私は休日は専ら睡眠派です。そして虚無感だけが残ります。
〜神谷奈緒〜
公園にて
奈緒「お、ヒキガヤ」
八幡「げ、神谷奈緒」
奈緒「なんでフルネームなんだよ」
八幡「ふん、うっせ、この前はお前のせいで大変な目にあったんだぞ」
奈緒「はは、まあまあ。悪かったって。でもおやつの時間はうれしそうだったじゃん、かなでから『あーん』ってしてもらって」
八幡「あれは完全に俺被害者だったろうが。つかなんで速水は隣の組なのに当たり前のようにうちの組でおやつ食べてるんだよ・・・」
奈緒「さあなー。気になる子でもいるんじゃないか?でもすぐとなりの組の先生に回収されてたな」
八幡「あの時の速水めちゃくちゃジタバタしてたな・・・ってそうじゃねえよ。お前が誤解してあいつらにチクったせいで大変な目にあったんだからな!」
奈緒「あのときのゆきのはすごかったなあ。ヒキガヤを正座させてボロクソ言ってたもんなあ。っくく、思い出しただけで笑いが」
八幡「笑い事じゃねえよ。まさかあの短時間で三十回も変態って言われるとは思わなかったわ。渋谷と北条に関しては正座で足が痺れた所を何も喋らずにひたすら蹴ってくるし・・・」
奈緒「はっはは、あいされてるなあヒキガヤは」
八幡「なんでそうなんだよ・・・つか何してたんだ?」
奈緒「ん?ああ、ふふん、こんど家族でスキーに行くんだ。だからすべり台をスキー場に見立てて滑ってたんだ!いっぱい練習したからのどかわいちゃったよ」
八幡「練習になんねえだろそれ・・・。まあいいや、ならさっき買った飲み物やるよ。どうせ俺今から帰るし。家近いし」
奈緒「え?」
八幡「ほれ。じゃあな」
奈緒「え、ちょ、ヒキガヤ!」
奈緒「行っちまった・・・。」
奈緒「あ、ああいう自然にやさしい所、なのかな・・・凛たちがあいつをすきなのは・・・」
奈緒「・・・ん?」
MAXコーヒー
奈緒「・・・体うごかしたやつにコーヒーよこすんじゃねえよ!!」
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〜北条加蓮〜
自宅にて
TV『だ、ダメです・・・。私には夫が・・・』
TV『奥さん・・・。僕はあなたがいないと・・・』
加蓮母「こんなドロドロしたのほんとに現実であるのかしら」
加蓮「・・・」
〜加蓮の脳内〜
加蓮『だ、だめだよ・・・はちまんくん・・・あたしにはまだ幼稚園が・・・』
八幡『北条・・・いや、加蓮。お前がいないと俺はだめなんだ。俺と一緒に来てくれ』
加蓮「はわわ・・・。は、はちまんくん・・・」
バタン
加蓮母「ん・・・? え!?加蓮!?どうしたの?!顔真っ赤にして倒れちゃって!!ち、ちょっと、しっかりして!!」
加蓮「んう・・・?」
加蓮母「あっ、目が覚めた?」
加蓮「お母さん・・・?」
加蓮母「心配したのよ?いきなり顔真っ赤にして倒れちゃうんだから・・・」
加蓮「うう、ごめんお母さん・・・」
加蓮母「ふふ、大事じゃないようで安心したわ。最近は幼稚園も休まないで行けてたから疲れちゃったのかもしれないわね。あまり無理しちゃダメよ?」
加蓮「うん。ありがとう」
加蓮母「それはそうと、加蓮が寝てる時に『はち・・・だめ・・よ』って、途切れ途切れだったからよく聞き取れなかったけど、うなされたけど大丈夫?」
加蓮「え!?」
加蓮母「はち?蜂?何かしらねえ」
加蓮「はわわ・・・」
バタンッ
加蓮母「え!?ちょっ、加蓮、また!?しっかりしなさい!!」
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〜速水奏〜
自宅にて
奏母「あら、あなた、今日はおはようのキスはしてくれないの?」
奏父「な、お、おいさすがに奏の前でそういうこと言うんじゃありません・・・」
奏母「いいじゃない、言うくらい」
奏「・・・」
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奏母「あなた、はい、あーん♪」
奏父「あ、あのなあ、だから一人で食べれるって・・・」
奏母「ふふ、結婚してもシャイなところは変わらないのね♪かわいいわ♪」
奏父「はあ・・・。奏・・・お前はこうなるなよ・・・」
