推しキャラが、可愛いのとスパダリと危険な香りでヤバい。(更新停滞中)   作:カミカゼ。

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やってしまった((

読んでたら書きたくなる病なんとかしないとな……((
一生治らないだろうけど((

とあるサイトに途中まで上げてあるけど、あっち文字数制限厳しいしめんどいからこっちで続けます。


先に言っておく、キャラの口調はなるべく似せようとしているがブレブレだ。((
ちなみにキャラ崩壊も酷い。カッコいいキャラ達は居ないと考えてくれ。

では、本編どぞー。


本編。
探偵を知る者と、赤に(まみ)れたPrologue


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 薄暗い道に自身の靴音が僅かに響く。

 

 

 今は22時半。 いつもなら、既にバイトから帰っていて家の自室でスマホを使ってダラダラと二次小説を読んでいる時間だ。

 しかし今日は用事があり、少し遠い所に車で向かい、こんな時間まで終わらなかったのだ。

 

 俺はオタクで喪女なフリーター(22歳)。

 面倒臭がりで、日々を惰性で過ごしてしまっている、いっその事もうNEETしたいんだけど金が無いから仕方無く週四で一日に四・五時間程アルバイトをしているだけの、自分の見た目に全く自信の無いぽっちゃり体型のブスだ。

 ちなみに嗜むサブカルは雑食で、腐ってようが百合百合していようがストーリーが面白ければ気にしないタイプのオタク。

 まぁ、最近はもっぱら二次小説ばかり読んでいるが。 コナンとかFateとかリボーンとか。

 

 高校は普通に卒業したものの、なりたかった職業の専門学校を金銭的な理由で中途退学せざるを得ず、ハロワに通うも全然受からず、仕方無くアルバイトで生活をしている。

 あ、ちなみに親所有の実家住みね。

 

 金銭関係は母親が管理していて、自分の自由に使える金は皆無。 バイト代は勿論母行き。

 お小遣い? 何それオイシイノ?((

 

 色々と払わないといけない物が多々あるので、そのせいでスマホがちょくちょく払えなくて止まります。((

 その癖、母親は「具合悪いから」とか言って非常食という名のお菓子とか買ってるしさ! それ買わなくてもいいよな! しかも俺がご飯のおかず作らないから食べるの無いなんて言ってお金が入った直後は何回も外食するしさー!

 具合悪いから作れないって? 俺だって具合悪いですー! 頭痛と胃痛持ちですぅー! 薬効かないタイプのー!

 

 それに金使うなら他の奴払えるよな!?とか思って言っても聞かない上になんか若干開き直ってるしさー!! マジ何なん!?

 それ、俺の給料なんですけどー!? アンタのお菓子代じゃあ無いんですけどー!!?

 

 ム カ つ く わ ! ! !

 

 

 

 ………ゴホン。 すまない、取り乱した。

 今は愚痴を言う時じゃ無かったな。

 

 まぁ、話を進めよう。

 

 車を停めた駐車場までの道はそこそこの距離で、街灯が古いのか道が余り明るくない。

 周りは住宅だが、家の部屋の明かりは道まで届かず、自分の影を薄く伸ばすばかり。

 

 怠いし早く帰ってダラダラ小説が読みたいと思いながら、耳につけたイヤホンを弄りつつ、スマホで流している曲をくるくると変えた。

 

 そして聴きたい曲に変わったのを見、スマホをポケットに両手と共に突っ込む。

 流れる曲に若干テンポを合わせながら歩いていると、背後に気配を感じた気がした。

 

 

 なんだろ、気の所為か?

 

 

 なんか嫌な予感もするし、いくらこういうのに鋭くないとはいえ振り向いて見るべきか。

 

 そう考えつつも、気の所為だといいなと希望的観測をしつつ振り向こうとして……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 左肩に《ドスッ!》という衝撃と共に、熱を感じた。

 

 

「ぇっ………………………………?」

 

 

 振り返ってみると、マスクと帽子で顔を隠している怪しい男が、自分の肩に掌くらいの長さの刃のナイフを突き刺していた。

 

 刺されている事を理解して熱が痛みに変わり、呻き声を上げる。

 

 

「ぐッ…………なに、を………ッ?!」

 

 

 ナイフを引き抜いて振り上げ、もう一度突き刺してくる男。

 慌てて避けようとするも、最初の傷の痛みで上手く避けられず、また刺される。

 

 今度は左の鎖骨の真ん中寄りの下辺りを刺され、痛みに呻いた。

 

 

 

 逃げないと。 そして助けを呼ばないと。

 

 

 

 思考は冷静にそう判断を下すものの、身体は上手く動いてくれない。

 

 そうしている内に、三度目の衝撃が左の首筋に来た。 これは思い切り致命傷だろう。

 痛みで思わずへたり込むと、そのまま押し倒されて何度もナイフを突き刺された。

 

 声を出そうにも、もう出ない。 こうも滅多刺しにされては、大量出血でショック死するだろう。

 

 痛みで鈍い思考が、他人事の様に自分の状況を判断する。

 

 こんな風に滅多刺しにされる様な恨みを買った覚えは皆無なんだが。 それとも、運悪く、或いは間が悪かっただけなのか。

 

 多分後者なんだろうな。 だって俺NEET一歩手前なだけの、唯のフリーターだもん。

 まさかこんな、コナンでよく見る被害者役になるなんて思ってもみなかったっての。

 

 

 血が足りなくなったのか、目の前が霞み始める。

 それでも執拗にナイフを突き刺してくる犯人を眺めると、どうやら笑っているらしかった。

 

 

 

 イラッとしたので、最後の力を振り絞り、右で胸倉を掴んで犯人の顔に思いっきり左ストレートをかましてやった。 手が痛くなったが、犯人は悶えているのでいい気味だ。

 

 

「ハッ……ざまァ、みやがれ…………人殺し。」

 

 

 鼻で笑い、Go to Hell.(地獄に堕ちろ。)、と呟き中指を立てながら目を閉じる。

 

 

 もう何も聞こえない。 腕も力が抜けて地面に投げ出す。

 

 

 なんだか寒くなって来た。 これがいわゆる死なのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 恐怖は無い。

 あるのはただ、未練と後悔だけ。

 

 

 

 もっとゲームをしていたかった。 小説を読んでいたかった。 アニメを観ていたかった。

 

 書いている小説をせめて完結させたかった。 もっと絵が上手くなりたかった。 文才も欲しかった。

 

 自由に使えるお金が欲しかった。 好きな物を買いたかった。 もっと好きな物を色々食べたかった。

 

 

 

 ……………せめて、何かを成す事が出来たと。

 惰性に流されるのでは無く、満足出来て、生きたと笑って死ねる様な生き方がしたかったと。

 

 そう、後悔した。

 

 

 

 ………………………………嗚呼、結局惰性に流されたまま、何もする事が出来なかったなぁー……………………………。

 

 

 これでおしまいか………。 やだなぁ………。

 

 

 もしも。 もしも次があるのなら。

 その時は、誰かをあのキャラ達みたいに救ったり、自分自身を認められる様な事を成したりして、例え短くても満足して死ねる様な……そんな人生を歩みたいなぁ……………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう思ったのを最後に、俺の意識は闇に呑まれていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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