現役時代のアンタの動きが似てるなとはずっと思ってたから。そして当のアンタからいきなりその話をしたいだなんてくれば、確信するじゃない?」
「……あぁ、そうだ。私が白騎士だ」
「それで、その白騎士が私に何を相談するの?」
カルヴィナの質問に千冬は口をつぐむ。
グラスを呷りつつ、カルヴィナは彼女からの言葉を待った。
そして数分経ってから、ようやく千冬が口を開いた。
「……白騎士事件は死傷者0という話だが、いたんだ……弟を失ったと言った者が」
「……」
カルヴィナは黙って彼女の言葉の続きを促す。
「怖いんだ。このことを私は一夏に、弟に伝えると約束した。だが、その結果を……拒絶されるかもしれないと考えると一歩が踏み出せない」
「……そうね、アンタが取り返しのつかないことをしたってのはわかったわ」
彼女からの返答を受け、千冬の顔色は暗く沈む。
「アンタがやってしまったことは確かに重いことね。でもそれをずっと1人で抱えていられるほど、人間は強い生き物じゃないわ」
「……カルヴィナ」
「大切な人間が生きているのならソイツに伝えるべきよ。受け入れてもらえるかは別にしてね。そしてソイツと一緒に答えを見つけなさい。それができるだけアンタは幸せ者なんだから」
「……分かった。ありがとう、悩みを聞いてくれて」
「ガラじゃないのよ、まったく……これっきりにしなさいよ」
そう告げて彼女は少しだけ寂しそうに胸元からロケットペンダントを取り出して開く。
焦げ跡が残る写真が中には入っており、カルヴィナの隣にはたくましい青年の姿が映っていた。
(……アリー)
かつてとある事故で失ってしまった最愛の人、【アルヴァン】の事をカルヴィナは思い出した。
その後、朝まで2人は互いに晩酌を続け二日酔いに悩まされたとか。
カルヴィナ・クーランジュ レベル30
精神コマンド
集中
狙撃
必中
熱血
???
ホワイト・リンクスこと、カルヴィナさんが参戦。
ISはもちろん……。
え、絶対フューリー殺すウーマンであるカルヴィナさんがこんなに大人しい訳ない?
カルヴィナさんは特定の人物が絡まないとわりとまともだし…(フラグ
次回予告
第8話「誓いと覚醒」
『私が……俺は君を守りたいって、守るんだって決めたんだっ!大切な人である君だけを、守りたいんだっ!俺だけの意志でっ!』