結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

115 / 336
唐突に始まる新コーナー!
ゆゆてゆゆって

銀「お便りが来ています。
『ゆゆテは序章だけ一人称で他は台本形式と、手抜き感が凄いです。もっと他のSSを見習ってください』」

小生「くぅ!しかと胸に響いたゼ・・・・!」

小生「わかった!!」


小生「第三章からは、一部の話で一人称で書いたるわーい!!!」



と、いう訳で第三章からは、一人称でのお話も書いていこうと思います。

でもまずは、第二章を終わらせんとなぁ・・・・


六八話 戦いの結末。そして……… -前編-

デュラモン「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

ミレニアモンの体内から現れた結晶体へ、デュラモンが攻撃を仕掛ける。が───

 

スカッ

 

デュラモン「およ?────あで!?」

 

デュラモンの攻撃は結晶体には当たらず、突撃の勢いを殺し切れなかったデュラモンの身体すらすり抜けてしまったのだった。そしてデュラモンはコケた。

 

樹「嘘!?攻撃がすり抜けた!?」

 

夏凛「なら、これはどうよ!!」

 

同じように夏凛が攻撃を仕掛ける。が、これも駄目。

 

夏凛「ちぃ・・・!勇者の力でも駄目か!?」

 

風「だったら・・・・・・メガログラウモン!!」

 

Mグラウモン「いくぞ~~~!!!」

 

風の大剣とメガログラウモンの『ダブルエッジ』が同時に、結晶体に炸裂する!しかし────

 

ガキィ───ン・・・

 

Mグラウモン「いったぁ~~~い!」

 

風「痛ぅ・・・・」

 

両者の攻撃は、やはり結晶体をすり抜けてしまう。おかげで二人の刃同士が衝突。あまりの衝撃に風は大剣を取り落とし、メガログラウモンのエッジは欠けてしまった。

 

杏「存在が安定していない?ひなたさん!存在証明の値はどうなってますか!?」

 

ひなた「今、確認しています!───────そんな!?正常に作動していない!?何故!?」

 

ダリア「はぁ・・・・・はぁ・・・・・だから・・・・・待て、と・・・・・言った・・・・・です・・・・・よ」

 

その時、肩で息をしながら、ダリアがやって来た。

どうやらベースキャンプからここまで、走って来たようだ。

キャンプからここまでの距離はおよそ100㎞。とてもじゃないが、走って来るには無理がある距離であるが、ダリアの事だ、どうにかしたのだろう。

 

ダリア「イズに・・・・・送ってもらえば・・・・よかった・・・・です・・・・・本部に・・・・・救援要請を・・・・・頼みに・・・・・行かせたのが・・・・・間違いだった・・・・・のです・・・・・」

 

ひなた「良い所に。緊急事態です、ダリアさん!」

 

ダリア「すぅ─────はぁ─────ふん。理解しているのです」

 

息を整え、普段通りに振る舞うダリア。しかし、滝の如く流れる汗が全てを台無しにしている。しかしダリアはそんな事お構い無しに捲し立てる。

 

ダリア「ボクの説明もちゃんと聞かずに、しかもボクを置いてさっさと行ってしまったから、こうなったのですよ」

 

美森「いいから!どうすればいいか教えて頂戴!!」

 

ダリア「やれやれ、仕方ないのです。とりあえずウシチチ、お前は農業女と代わるのです」

 

美森「え?誰?」

 

歌野「─────────────シット」

 

どうやら歌野の事らしい。苦虫を噛み潰したような顔で、歌野が渋々ダリアの指示に従う。

 

美森「─────成る程、歌野さんの事」

 

歌野「どうせなら農業王と呼んでって、何度も言っているのに・・・・・」

 

ダリア「お前ごときが"王"を名乗るには、百年早いのですー」

 

歌野「ぐぬぬ・・・・いつも通りに小生意気な奴!!」

 

歯軋りをする歌野だったが、今はダリアの指示に従うより他に無い。

とりあえず、東郷と交代する。

 

歌野「それで!?ネクストはどうすればいいの!?」

 

ダリア「お前のパートナーをデジタライズした端末をセットするのです。そうすれば、世代が安定して存在証明装置の起動条件を充たす事ができるのです」

 

杏「起動条件は究極体を四体揃えること?それだけの演算能力が必要って事なのね・・・・・」

 

歌野「オーケーよ!ロゼモン!!プリーズ!!」

 

ロゼモン「ええ!任せなさい!!」

 

歌野は、ロゼモンを端末の中にデジタライズすると、メカノリモンにセットした。

 

芽吹「・・・・・見た目に変化は無いわね」

 

デュラモン「ならば試すのみィ!!」

 

芽吹「あ!?こら!また・・・・!」

 

再び、デュラモンが突撃していく。

嫌なデジャブを感じた芽吹が注意をしようと声をかけたが、やはり無視である。

 

デュラモン「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

ミレニアモンの体内から現れた結晶体へ、デュラモンが攻撃を仕掛ける。が───

 

ガキィィ───ン・・・・!

 

デュラモン「当たっ痛っ痛っ痛ぁ・・・・・・」

 

攻撃は当たった。しかし、硬すぎて刃が通らなかったようだ。

痺れて伸びているデュラモンを脇目に、あの結晶体への攻撃方法を思案する芽吹。

と、その時、声が聞こえてきた。

 

???「ワタシ───ハ─────」

 

樹「え・・・・何?・・・誰?」

 

声はその場にいる者全員の頭の中に直接聞こえてきている。

 

???「ワタシハ─────シリタイ─────」

 

棗「シリタイ・・・・知りたい?何をだ?」

 

???「ワタシハ─────ナゼ、ウマレタ?────」

 

銀「・・・・・これって、あのミレニアモンの声?」

 

友奈「──────違う。これは・・・」

 

美森「友奈ちゃん?」

 

???「シリタイ─────ワタシタチハ─────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「何者なんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瞬間、その場にいた全員の視界が、ブラックアウトした────

 




ゆゆテ!

Gジェネクロスレイズの隠し機体に、かの光の騎士様が参戦するとの情報を聞いた小生。迷う事なくプレミアムエディション版を購入しました(笑)

Gジェネなんて久々だけど、楽しいわ~♪

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。