結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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ゆゆテ!


先日、ついにデジライズにもジエスモンが実装!!
性格は冷静で、必殺技は『シュベルトガイスト』!
敵全体にダメージを与え、自身の攻撃力と反撃率を上昇させる技だぞ!





カウンター技なのに先に攻撃するのか・・・・(困惑)



六四話 花々は唄い(シング・ア・フラワー)弾丸は燃ゆる(シルバー・バレット) 後編

銀「ジオグレイモン!!」

 

ジオグレイモン「ぅおりゃああああああああ!!!!!!」

 

樹のサンフラウモンとエテモンが戦っている間、銀たちは邪魔が入らないように、此方に群がってくるデビドラモンたちを撃退していた。

 

銀「─────粗方片付けたかな?」

 

ジオグレイモン「よし、姉御!サンフラウモンの援護をするぜ!」

 

銀「駄目だ」

 

ジオグレイモン「えぇ!?なんでさ!?」

 

銀「男同士の決闘に・・・・茶々を入れる奴なんざァ、馬に蹴られて三途の川さね」

 

と、キメ顔で銀が言う。それを見て、風と夏凛が突っ込んだ。

 

風「カッコつけてる処悪いけど、樹は女の子だからね」

 

夏凛「あと、戦ってるのサンフラウモンだから」

 

二人に突っ込まれ、銀は頬を膨らませる。

 

銀「むー・・・・・ま、とにかく!須美も園子もきっと頑張っているはずだし!アタシだって頑張らなくちゃ!!」

 

ジオグレイモン「その意気だぜ!姉御!!」

 

そうこうしている内に、また新たなデビドラモンたちが現れる。

 

風「んもう!まったくキリが無いわね!しつこい男は嫌われるわよ!?」

 

悪態をつきながら、大剣を構え直す。

と、その時であった………

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………………

 

 

 

 

 

突如として鳴動する大地。

 

雀「ふぁっ!?え!?何!?地震!?はははははは早く隠れなきゃ!潰されちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

 

その衝撃は、今の今まで気絶していた雀が漸く起きる程。

 

芽吹「い・・・いったい何が・・・!?」

 

ディノビーモン「──────────!!」

 

地震が始まるとほぼ同時に、それまで空に漂うばかりだったディノビーモンが、動き始めた。

 

夏凛「ディノビーモンが・・・・・まさか!?」

 

何かに気付いた夏凛だったが、それを仲間に伝えるよりも早く、()()は現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「■■■■■■■■ーーー!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大地を割り裂いて現れたのは、夏凛たちの見知らぬデジモンだった。

 

Sハックモン「なんだ・・・・あれは・・・・!?」

 

デュラモン「斬り甲斐のありそうなデカさだぜ!!!」

 

ナノモン「フハハハ!!やった・・・・遂に完成したぞ!!!」

 

何処からかナノモンの高笑いが聞こえてくる。

目を凝らしてよく見れば、謎の巨大デジモンの頭上にいるではないか。

巨大デジモンの上にいるナノモンは、頭にイービルリングを着けている。そのリングからは無数のコードが伸びており、その先は謎のデジモンに繋がっている。

 

ナノモン「嗚呼・・・・この日をどれだけ・・・・どれだけ待ち望んでいたことか・・・・!!さあ、我が子ミレニアモンよ!!共に、『始まりの刻』へ行こう!!」

 

ミレニアモン「■■■■■■■■■■!!!!!!」

 

┌──────┐

ミレニアモン

└──────┘

合成型デジモン

圧倒的なパワーをもつムゲンドラモンと、様々な強力なデジモンのデータをもつキメラモンが融合した究極の合成型デジモン。倒すことは不可能であると言われているが、今だ解明されていない融合の原因をつきとめることが、その攻略の糸口になるのではないだろうか。必殺技は、時を圧縮して異次元を作り出し相手を永遠に亜空間に閉じ込めてしまう「タイムアンリミテッド」だ!

 

夏凛「あそこに居るのって、ナノモン・・・・?」

 

芽吹「だとしたらこいつは、ムゲンドラモンが進化した姿だって事?」

 

ナノモン「クハハハハハハハハ!!その通り!!!これこそ!我が研究の集大成!!!その名も『ミレニアモン』!!時すら操れるこの力で、ワタシh──」

 

ディノビーモン「Gruaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

ナノモンが語っている途中だったが、ミレニアモン目掛けてディノビーモンが空から落ちて来た。高々度から急速降下してきたらしく、その速度は音速に届くレベルと見受けられる。

故に、ミレニアモンに衝突した際の衝撃は凄まじく、その余波に銀たちは吹き飛ばされそうになる。

 

銀「うわっぷ・・・!?」

 

ジオグレイモン「うおお!?なんつー無茶を・・・!」

 

凄まじい衝撃に誰もがミレニアモンを倒したと思った。少なくとも、それなりのダメージを与えただろう、と。

 

ナノモン「やれやれ・・・・・その程度かね?」

 

しかし、ミレニアモンは無傷でそこに立っていた。

 

ナノモン「確かにパワーは凄まじかった。それは認めよう。が」

 

ミレニアモン「■■■■■・・・・・・」

 

ディノビーモン「Gr・・・・?」

 

ミレニアモンがディノビーモンを掴み、己が顔前に持っていくと大きく口を開いた。

 

ナノモン「我が子には餌にしかならんよ」

 

 

 

 

 

バクン!

