結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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今週末は結城友奈ちゃんのお誕生日!!
ゆゆゆいのバースデーイベントは地獄だったな・・・・主に笑い過ぎで。


七六話 罠使い(トラップマスター)!バルバモンの罠! -後編-

ラグエルモン「シッ!!」

 

バルバモン「ひゃっふ~~!あぶな~~~~い」

 

ラグエルモンの高速の突きを、バルバモンが間一髪で回避する。

戦闘を開始してからずっと、両者はそのようなやり取りを続けていた。

一見すれば圧しているのはラグエルモンの方に見える。

が、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

ラグエルモン「シャァァッ!!!」

 

バルバモン「おっと危ない、『フレアトラップ』!」

 

攻撃を避けきれないと判断した場合はこのように、トラップを起動させて攻撃を反らしていた。

 

ひなた「─────ラグエルモン、いつまで遊んでいるのですか?」

 

ラグエルモン「────────」

 

ひなた「そのような小物風情に、そこまで時間をかけて・・・・・貴女の力量は、そこまでだったのですか?」

 

ラグエルモン「────────済まない」

 

デジモンとパートナーは影響し合う。

現在、ひなたはラグエルモンの影響を受けて、かつて大赦を率いていた時代のように、冷酷にラグエルモンをコキ卸す。

 

ひなた「もっと全力で挑みなさい」

 

ラグエルモン「分かっている」

 

ひなたの一言に答えるように、ラグエルモンの身体から、黒いオーラが迸り始める。

 

バルバモン「おっ?そろそろカナ~~?」

 

ラグエルモン「・・・・・・・フゥゥゥ!!!」

 

黒いオーラが背中に集まり、翼のような形状に変化していく。

 

と、その時だった。

 

 

 

 

 

アルファモン?「ウ・・・・ァァァァァァァァ・・・・!!!!」

 

 

 

 

 

電脳核を引き抜かれたはずのアルファモンが起き上がり、ラグエルモンに向かって襲い掛かってきた!

しかし………

 

ひなた「あら、()()()()

 

ラグエルモン「そうだな」

 

オーラの翼でアルファモンを捕らえたラグエルモンは、そのままアルファモンを自身の身体に取り込んだ。

 

 

 

 

 

ラグエルモン「さあ・・・・・本当の絶望を教えてやろう」

 

 

 

 

 

黒い翼に包まれて、ラグエルモンの姿が変化していく。

 

 

 

 

 

バルバモン「その瞬間を待ってたんだぁ!!!!」

 

 

 

 

 

満面の笑みを浮かべて、バルバモンが杖を振るう。

その瞬間、ラグエルモンの周辺に五つの金属製ボールが出現。それぞれから、レーザーがラグエルモンに向けて照射された。

 

ひなた「っ!?」

 

バルバモン「あ~~はっはっはっはァァ~~~~~~♪超究極体へと至れる莫大なエネルギー、ボクちんはそれが欲しかったのよ~~ん♪」

 

ひなた「あなたは・・・・それだけの為にこんな事をっ!!」

 

バルバモン「あぁ~ん?そうだけど~?」

 

ひなた「許せない・・・・!命をなんだと思っているんですか!?!?」

 

バルバモンは、鼻くそをほじりながら答える。

 

 

 

 

 

バルバモン「そんなの決まってるじゃーん。ボクちんのオ・モ・チャ・さ☆」

 

 

 

 

 

バルバモンの言葉に、その場にいる全員が、絶句した。

 

バルバモン「おおっと、ちょっと言い間違えた。実験道具だよ、実・験・道・具。オモチャにしちゃあ、ちょっと高級感あり過ぎだしね~~wwwww」

 

ラグエルモン→メイクーモン「うぅ・・・・がはっ・・・」

 

ひなた「メイちゃんっ!!!」

 

そうこうしている内に、ラグエルモンはメイクーモンまで退化してしまっていた。

 

バルバモン「よ~し♪根こそぎ絞り取っちゃえ☆」

 

ペロ「させないよ!!」

 

しかしそこへ、ペロの『アルティメットストリーム』が放たれ、メイクーモンを囲う金属ボールを吹き飛ばした!

