今回出す"スライド・エヴォリーション"は本来、ハイブリッド体の人↔️獣の切り替えのことを指すのですが、スピリット系は基本的に出てこないので少し設定を変更して使用することを、先にお伝えしときます。
暴れるメギドラモンを正気に戻すべく、メタルシードラモンは奮闘した。
いつの間にか重力トラップは消失していた。故にメタルシードラモンは万全の状態で戦っていた。
しかし、メタルシードラモンは敗北した。
ペロ「くふぅ・・・・あいつ、強すぎぃ・・・・」
棗「ペロ・・・!!」
風「ギルモン止めて!!!どうして私の言うことを聞いてくれないの!?」
樹「お姉ちゃん危ないってば!!」
夏凜「風!もう無理よ!!今のあいつは・・・・もう・・・!!」
風「そんな事無いっ!!!あの子はギルモンよ!!!呑気で、食い意地はってて、でもやる時はやる、私の大事なパートナーのギルモンなんだから!!!!!!」
雀「メタルシードラモンだって止められなかったんですよ!?声一つで止まる訳・・・・・・」
風「気持ちは通じてるハズ!!!私は諦めないんだから!!!ギルモぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉン!!!!!!!!!」
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」
風の叫びに呼応するかの如く、メギドラモンが雄叫びを上げる。それはまるで、啼いているかのような・・・・
バルバモン「うーん・・・・・おっかしいなぁ・・・?この前盟友に頼んで実地試験、したんだけどなぁ~」
その頃バルバモンは、ノートPC型端末の画面を睨みながら、イービルリングのプログラムを見直していた。
バルバモン「出力設定が違うのかナ~~?でもこれ以上はリングが持たないし・・・・・うむむ・・・・」
バルバモンが首を捻り唸り声を上げた、その時だった。
┌──────┐
│ドルゴラモン│
└──────┘
獣竜型デジモン
ドルゴラモン「ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!」
園子「ドラゴンライダー園子・アーキタイプ乃木!!!ここに見☆参!!!なんよ~~!!!」
ドルゴラモンの背に乗って、両手に二本の槍を手にし、勇者装束を纏った園子が、ドルゴラモンと共に名乗りを上げる。
その衣装は、かつて纏っていた紫薔薇の勇者装束と睡蓮の勇者装束、二つを掛け合わせたようなデザインをしている。
園子「ちっちゃい頃の私と、中くらいの頃の私!二つの私が合わさって実質最強な~~のだ~~~!!!」
ドルゴラモン「言っている事は不明だが、今のボク達なら、どんな相手だろうと負けはしない!」
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」
メギドラモンが『ヘル・ハウリング』でドルゴラモンへ向かって攻撃を加える。それに対してドルゴラモンは『ドルディーン』で迎え撃つ!
ドルゴラモン「グオオオオオオオオオオオ!!!」
二つの衝撃波がぶつかり合い、とてつもない衝撃波を更に産む─────ような事は無く、衝突した瞬間に相殺された。
ドルゴラモン「これで周囲への被害はほぼゼロだ!そして────」
メギドラモンに急接近し、組み付いた。
ドルゴラモン「これで攻撃は出来ないな!園子!!」
園子「とうっ!」
園子がメギドラモンへ飛び移り、首のイービルリングを破壊しようと武器を振るった。
が、しかし─────
バルバモン「おっと、いけない!そうは問屋が卸さないよ~~~ん♪」
バルバモンが指を鳴らすと、メギドラモンが消え去った!?・・・・否、カプセルの中へと吸い込まれていったのだった。
園子「のわーーーーっ!?あいるびーばーーーーっく!!」
メギドラモンに乗っていた園子は、そのまま地面へと落下。直後にドルゴラモンが差し出した手の上に着地し、難を逃れたのだった。
ドルゴラモン「やれやれ・・・・何をしているんだい?遊んでいる場合じゃないだろう?」
園子「えへへ~~♪」
ドルゴラモンのツッコミに笑みを返すと、園子は真面目な表情でバルバモンに告げる。
園子「その子はフーミン先輩の子だよ。返して」
バルバモン「や~~~だよ~~~~♪返して欲しけりゃ────」
ドルゴラモン「力づくがお望みかい?なら、遠慮はしない!!」
『ブレイブメタル』による強力な突撃!
しかし、バルバモンはそれをひらりとかわした。
バルバモン「そんなバカ正直な突進、当たんないよ~~~ん♪」
園子「それはどうかな~?」
バルバモン「ほ?」
ドルゴラモンの攻撃はフェイク。本命は、バルバモンに回避された直後にドルゴラモンから飛び上がった園子!
園子「よっしゃ、とらーい!!」
バルバモン「あぁぁぁ!!ボクちんのパソコン!?」
すれ違い様にバルバモンのノートPC端末を奪い取った!
バルバモン「こんの~~!人の物を捕ったら泥棒なんだぞ~~!!!」
ドルゴラモン「お前にだけは言われたくないな!」
バルバモン「んぎゃ!?」
ドルゴラモンの尻尾がバルバモンをはたき落とし、その間に園子が端末を操作。
園子「─────ダメ、カプセルの制御はこっちじゃできない」
ドルゴラモン「なら、斬って開けるのみ!借りるぞ、グレイドモン!」
腕を交差させ、腰に手を当てたドルゴラモンは、そこから"何か"を引き抜いた。
それは、グレイドモンの剣、"双剣グレイダルファー"。
精神世界にて、彼から貰った、絆の証。
バルバモン「させないって言ってんでしょ!!!」
しかし、咄嗟にカプセルのコンソールを操作したバルバモンによって、メギドラモンを収用したカプセルは何処かへと転送されてしまう!
ドルゴラモン「────抜け目の無い奴だ」
バルバモン「もー怒ったもんねー・・・・お前ら絶対、泣いて謝っても許してやんないんだからなぁ!!!」
園子「─────それは、こっちの台詞かな」
ドルゴラモン「やるか、園子」
ドルゴラモンが、両手の双剣を掲げる。
園子「うん!ぶっつけ本番だけど、やっちゃるぜ~~!」
そこへ、園子が自身の双槍を重ね合わせた!
バルバモン「え・・・ちょ、待っ・・・・ハァ!?!?」
これには、流石のバルバモンも想定外だった様子。
園子「そして~~、私もスライドチェーンジ!!名付けて!ドラゴンバルキリー園子ネクスエッジ乃木!!」
同時に、園子の衣装も変化していた。
全身を包む軽鎧、背中の翼、右手の槍、そのどれもがドルゴラモンを連想させるデザインとなっていた。
アルファモン「さて・・・・・一撃で決めよう」
園子「フィニッシュタ~~イム♪だぜ~!」
バルバモン「あばばばばば・・・・」
双剣グレイダルファーが変化した、聖剣グレイダルファーと、園子の槍が、バルバモンへと襲いかかる!
バルバモン「うぎゃああああああ!?」
二人の放つコンビネーション必殺技により、バルバモンは敢えなく惨敗したのだった。
─次回予告─
バルバモンを瀕死にまで追い込んだアルファモンと園子。
しかし、メギドラモンの居場所を訪ねようとしたところで、バルバモンは自爆してしまった………
一方その頃、命からがら逃げ帰った赤嶺は………
次回『最低の真実』
今、新たな冒険の扉がひらかれる………