結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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-前回までのあらすじ-

ダリアの助力もあり、無事に友奈を救出した東郷。

一方その頃の地下施設突撃班は・・・・


六一話 蜂VS植物!地下施設の守護部隊

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アンダークーロン中央・実験塔

 

 

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地下実験施設へと向かう一向は、アンダークーロン中央に伸びる実験棟の階段を延々と下り続けていた。

 

芽吹「この階段、いったいどこまで続いているの・・・?」

 

雀「さすがにつかれたよぉー」

 

タオモン「よもや此所まで深いとは・・・・」

 

夏凛「・・・・この様子だと、まだまだ先は長そうよ」

 

歌野「そうね。どちらにしても、急がないと」

 

棗「ディノビーモンも気になるが、杏も気になる。間に合えば良いが・・・・」

 

タオモン「姐様・・・・どうかご無事で・・・!」

 

そうこうしている内に開けた場所に出た。

しかし、下へ続く階段は無い。

 

夏凛「嘘・・・行き止まり?他に道なんてあった?」

 

ワイズモン「───────不味い!!システムトラップだ!!」

 

瞬間、周囲の壁にナノモンの顔が複数現れた。どうやらモニターだったらしい。

 

ナノモン『ほう・・・招かれざるお客さんだね?アポイントメントも取らないとは・・・・礼儀がなっていないな・・・・』

 

雀「ひぃ!?ばばばばばばばばばばバレたぁぁぁぁぁ!!!」

 

ワイズモン「いや、これは只の録画映像だな」

 

ナノモン『此処より先は、招待状の無い者にはお引き取り願っているからね。キミ達も従ってもらうよ』

 

映像はそこで終了し、代わりに天井と床に複数の穴が開く。

そこから現れたのは、無数のワスプモンとキャノンビーモンだ!

 

┌─────┐

ワスプモン

└─────┘

サイボーグ型デジモン

頭部の触角パーツは索敵能力が高く、基地に近づくデジモンを警戒して常に周辺をパトロールしており、近づくだけで襲い掛かって来る。肩の推進器と背中のスタビライザーにより、上下前後左右と、あらゆる方向に急速に移動が可能で、近づいて来る敵をディフェンスして、強力なレーザー砲で追い払ってしまう。必殺技は大口径のレーザー砲を連射して放つ『ターボスティンガー』と、大型のデジモンをも一撃で仕留めてしまう『ベアバスター』だ!尚、この技はエネルギーを貯めてから放つため、素早い敵には当たり難く、主に地上の敵に対して有効だぞ

 

┌────────┐

キャノンビーモン

└────────┘

サイボーグ型デジモン

上部の巨大な武器コンテナから放つ一斉砲撃の弾幕で広範囲をカバーしてしまう。必殺技は大口径レーザー砲『ニトロスティンガー』と、計り知れない武器の搭載量を誇るコンテナから撃ち出される『スカイロケット∞』だ!

 

 

芽吹「さしずめ、ガードマンとかSPみたいなものかしら?」

 

歌野「────────この子たち、まさか!?」

 

夏凛「歌野?」

 

ワスプモンズ「排除セヨ・・・・・排除セヨ・・・・・」

 

キャノンビーモンズ「侵入者ハ排除セヨ・・・・・」

 

羽音を立てて威嚇し続ける蜂たち。

と、そこへ更に天井の穴からもう一体、人型の何かが舞い降りて来る。

 

歌野「!!!・・・・・・・・やっぱり、そうなのね」

 

ゆっくりと舞い降りて来たのは蜂たちのリーダー、タイガーヴェスパモンだ。

 

┌──────────┐

タイガーヴェスパモン

└──────────┘

サイボーグ型デジモン

ヴェスパモンは見た目の細く鋭いシルエットからは想像が出来ないほど驚異的なスタミナを誇り、戦闘中に決して動きを止めることはない。中でもトップ0.08%というエリート中のエリートは、“秘蜜部隊「ローヤルコマンド」”となり、コードネームを与えられる。単独での戦闘能力がずば抜けていることから“タイガー”のコードネームを持ち、“秘蜜武器「ローヤルマイスター」”を虎の牙の如く2刀流で扱う。必殺技は2刀流「ローヤルマイスター」で敵を突き刺す『マッハスティンガーV(ビクトリー)』だ!