 

棗「ナイスだ・・・・ペロ!」

 

ペロ「このクロンデジゾイドのボディ!こんな場所だってへっちゃらなんだから!!」

 

自慢気に話しているが、重力場の中では流石のペロも若干無理をしているのは内緒の話。

 

ひなた「メイちゃん・・・・」

 

メイクーモン「ごめんね・・・・ひなた・・・・わたし・・・・」

 

ひなた「良いんです・・・・今は、ゆっくり休んで下さい」

 

解放されたメイクーモンをデジヴァイスの中へデジタライズさせる。

その間にバルバモンは、メガログラウモンが閉じ込められ、今は黒い液体で満たされたカプセルの隣に移動していた。

 

バルバモン「あーあ、エネルギーもうちょい欲しかったな~~。ま、いっか」

 

バルバモンが蓋のコンソールを操作すると、カプセルが開いた。

中から、どろりとした液体が地面に落ちる。するとその液体が卵の形に変化した。

 

バルバモン「さ~~て、さっき手に入れたこのエネルギーをつかって~~・・・・と」

 

その卵に、先程ラグエルモンより盗った進化エネルギーを、ほんの一匙分だけ使用する。

 

瞬間、液体が硬質化。結晶体になった。

と思った次の瞬間────

 

 

 

 

 

卵型の結晶体を砕き、紅き魔龍が、誕生した。

 

 

 

 

 

バルバモン「出たぁ☆」

 

風「・・・・・・・ギル、モン?」

 

魔龍「────────────────」

 

意識が朦朧としているのか、魔龍は静かに佇んでいるのみで動かない。

 

夏凜「あれは・・・何?ギルモンなの?」

 

Sハックモン「─────あれは、まさか・・・」

 

夏凜「知ってるの?」

 

Sハックモン「おそらく、あれはメギドラモン。デジタル世界に多大な悪影響を及ぼす存在って言われている」

 

┌──────┐

メギドラモン

└──────┘

邪竜型デジモン

竜型デジモンの中では最凶であり、最も邪悪なデジモン。チンロンモン、ゴッドドラモン、ホーリードラモンと並ぶ四大竜デジモンの一柱ではあるが、その性格は他の3体とは似ても似つかぬほど凶悪である。現存しているのかどうかも判らないほどの希少種であり、その存在自体が"デジタルハザード"であるが、そのパワーは何らかの“力”により封印されている。しかし、そのパワーが覚醒したときにはデジタル世界に対して多大なる被害を及ぼすと言われている。クロンデジゾイド製のボディを持っている。得意技は「地獄の咆哮」と言われる強力な衝撃波『ヘル・ハウリング』。必殺技はあらゆる物体をも灰と化してしまう『メギドフレイム』だ

 

 

風「嘘・・・よね?そんな訳ないわよね・・・?ギルモン?」

 

メギドラモン「───────」

 

風がメギドラモンへと手を伸ばした、その時。

 

バルバモン「ハイハーイ、チミはボクちんの言うとおりにしてればいーの!てなワケで、首輪をがっちゃこーん♪」

 

 

 

 

 

メギドラモン「ギッ!?アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

バルバモンにイービルリングをはめられたメギドラモンが、途端に暴れだしたのだった!

 

風「ギルモン!?ギルモン!!」

 

棗「風!危険だ!!」

 

風「でもっ・・・・!」

 

棗「私に任せておけばいい!ペロ!」

 

ペロ「無茶いうなぁ~・・・・でも、ここが頑張り所だよね!」

 

暴れるメギドラモンに、ペロが相対する。

 

バルバモン「─────あっるぇ~?なんか、こっちの操作を受け付けてくんないんだけど~?」

 

事此処に至って、バルバモンは未だ平常運転であった。

 

 




─次回予告─

暴走するメギドラモンを止めるべく、奮闘するメタルシードラモン。
しかし力及ばず、いとも簡単に捩じ伏せられてしまう。
絶体絶命のピンチの最中、己の力を全て取り戻したドルモンが、新たな力と共に立ち上がる!

次回『復活のドルゴラモン!メギドラモンの暴走を止めろ!』

今、新たな冒険の扉が開かれる………

藍原バルバモンへのお仕置き、どの程度やる?

  • 絶対に許さねえ!(カチドキィ!
  • キサマヲムッコロス!!
  • 私は許す。だが、相棒が許すかな!
  • ↑全部
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