ダリアの助力もあり、無事に友奈を救出した東郷。
一方その頃の地下施設突撃班は・・・・
地下実験施設へと向かう一向は、アンダークーロン中央に伸びる実験棟の階段を延々と下り続けていた。
芽吹「この階段、いったいどこまで続いているの・・・?」
雀「さすがにつかれたよぉー」
タオモン「よもや此所まで深いとは・・・・」
夏凛「・・・・この様子だと、まだまだ先は長そうよ」
歌野「そうね。どちらにしても、急がないと」
棗「ディノビーモンも気になるが、杏も気になる。間に合えば良いが・・・・」
タオモン「姐様・・・・どうかご無事で・・・!」
そうこうしている内に開けた場所に出た。
しかし、下へ続く階段は無い。
夏凛「嘘・・・行き止まり?他に道なんてあった?」
ワイズモン「───────不味い!!システムトラップだ!!」
瞬間、周囲の壁にナノモンの顔が複数現れた。どうやらモニターだったらしい。
ナノモン『ほう・・・招かれざるお客さんだね?アポイントメントも取らないとは・・・・礼儀がなっていないな・・・・』
雀「ひぃ!?ばばばばばばばばばばバレたぁぁぁぁぁ!!!」
ワイズモン「いや、これは只の録画映像だな」
ナノモン『此処より先は、招待状の無い者にはお引き取り願っているからね。キミ達も従ってもらうよ』
映像はそこで終了し、代わりに天井と床に複数の穴が開く。
そこから現れたのは、無数のワスプモンとキャノンビーモンだ!
┌─────┐
│ワスプモン│
└─────┘
サイボーグ型デジモン
┌────────┐
│キャノンビーモン│
└────────┘
サイボーグ型デジモン
芽吹「さしずめ、ガードマンとかSPみたいなものかしら?」
歌野「────────この子たち、まさか!?」
夏凛「歌野?」
ワスプモンズ「排除セヨ・・・・・排除セヨ・・・・・」
キャノンビーモンズ「侵入者ハ排除セヨ・・・・・」
羽音を立てて威嚇し続ける蜂たち。
と、そこへ更に天井の穴からもう一体、人型の何かが舞い降りて来る。
歌野「!!!・・・・・・・・やっぱり、そうなのね」
ゆっくりと舞い降りて来たのは蜂たちのリーダー、タイガーヴェスパモンだ。
┌──────────┐
│タイガーヴェスパモン│
└──────────┘
サイボーグ型デジモン
その場に着地したタイガーヴェスパモンは、ブゥ・・・ン、と瞳を光らせて歌野たちを見つめる。
TGヴェスパモン「侵入者ヲ発見。コレヨリ、掃討シマス」
棗「不味い事になったぞ・・・・どうする?」
歌野「任せて。あの子たちと話してみる」
夏凛「歌野!?」
ワイズモン「何でも良い。時間を稼いでくれれば、どうにかしてみせる」
歌野「オーライ!」
そう言って歌野は一歩前に出る。
歌野「『ローヤル
蜂たちは沈黙したまま、歌野を見つめる。
歌野「フォゲットしちゃった?一緒に畑仕事、したじゃない」
それでも蜂たちは沈黙したままだ。
そこで歌野はタイガーヴェスパモンに語りかける事にした。
歌野「ビー助!あなたなら私のこと、覚えているわよね?」
TGヴェスパモン「─────────」
歌野「ビー助・・・・・!」
ビー助と呼ばれたタイガーヴェスパモンは、静かに剣の切っ先を歌野たちに向けると、
TGヴェスパモン「侵入者ヲ排除シマス」
ロゼモン「歌野っ!!」
その瞬間を、辛うじて認識できたのは、夏凛と芽吹だけだった。
殆どノーモーションでタイガーヴェスパモンは歌野の下へ近付き、右手の剣で斬りつけてきたのだ。
咄嗟にロゼモンが飛び出していなければ、今頃歌野はタイガーヴェスパモンの剣の錆となっていただろう。
歌野「そんな・・・・ビー助・・・・・!」
夏凛「歌野、よく見て。あいつの左腕・・・!」
ショックを受ける歌野に、夏凛が駆け寄り話しかける。
夏凛に言われ、歌野がタイガーヴェスパモンの左腕を見る。そこには───
歌野「あれは・・・・黒い、腕輪?」
夏凛「イービルリングよ。あいつは多分、ナノモンに操られているのよ、あのリングを使って」
芽吹「つまり──────チッ!」
会話の途中だったが、『ターボスティンガー』と『スカイロケット∞』のスコールが全員に襲い掛かる!
雀「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!?交渉決裂してるじゃん!!あぁぁぁぁぁもうダメだぁぁぁぁぁ!!おしまいだぁぁぁぁぁ!!!」
Rルドモン「任せろぉ!!」
それまで、盾形態で雀に背負われていたライジルドモンが前に飛び出し、電撃を放ってミサイルを迎撃。レーザーは直撃コースのものだけを弾いてみせたのだった。
芽吹「つまり、あの輪っかを壊せば元に戻るのね!?」
夏凛「ええ、間違いないわ!」
ライジルドモンのおかげで出来た隙をついて、芽吹と夏凛はパートナーをリアライズさせる。
デュラモン「パーティーの最中にお邪魔するぜェェェェェェ!!!」
Sハックモン「あいつ、ホントテンション高いな・・・・」
デュラモンとセイバーハックモンがワスプモンとキャノンビーモンの群れを相手にしている最中、棗は歌野に駆け寄り話しかける。
棗「歌野・・・・・やれるか?」
歌野「───────ドントウォーリー。やらなきゃ助けることもできないなら・・・・・私は迷わない!」
ロゼモン「それでこそ歌野ね!」
TGヴェスパモン「排除・・・シマス!」
歌野「ビー助・・・・・絶対に助けてみせる!」
─次回予告─
白熱するローヤル部隊との戦い。
そんな最中、一匹のキャノンビーモンが現れ────
次回『ラブ&アンガー&ソロウのバーストモード、発動!!』
今、新たな冒険の扉が開かれる………