 

 

 

 

 

ディノビーモンは、ミレニアモンに食べられてしまった。

 

歌野「ところがぎっちょん!!」

 

棗「そうは行かない!!」

 

───かに思われたが、タイガーヴェスパモンにより、寸での所でディノビーモンは救出されたのだった。

 

樹「歌野さん!棗さんも・・・!」

 

ロゼモン「どうやら間に合ったようね。最も、これを『間に合った』と言っていいのかどうか────」

 

Mシードラモン「まだ大事には至ってないし、間に合ったってことでいーんじゃなぁい?」

 

エテモン「フン。お目出度い連中だこと・・・」

 

Mシードラモン「なんだとー!」

 

ミレニアモンが現れてからずっと沈黙していたエテモンが、低い声を絞り出すようにして告げる。

 

エテモン「アレが目覚めた・・・・ということは、もう総て手遅れなのよ・・・・何をしたって無駄・・・・アチキたちは─────」

 

ミレニアモン「■■■■■■■■■!!!!!!」

 

エテモンが話している途中、ミレニアモンが行動を開始する。

再び大きく口を開け、デビドラモンの群れとフローティア軍のデジモンたちが戦う戦場へ向け───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『Time Unlimited』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、何が起きたのかを正確に把握できた者は、誰一人として居なかった。

ただ、結果だけを告げるならば、

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、ミレニアモンの一撃によって消し去られた。

 

 

 

 

 

風「────────なによ・・・・これ」

 

辛うじて、勇者たちとそのパートナーは射線から外れた場所で戦闘していた為に、全員無事だ。

しかし、それがかえって逆効果になってしまった。

 

雀「 」

 

芽吹「───────────」

 

歌野「・・・・はは、ちょっと無理ゲー過ぎないかしら?」

 

棗「───────厄災と、呼ばれるだけのことはある・・・・な」

 

その圧倒的過ぎる力量の差に、さしもの勇者たちも、絶句した。雀にいたっては気絶している。

しかし、そんな状況にも関わらず、諦めていない者が・・・

 

夏凛「確かに強いわね・・・・・だからと言って、ここで諦める訳?冗談じゃないッ!!!!!!」

 

銀「勇者は気合いと根性!どんな逆境だろうと、立ち向かって、そして勝ぁつ!!!」

 

夏凛と銀、そして─────樹である。

 

エテモン「アンタ・・・・」

 

樹「エテモンさん。私は、自分の歌で世界を救おうだなんて、一度たりとも思ったことはないですよ」

 

エテモンに笑いかけながら、樹は伝える。自身が抱く、歌への想いを。

 

樹「私は、私の歌を聴いてくれたみんなに、幸せになって欲しい・・・!たったそれだけなんです!」

 

エテモン「・・・・!」

 

サンフラウモン「イツキの夢を邪魔するって言うなら、私が相手になってやる!!」

 

ジオグレイモン「姉御!出し惜しみはナシだ!全力でやるぞォォォォォォ!!!」

 

Sハックモン「やれやれ・・・・・どう倒せばいいのかもわからないと言うのに・・・・でもこういうの、嫌いじゃない!!」

 

三体がミレニアモンの前に立ち塞がる。その傍らには三人のテイマー。

 

夏凛「行ける?二人とも」

 

銀「いつでも行けるよ!」

 

樹「こっちも、大丈夫です!」

 

二人の想いに応える様に、銀のデジヴァイスと樹の端末から、光が溢れ………

 

銀「ジオグレイモン!!」

 

樹「サンフラウモン!!」

 

二人「「超!進化ぁぁぁぁぁぁ!!!」」

 

 

ジオグレイモン「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

サンフラウモン「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

 

 

 

 

ライズグレイモン!!!

 

 

 

 

 

ライラモン!!!

 

 

 

 

 

それぞれの想いを胸に、勇者たちは立ち向かう。

 

 




~次回予告~

キメラモンへの対抗策を練る為にひなたの下を訪れていた杏。そこにミレニアモン出現の報告が飛び込んでくる。
未だ暴れるディノビーモン。
懸命に戦う勇者たち。
混沌渦巻く戦場に、ついに、彼女たちが舞い戻る!

次回『ナノモンの野望。打ち砕け!パイルドラモン!!』

今、新たな冒険の扉が開かれる………
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