とある神器持ちの日記   作:ウメ種

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魔改造第一段階的な?


127(メイド日記)

 A月P日

 

 オーディン様が訪ねてこられた。

 徹様が封印された事を気にされているようだ。

 それに、ロスヴァイセ様――。

 黒歌とロスヴァイセ様は、オーディン様を警戒している。

 確かに怪しい所はあるし、ロスヴァイセ様は……徹様を調べるために、北欧から来ているという事も判っている。

 そして、今回の騒動の裏で動いていたかもしれない一人。

 ロスヴァイセ様の話では、あの方は徹様の情報を欲しているのだという。

 『異世界の神』の卵であり、神の器を持つ徹様。

 オーディン様の知識に無い存在だからこそ、オーディン様は徹様に興味を持っているそうだ。

 槍の使い方を教えて下さり、おかげで私は一つの武器を手に入れた。

 ――徹様に興味を示したのなら、どうして私に槍の使い方などを教えて下さったのだろうか?

 少なくとも、意味も無くそういう事をするような神ではない、というのは判る。

 オーディン様……よく判らない神だと思う。

 それでも、優しい言葉でロスヴァイセ様は傷付いていた。

 北欧側でどういう動きがあっているのか判らない…でも、ロスヴァイセ様は辛そうだった。

 オーディン様と話している間、ロスヴァイセ様は傷付いていた。

 ……どうにもできない自分の無力が辛い。

 徹様が居たなら、ロスヴァイセ様を護ってくださっただろうか? ……考えるまでも無い事か。

 ――徹様。

 徹様が居ないと、私達は、何も守れない…。

 

 

 

 A月Q日

 

 ロスヴァイセ様……薄々気付いてはいたが、きっと今日まで辛かったのだろうと思う。

 オーディン様からの命令で、徹様の事を探っていた。

 調べた事を北欧へ伝え、指示を仰いでいたのだという。

 そして、家族は北欧に居る――と。

 あの告白に、ロスヴァイセ様はどれだけの勇気を振り絞ったのだろうか…?

 自分が北欧からのスパイで、今まで私達を騙していたと。

 ……私には、想像もつかない。

 だから、凄いと思う。本当に。

 それだけ私達に……徹様に気を許してくれている、信頼してくれていると思うと嬉しくも思う。

 これからは…これからも、ロスヴァイセ様を仲間だと、思っていいのだろうか?

 黒歌も、笑っていた。

 気付いていただろうに…相変わらず、変な所は意地悪だ。

 でも、心強い味方が出来た。

 

 

 

 B月!日

 

 アザゼル様から、徹様とオーフィス様の現状を説明してもらった。

 冥界と堕天使側は救出に乗り気らしいが、北欧とオリュンポス側はこのまま封印を推しているそうだ。

 北欧――オーディン様。

 あの人は、やはり徹様の敵となるのだろうか?

 徹様とオーフィス様は、確かに次元違いの力を持っている。

 だが、徹様は誰とも敵対しないし、オーフィス様はその力の殆どをサマエルに奪われている。

 そこまで警戒しなくても……と考えるのは、やはり甘いのだろうか?

 徹様が誰にも理解されないのが辛い……。

 黒歌もロスヴァイセ様も怒っていた。

 私は……それでも、徹様を助けたい。

 

 アザゼル様から、どうして徹様を助けたいのか…慕っているのか、と聞かれた。

 助けられた。救われた。

 その御恩を返したい。きっと、今この時が、恩返しの時なのだと思う。

 ――そして、私と黒歌は、徹様に惹かれている。

 きっと、恋焦がれているのだと思う。

 強いからではなく……あの人は、どうしようもなく優しいから。

 力に惹かれた訳ではない。強さに憧れた訳ではない。

 優しさに救われた。

 優しさに癒された。

 ……だから、助けたい。

 きっと徹様の優しさは、世界を変える。

 オーフィス様だって、きっと変える。

 私達は…そう信じている。

 

 

 

 B月”日

 

 『禍の団』――旧魔王派が行動を起こした。

 冥界の主要都市を狙って、『魔獣創造』で生み出した魔獣を繰り出してきた。

 しかも、その魔獣は徹様が曹操との戦いの際に召喚した――異形に良く似ている。

 獣の顔を持つ軟体動物のようなモノだったり、人の形をしたナニカだったり、景色が歪むほどの異臭を放つ獣だったり。

 その姿は様々で――それが十二体。

 そして、それらより一回り大きい……無定形の怪物。

 見ているだけで気が触れてしまいそうになる、おぞましい存在。

 十二体の『豪獣鬼』と、一体の『超獣鬼』。名前の判らないそれらには、仮称がつけられている。

 だが、そのどれもが徹様が召喚した物ほどに圧倒的な存在感を感じない。

 模倣。

 形だけを模した存在だからだろう。

 だがそれでも、レーティングゲーム王者『エンペラー』ベリアルのチームが為す術も無く敗走した。

 それほどまでに、英雄派が繰り出した魔獣は強力だ。

 ……あれほどの存在を、『神滅具』の持ち主は操れているのだろうか?