奏「・・・」
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奏母「あら、あなたどこか出かけるの?」
奏父「ひゃい!?は、はいちょっと打ちっ放しに・・・」
奏母「そう・・・先週から約束してたデート、忘れちゃったのかしら」
奏父「あ、あれ、約束してたっけ・・・してないよね?」
奏母「ううん、いいの、気にしないで・・・。何でもないのよ・・・。うう・・・」
奏父「ぐっ・・・。そ、そういえば約束してたな!!ち、ちょっと準備してくるから待っててくれ母さん!!」
奏母「とまあこんな感じよ」
奏「やっぱり、どんな恋愛本よりもお母さんを見てた方が勉強になるわ」
奏母「目線や言葉、色気で誘惑して、時には積極的に、強引に、そして女の涙は強力な武器になるわ♪」
奏「よくわかったわ」
奏母「奏は私に似て美形だから、完成したらその相手はイチコロよ♪」
奏「ふふ、まだ好きかどうかなんて分からないわ。これから確かめていくのよ」
奏母「あなたはまだ5歳だけど、恋愛に早いも遅いもないわ。話を聞く限りその男の子は女の子が惚れちゃったら抜け出せなくなるくらいのいい男になるわ。奏が後悔しないようにがんばりなさい♪」
奏「まあ、好きになったらね」
奏母「ふふ、強がっちゃって。そういうクールなところはお父さんに似たのね。ほら、奏も準備してきなさい♪」
奏「はーい」
奏「・・・」
奏「はちまんくん、よくねてたわね。おはようのキスはいるかしら?」
奏「ふふ、次はこれでいってみようかしら♪」
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〜渋谷凛〜
ハナコの散歩にて
凛「・・・」
-先日-
奈緒『ひ、ヒキガヤが!!か、奏とき、きききききききききす!!!』
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凛「むー・・・」
凛「ハナコ、いや、はちまん!」
ハナコ「?」
凛「だ、だめじゃん、はちまん、き、きすなんてしちゃ。ま、まだ五歳だし・・・。はしたないと、思うな・・・」
ハナコ「ワンッ!」
凛「うわ!はちまん!あ、ちがう、ハナコ!そんなに急がないで!」
凛母「はちまんって何?」
〜十五分後〜
凛「ハナコ!いや、はちまん!」
ハナコ「?」
凛「ど、どうしてもき、き、キスしたいなら、あ、あたしと、す、すればいいじゃん・・・ちがう?」
ハナコ「・・・」
凛「わ!!はちまん!いきなりウ○チしないで!!ん?あっ、ハナコ!」
凛母「だからはちまんって何・・・?」
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〜雪ノ下雪乃〜
自宅にて
雪乃「・・・」
雫乃(あら、雪乃?姿見の前に立ってどうしたのかしら)
雪乃「ひ、ひきぎゃやきゅん、コホン、ひきがやくん、やっぱりあなたは変態さんね。女の子とキスをしたらしいじゃない。まったく、あなたはわたしが常に監視してないと何をするか分かったもんじゃないわ」
雫乃「なっ、な、な・・・!」
都築「ん?奥様?その先におられるは雪乃様・・・」
雪乃「ひ、非常に、全くもってイカンであるけれど、あなたは私の管理下におくわ。だ、だから、き、きき、きちゅ、うう・・・き、キスも、他の子にしたらゆ、許さないわ」
ちゅっ
雫乃「!!!!!!!!!!」
都築「ぐうううう!!?お、奥様から計り知れぬ覇気が・・・!」
雫乃「ふう・・・」
雫乃「・・・」
都築「お、奥様、どちらへ・・・。じ、自室へお戻りになられた・・・。ふ、ふう、何事も起きぬようで安心です・・・」
雫乃「・・・」
都築「・・・奥様、・・・それはいけません奥様!!その薙刀を置いてください奥様!!!ぐううう!!・・くっ、力強えなこのババア!」
雫乃「だれがババアよ!!」
都築「ぐっはあ!!そこは聞こえとるんかい!申し訳ございません奥様!!出過ぎた真似を!ですが早まってはいけませぬ!どうか穏便に!!」
雫乃「離しなさい都築!!!!」
雪乃「・・・あの二人は何をしてるのかしら」
おわり