 

その場に着地したタイガーヴェスパモンは、ブゥ・・・ン、と瞳を光らせて歌野たちを見つめる。

 

TGヴェスパモン「侵入者ヲ発見。コレヨリ、掃討シマス」

 

棗「不味い事になったぞ・・・・どうする?」

 

歌野「任せて。あの子たちと話してみる」

 

夏凛「歌野!?」

 

ワイズモン「何でも良い。時間を稼いでくれれば、どうにかしてみせる」

 

歌野「オーライ!」

 

そう言って歌野は一歩前に出る。

 

歌野「『ローヤル部隊(チーム)』のみんな!アイムホーム!!私よ、歌野!戻って来たわよ!!」

 

蜂たちは沈黙したまま、歌野を見つめる。

 

歌野「フォゲットしちゃった?一緒に畑仕事、したじゃない」

 

それでも蜂たちは沈黙したままだ。

そこで歌野はタイガーヴェスパモンに語りかける事にした。

 

歌野「ビー助!あなたなら私のこと、覚えているわよね?」

 

TGヴェスパモン「─────────」

 

歌野「ビー助・・・・・!」

 

ビー助と呼ばれたタイガーヴェスパモンは、静かに剣の切っ先を歌野たちに向けると、

 

 

 

 

 

TGヴェスパモン「侵入者ヲ排除シマス」

 

 

 

 

 

ロゼモン「歌野っ!!」

 

その瞬間を、辛うじて認識できたのは、夏凛と芽吹だけだった。

殆どノーモーションでタイガーヴェスパモンは歌野の下へ近付き、右手の剣で斬りつけてきたのだ。

咄嗟にロゼモンが飛び出していなければ、今頃歌野はタイガーヴェスパモンの剣の錆となっていただろう。

 

歌野「そんな・・・・ビー助・・・・・!」

 

夏凛「歌野、よく見て。あいつの左腕・・・!」

 

ショックを受ける歌野に、夏凛が駆け寄り話しかける。

夏凛に言われ、歌野がタイガーヴェスパモンの左腕を見る。そこには───

 

歌野「あれは・・・・黒い、腕輪?」

 

夏凛「イービルリングよ。あいつは多分、ナノモンに操られているのよ、あのリングを使って」

 

芽吹「つまり──────チッ!」

 

会話の途中だったが、『ターボスティンガー』と『スカイロケット∞』のスコールが全員に襲い掛かる!

 

雀「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!?交渉決裂してるじゃん!!あぁぁぁぁぁもうダメだぁぁぁぁぁ!!おしまいだぁぁぁぁぁ!!!」

 

Rルドモン「任せろぉ!!」

 

それまで、盾形態で雀に背負われていたライジルドモンが前に飛び出し、電撃を放ってミサイルを迎撃。レーザーは直撃コースのものだけを弾いてみせたのだった。

 

芽吹「つまり、あの輪っかを壊せば元に戻るのね!?」

 

夏凛「ええ、間違いないわ!」

 

ライジルドモンのおかげで出来た隙をついて、芽吹と夏凛はパートナーをリアライズさせる。

 

デュラモン「パーティーの最中にお邪魔するぜェェェェェェ!!!」

 

Sハックモン「あいつ、ホントテンション高いな・・・・」

 

デュラモンとセイバーハックモンがワスプモンとキャノンビーモンの群れを相手にしている最中、棗は歌野に駆け寄り話しかける。

 

棗「歌野・・・・・やれるか?」

 

歌野「───────ドントウォーリー。やらなきゃ助けることもできないなら・・・・・私は迷わない!」

 

ロゼモン「それでこそ歌野ね!」

 

TGヴェスパモン「排除・・・シマス!」

 

歌野「ビー助・・・・・絶対に助けてみせる!」

 

 




─次回予告─

白熱するローヤル部隊との戦い。
そんな最中、一匹のキャノンビーモンが現れ────

次回『ラブ&アンガー&ソロウのバーストモード、発動!!』

今、新たな冒険の扉が開かれる………
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