 とても無事だとは思えない。

 しかし、アレを相手にしながら曹操を探し、討たなければならないとなると…。

 それでも、勝たなければならない。

 徹様を救い、守り……また、徹様が居る日常に戻る為に。

 

 黒歌も、ロスヴァイセ様も、小猫も……私も、怯えている。

 それでも、退けない。退きたくない。

 

 

 

 B月#日

 

 今回の騒動に便乗して、上級悪魔の配下達が主人に反旗を翻し始めている。

 『悪魔の駒』を使って悪魔へ無理矢理転生させられた人たちらしい。

 そのほとんどは『神器使い』なのだとか……。

 信頼を得ぬまま転生させた末路かと思うと、悲しくなる。

 ……そういう一面が悪魔にもある、というのが…辛い。

 天使にも、堕天使にも、神にもある一面だが――それでも、私も同じ転生した側なので、辛く思ってしまう。

 しかも、全員が全員『禁手』へと至っているのだとか。

 『禍の団』は強制的な『禁手』へ至らせる方法へ辿り着いたそうだ。

 その結末は、所持者が耐えられず死ぬ可能性が高いらしいが……。

 『禁手』。『神器使い』の一つの究極系。私が目指している場所。

 ……誰かの力で無理矢理に至っても、何の意味も無いだろうに。

 それでも、冥界で争いを起こしている全員が、私では遠く及ばない高みへと至っているのは事実だ。

 

 ……私は、徹様を救えるのだろうか?

 今のままでは、曹操を倒すなど――不可能だ。

 どれだけ息巻いても、その事実だけを感じてしまう。

 

 

 

 B月$日

 

 今日は、良い事があった。

 アザゼル様が、冥府へと赴かれるらしい。家へ訪ねてこられた。

 冥府――先日の一件の際、死神が関わってきた。

 冥府の王ハーデスが関わっている事は明白で、その事をルシファー様と確認へ行くそうだ。

 そして、天界からも援軍が来ていた。

 『御使い』ジョーカーのデュリオ・ジェズアルド。

 話に聞いた事がある、天界の『神滅具』使い――最強のエクソシスト。

 天候を操り、空を支配する『御使い』と説明されたが…見た感じは、軽い調子の方だった。

 あと、食べ歩きが趣味らしい。どうでもいい。

 今日は、デュリオ様と手合わせをする機会を得られた。

 アザゼル様が口添えして下さったからだ。

 天界最強と言われるデュリオ様――曹操と同じ、『上位神滅具』の使い手。

 武器も、技術も、何もかもが違う。

 手も足も出ず、一矢報いる事すらできなかったが。

 だが、得るものも確かにあった。

 デュリオ様も冥界へ、アザゼル様とルシファー様の護衛として行くらしい。

 あの方が護衛ならば、冥府も安全だろう。

 

 リアス・グレモリー達も落ち着いたようで、今は兵藤君を救うために動いているそうだ。

 沈んでいるのは、似合わない。前へ進むのが彼女らしいだろう。

 だから、私も兵藤君の無事を信じよう。信じている。

 ――徹様も居るのだから、大丈夫のはずだ。

 今は、アジュカ・ベルゼブブの所へ行っているのだとか。

 兵藤君ではなく、『悪魔の駒』だけが『王』の元へ戻ってきている現状を詳しく調べる為らしい。

 

 それにしても、体調が良い。

 デュリオ様には及ばなかったが、今ならいつまでも戦っていられそうだ。

 ……それでも、おそらく曹操には届かない。

 武器破壊と女性封じ。

 もっと『刹那の絶園』――盾を上手く使えれば、戦い様もあるのだが。

 それに、『グレイプニル』。魔力の消費が多いが、これなら曹操の動きを封じれる。

 ――戦い方は、まだまだある。

 私の武器は、沢山の人から戦い方を教わった事だけだ。

 

 

 

 B月%日

 

 『豪獣鬼』と『超獣鬼』の冥界進行が予想よりも遅い。

 グレイフィア様によると、おそらく『魔獣創造』の使い手が制御しきれていないからだという。

 都市部ではなく、手当たり次第に破壊している所為で被害は広がっているが、都市部にはまだ到達していないそうだ。

 それでも、いずれは辿り着くだろうという話だ。

 だが、レーティングゲームの王者チームですら為す術がなかった存在だ。

 今はレヴィアタン様が迎撃の準備をしているらしいが、どこまで通じるか、というのが冥界の見方らしい。

 おそらく、リアス・グレモリーやソーナ様、サイラオーグ様のような若手上級悪魔も近いうちに召喚されるだろう。

 そして、私達も……。

 旧魔王派が動いているなら、おそらく英雄派も――。

 曹操は戦いを望んでいた。

 必ず、冥界全土を巻き込んだ戦争に関わるはずだ。

 その時――必ず、徹様を救いだす。

 

