結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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ゆゆゆいではレンちをお迎えできたし、デジライズではアルファモン王竜剣も手に入れた。

でも、代わりに今月もお財布がすっからかんでさぁ・・・・(白目)


七十話 「いったいなにがどうなってるのぉぉ!?」

友奈「スティングモン、ケガはもう平気?」

 

スティングモン「ああ、それより・・・・」

 

少女「あの、大丈夫ですか?」

 

突然、知らない女の子から声をかけられた。

 

少女「えと・・・・その人?怪我してるみたいだったから・・・・」

 

友奈「あー、えっと・・・」

 

よく見たらここ、イネスの駐輪場だ!?ちょっとヤバいかも・・・・上でエクスブイモンが戦っている最中だし、周りに被害が─────

 

エクスブイモン「クッ・・・・・こいつ、素早い・・・・・!」

 

プテラノモン「─────────」

 

エクスブイモン「その上、この強さ────やはりX抗体種か!?」

 

 

┌─────────┐

プテラノモン:X抗体

└─────────┘

-X抗体によるプテラノモンのデジコアへの影響-

プテラノモンが滞空する高高度に達することのできるデジモンが今だ存在しないことから、プテラノモンはプテラノモンとの戦いを余儀無くされ、空対空の戦闘能力、機動力を持つに至っている。これは低空での飛行能力の向上も意味し、超低空で最高スピードを出しながらも敵の姿を逃すこと無く、鋭い足の爪で敵を切り裂く必殺技『ネイルコーム』を身に付けている。また、最大速度を出す際は両足を体の中に収納して抵抗を減らす。

 

 

エクスブイモンはプテラノモンの速さに追い付けないで、一方的に攻撃されていた。

どうしよう・・・・・どうしよう・・・・・

エクスブイモンもだけど、周りのことも─────

 

ブロロロ────

 

友奈「ん?」

 

スティングモン「な・・・・なんだ?トラック?」

 

友奈「あ、トラック知ってるんだ」

 

初めて知ったよ。って、いやいや!そうじゃないよ!?

私たちの下に、大赦のマークが書かれたトラックがやって来た。

声をかけてくれた女の子や周囲の人々が不思議そうにそれを見ていると、トラックのコンテナが開いて、アンテナっぽい物が現れた。

 

友奈「なにあれ?」

 

と、その時。

アンテナからビームが真上に向かって放たれた!

そのビームはプテラノモンよりも上に飛んで行くと、四方向に別れて落ちてきた。

 

友奈「うっ!?」

 

スティングモン「グッ・・・!?なんだ?身体が・・・・あれ?なんともない・・・・」

 

一瞬、身体が痺れた感じがしたけど、特になんにも───────あれ?周りから人が消えちゃった?

 

スティングモン「・・・・ゆー、ちゃん?その身体はいったい?」

 

友奈「・・・・・・え?」

 

スティングモンに言われて、びっくりした。

 

 

 

 

 

私の身体は、魂だけになっていた。

 

 

 

 

 

東郷さんを助けに、ブラックホールに飛び込んだ後の時のような、ふわふわした感じ。周囲を見回しても私の身体は何処にもない。

これ、どういうこと?

 

???「・・・・誰かいると思ったら、どうしてここに結城さんが?」

 

友奈「え?・・・・・あ、貴方は!?」

 

トラックから出てきたのは、夏凛ちゃんのお兄さん────三好春信さんだった。

 

春信「それにその姿────報告にあったアストラル体という奴か・・・・?どうしてそんな姿に」

 

友奈「わ・・・私にもさっぱり・・・・」

 

春信「そもそも・・・・きみはさっき、安芸さんの車に乗って島根に行ったのでは?」

 

スティングモン「何だと?」

 

友奈「────────やっぱり」

 

あのとき春信さんは、私たちが島根県に行くのを見送ってくれた。

その春信さんが、『私が島根県に向かった』と言っているってことはつまり、私はどういうわけか、過去に来ていたってことになる。

 

???「春信!話は後にしよう!今は・・・」

 

その時、春信さんの背中から、ひょっこりとデジモンが顔を出した。

 

友奈「わっ!デジモンだ!?かわいい♪」

 

エリスモン「エリスモンっていうんだ!よろしくね♪」

 

春信「・・・・・・よし、『電脳式樹海化結界装置(ディメンションフィールド)』は順調に稼働中。行くぞ!エリスモン!!」

 

エリスモン「うんっ!!」

 

そう言うと、春信さんはゴーグルを頭に身につけて、端末を掲げた。

 

 

 

 

 

PERFECTMATRIXEVOLUTION

 

 

エリスモン、ワープ進化─────

 

 

 

 

ラセンモン!!!

 

 

┌─────┐

ラセンモン

└─────┘

獣人型デジモン

負の感情を恐れず受け入れることで、自分を信じる勇気を取り戻したラセンモンの真の姿。負の連鎖を断ち切り生まれ変わったこの姿は、暴走していた力を完全に制御できるようになり、凶暴な気性も落ち着き、心優しく穏やかな性格になっている。

戦闘時においては、味方の感情をエネルギーとして取り込むことで更に力を蓄えることができ、ラセンモンは自身が正しいと思うことにのみ、その力を行使する。

必殺技は腕のブレードを回転させながら強力なパンチを繰り出す「ジャイロスマッシュ」と、ブレードを更に超高速で回転させて起こす竜巻を敵にぶつける「クオリアライズブラスト」。また、射出した全身の螺旋棘を合体させた巨大ドリルで敵を貫く「スパイラルヴァニッシュ」は、蓄えた感情エネルギーをドリルと共に放出することで超強力な一撃を繰り出すラセンモンの切り札なのだ!

 

 

友奈「・・・・・・・・・が」

 

スティングモン「・・・・・・・・・が」

 

 

二人「「合体したぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?!?!?!?」」

 

 

ラセンモン「・・・・・フム、調子は現実世界と変わらず────か」

 

びっくりしている私たちは無視して、エリスモンと合体した春信さん(?)は、エクスブイモンと戦うプテラノモンを睨み付ける。

 

ラセンモン「ぃよっしゃあ!!!」

 

ぎゅいぃぃぃぃぃぃぃぃん!!!と両腕のブレードが回転し始めると同時に、両拳をかち合わせた。

 

 

ラセンモン「『クオリアライズ───ブラストォ』!!!!!!」

 

 

回るブレードから発生した竜巻を、エクスブイモンとプテラノモンに向かって解き放った!

──────はっ!?ぼーっとしてる場合じゃない!エクスブイモンも巻き込まれちゃう!

 

友奈「エクスブイモン!避けてぇぇぇぇ!!!」

 

エクスブイモン「え?──────ぅおわあ!?!?」

 

プテラノモン「!?!?!?」

 

わたくしの叫びに反応できたエクスブイモンは、どうにか避けることができたけど、プテラノモンは巻き込まれて、そのまま消失してしまった。

 

エクスブイモン「なんつー威力だ・・・・・(汗)」

 

ラセンモン「む?あのデジモンも、きみのパートナーだったのか?」

 

友奈「───────えっと、はい」

 

ラセンモン「─────ふぅむ?」

 

きょとんとしている春信さん(?)。

なにがなんだかよくわかんないけど・・・・とりあえず、プテラノモンはなんとかなった、のかな?

 

 




─次回予告─

やっほー♪エリスモンだよー

友奈って娘、すごいね~!二体もパートナーを連れているだなんて、なにか特別なデジヴァイスでも持ってるのかな?
さて次回!
『とりあえず、説明から始めようか・・・』

今、新たな冒険の扉が開かれるよ!!

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