 黒歌達と、どう戦うか色々と考えたが……良い案が浮かばない。

 それまでに、曹操の強さは完成している。

 勝ち目があるとすれば、私達を舐めている、という所か。

 私達は全員女だ。女宝の能力は相性が最悪――抵抗のしようがない。

 そこが、そこだけが私達の勝ち目だ。

 恐らく、初手は女宝。

 避けるか打ち落とすか出来れば……それすらも、私達には奇跡に等しいのだが。

 

 しかし、自分では判らないが私の魔力が高まっているらしい。

 昨日から体調が良い――今までの訓練が実を結んだのだろうか?

 いきなりなので、あまり信じられないが。

 それに、戦いの際中にいきなり魔力が今までのように下がってしまう可能性もある。

 あまり信用は出来ない。

 ……信じられるのは、今まで学んできた事だけだ。

 

 私は存外、臆病なのだと思った。

 

 

 

 B月A日

 

 徹様が帰ってきた。帰ってきて下さった。

 ――オーフィス様と、グレートレッドを連れて。

 驚くなという方が無理だ。

 あの瞬間、確かに戦場が驚きに止まったのを自覚できた。

 なにせ、力を奪われたはずのオーフィス様も全快していたのだから。

 レヴィアタン様が一対一で互角だった『豪獣鬼』を十二体纏めて破壊し、『超獣鬼』に至ってはグレートレッドが一瞬で溶かしていた。

 ……ドラゴンのブレスを見るのは初めてではない。夏、冥界で一度タンニーン様のブレスを一度見た。

 あれが、ライターの火に見えるレベルだった。

 今でもあまり現実味がない。

 おそらく、徹様が居なかったら冥界は消滅していたと思う。

 それほどまでに――オーフィス様とグレートレッドの力は次元が違った。

 そして、その二体のドラゴンが暴れた傷跡を瞬時に直していた徹様も大概だと思う。

 

 それにしても…驚いたと言えば、私にいつの間にかオーフィス様の血が混じっている事も驚いた。

 気付いたのは戦いが終わった後……しかも、先程だが。

 グレイフィア様と黒歌、ロスヴァイセ様が気付いたのだが、私からオーフィス様の魔力が感じられるらしい。

 ……私や黒歌が気付かないうちに、どうやって私に血を飲ませたのだろう?

 オーフィス様の『力』で生み出された『蛇』ではなく、『力』の結晶である『血』なので、『蛇』で強化されたのとはまた違うらしい。

 しかも、曹操を一瞬だけだったが圧倒出来た魔力も、まだ一割も使い切れていないそうだ。

 正直、実感がない。

 いきなり強くなったと言われても、困る。

 それも、魔力だけが強くなっているので、余計に困る。

 私の武器は『偽りの神槍』で、盾は『刹那の絶園』。

 それは変わらないのだ……『無限の魔力』など、宝の持ち腐れにも程がある。

 まぁ、魔力が高いので女宝の拘束は力任せに破壊できたし、

 武器破壊は破壊できないほどにまで魔力を込めた槍を作る事で対応できた。

 『禁手』へと至った『刹那の絶園』は私の願いを叶えてくれる形へと進化した。

 私の視界へと写った攻撃を弾く盾。

 視界に写らなければ意味がないのだが、動きを阻害しないのは嬉しい進化だ。

 『最強の神滅具』の『七宝』すら弾く盾。

 曹操の動きを封じる事が出来る神具『グレイプニル』。

 そして、『黄昏の聖槍』を私の偽物の槍で打破できたことが、まるで夢のようだ。

 ……本当に、実感がない。

 沢山の人に支えられた。戦い方を教わった。魔術、魔法の使い方を学んだ。

 ようやく、その一端を生かせるようになったと思うと――嬉しい。

 やっと私は、少しは徹様の御役に立てるようになったのだろうか?

 黒歌達も、ゲオルクやヘラクレスのような英雄派の主要人物を打倒していた。

 徹様はオーフィス様とグレートレッドの援護で、私達までは手が回らないようだった。

 だからこそ、嬉しい。

 徹様の支援が無くても、私達は戦えた。勝てた。

 体中が痛いけど、嬉しい痛みだ。

 

 ――まだ、実感がない。

 でも、徹様とグレイフィア様に褒めてもらえた事は……夢であってほしくない。

 眠るのが怖い。

 そんなのは、徹様から『女王』の駒を戴いた時以来だ。

 願わくば、徹様が帰ってきた事が夢でない様に……。

 

 

 

 B月B日

 

 オーフィス様が、正式に徹様の家に住む事になった。

 オーフィス様が望み、世界が――徹様がその望みを受け入れる形で。

 今回の件で、オーフィス様は冥界の為に動いた。そのお蔭だとグレイフィア様は言っておられた。

 多分、オーフィス様としては冥界の為ではなく、徹様の為にではないか、と思う。

 ……真相は判らないが。

 私達は、そう思う。

 ヴァーリ様達もしばらくは家に居る様なので、当分は賑やかになりそうだ。

 料理も美味しいと言ってもらえたし…作り甲斐がある。

 

 それと、小猫が徹様の事を避けている。照れて。

 発情期の間に色々と吹っ切れたようだったのに、今度は照れて話すのも難しいようだ。

 『無限の龍神』と『真なる赤龍神帝』の二体と共に戦う姿は、確かに格好良かったと思う。

 言ったら不快を買うかもしれないが、まるで無限と夢幻を従えているようにも見えた。

 黒歌は惚れ直したと言っていたし、実際――私も、そう思う。

 子猫の、まるで外見相応の感情が微笑ましい。

 あまり笑うと拗ねるので、気付かれないように隠れて楽しもうと思う。黒歌と同じように。

 

 

 

 B月C日

 

 ……黒歌に負けた。ロスヴァイセにも。勝てると思ったのに。

 どうも、私は魔力は強くなったが使い方にムラがあるようだ。

 ……技術や才能だけではなく、魔力の使い方すら下手なのか……私は。

 槍と盾が強くなっただけで、戦い方はまだまだらしい。

 ――これでは、天狗になる暇も無い。

 私は、学ぶ事が多すぎる。

 才能が無くて良かった、と思う。

 才能が無いからこそ、私はもっと沢山の事を学びたい。

 何か一つに才能があったなら、きっとその一つだけを極めようとしたと思う。

 曹操のように槍を、黒歌のように仙術を、ロスヴァイセのように魔術を――。

 私は、そのどれも学ぶ。

 才能が無いから、そのどれもを学び、得たいと思う。

 今までは知識だけだった。

 だが今は、『無限の魔力』がある。

 ――私は、もっと強くなれる。

 いつか、徹様の隣に立てるように、徹様に相応しい『女王』へなれるように。

 ……もっと沢山、学びたい。

 だから、これからもよろしくお願いします、だ。

 黒歌、ロスヴァイセ。

 

 

 

 B月D日

 

 デュリオ様が冥府から戻って来られた。

 御無事で良かったと思う。

 天界も、徹様の事を心配して下さっていたようだ。

 徹様の事を悪く思う方もいるが、ルシファー様やグリゼルダ様のように徹様を良く思って下さっている方もいる。

 ……その事が、嬉しい。

 徹様は強い。強すぎる。

 強すぎる力は争いを呼ぶし、平穏を遠ざける。

 でも、ちゃんと理解者もいる――きっと、徹様はいつか平穏へと至れる。

 ――そのはずだ。

 『禍の団』も壊滅した。

 北欧とオリュンポスは沈黙を保っている。

 だから、大丈夫。その筈だ。

 

 それにしても、小猫はやはり黒歌の妹だと思う。

 マイペースというか……。

 お客様が来ているのに、徹様を気にしてばかりだった。

 デュリオ様もグリゼルダ様も気付いて、何も言わないでいて下さったが。

 微笑ましいな、本当に。

 名は体を表すというが、本当に小さな子供の猫……小猫のようだと思う。

 そして、徹様は罪な人だとも。

 鈍感すぎるのも、酷いと思うのだ。

 

 

 

 

 B月E日

 

 オーディン様が訪ねてこられた。

 徹様の帰還の祝いと、ロスヴァイセを褒めに。

 ロスヴァイセの話を聞いた後だと、どこまで本気か判らなくなる。

 ……徹様を気にされているのは本当だし、ロスヴァイセを気にしているのも本当。

 そして、私に力を与えてくれた事も。

 ――一体何を考えているのだろう? オーディン様は。

 徹様に何を求めているのか……判らない。

 それでも、黒歌やロスヴァイセは警戒してるけど…私はありがとうと言いたい。

 あの方に教えてもらった『槍』のお蔭で、『聖槍』を打倒する事が出来た。

 『偽りの神槍』――『無限の龍神』の『血』を受けてしまったなら、もう神槍とも呼べないか。

 

 




大体これで、まだ一割未満。
それと、グングニルだと二番煎じ(笑)なので、レイナーレさんの槍は独自進化します。
やっぱり、主人公にはそれなりの武器を持たせないとね。

え? 主人公? レイナーレさんでしょ?

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