結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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最近、ゆゆテの続きを書きにくくなってきているなぁ・・・

その分、もう一つの拙作のアイディアが滅茶苦茶出てくる出てくる


やべーな、こりゃ。


そんな事より、時間が取れたので、デジモンアドベンチャー:リブートをようやく試聴。

二話でいきなりオメガモン登場とか、初っぱなからトばし過ぎとちゃいます?嬉しいけど。
オメガモンもアルゴモンも、完全体すっ飛ばしてワープ進化とかマジかよ展開早すぎィ!!好きだけど!!!

あと、太一とヤマトがデジヴァイス持って拳合わせるとこ、01テイマーのジョグレス連想してとても善きかな。

それと、三話ラストの海(?)にいたデジモン、あれ何だ?画面横切った緑色のはステゴモンなのはわかったけど。シードラモン系列のデジモン?あんなの居たかなぁ??




八三話 存在意義

『君は、可哀想な女の子ね』

 

 

レディーデビモンと目が合った瞬間、オレの頭ン中にそんな声が聴こえて来た。

 

優しく、抱き締めるような、慈愛の籠った声。そいつがオレの意識をかき乱す。

 

シズク(なんだ・・・・?こいつ、オレに何をした・・・?)

 

 

訳もわからないまま、オレは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

―――――――――――†――――――――――

 

突然現れたレディーデビモンに、その場に居た全員が警戒心を露にする。

 

┌────────┐

レディーデビモン

└────────┘

堕天使型デジモン

高貴な存在の女性型堕天使デジモン。その強力無比で高純度のダークサイドパワーのため強力で、個人の端末で育て続けた例は限りなく0に近いといわれている。必殺技『ダークネスウェーブ』は、コウモリのような暗黒の飛翔物を無数に放って相手を焼き尽くす技だ。もう一つの必殺技『プワゾン』は、相手の持つパワーをダークエネルギーと相転移し、敵を内から滅殺するぞ。相手のパワーが大きいほどこの技は完全なものとなるのだ。

 

Lデビモン「そんなに怖がらなくたって、今日は何もしないわよ」

 

春信「・・・・・・・・どうだか?」

 

レディーデビモン「ここで暴れたら、患者さん達に迷惑でしょ?それくらい知ってるんだから」

 

ブイモン「何?」

 

Lデビモン「長い付き合いになるかもだし、ちょっと挨拶しに来ただけよ、ホントに。それじゃあね~~♪」

 

レディーデビモンはそれだけ言うと、優雅に歩いて去って行った。

 

友奈「・・・・・・・・本当に帰っちゃった」

 

夕海子「な・・・・なんなんですの・・・・?」

 

困惑する一同。しかし、只一人、レディーデビモンの後を追いかける者がいた。

 

シズクである。

 

夕海子「え?あれ?シズクさん?いつの間に?と言いますかいったいどちらへ?」

 

友奈「待ってよ!しずくちゃーーーーん!?」

 

シズク「─────────」

 

脇目も振らず、シズクはレディーデビモンを追って病院から飛び出して行ったのだった。

 

―――――――――――†――――――――――

 

シズク「てめえ待てよ!!!」

 

Lデビモン「あらぁ?私に何かご用?()()()()()()()()()()?」

 

シズク「あぁ!?」

 

キレるシズクに対して、レディーデビモンは冷静に語る。

 

Lデビモン「貴女・・・・乖離性同一性障害者でしょう?所謂、二重人格者」

 

シズク「─────────だったら、なんだ?」

 

Lデビモン「つぅまぁりぃ・・・弱いご主人を守る為だけに産まれた、可哀想な番犬ちゃん。それが貴女でしょ?」

 

シズク「てめえ・・・・・!!」

 

Lデビモン「そんなに怒らないでよ~~。カワイイお顔が台無しよ?」

 

シズク「クソッ、こいつやり辛ェ!!」

 

艶やかに笑うレディーデビモンに、シズクは良いように弄ばれていた。

 

Lデビモン「まあまあ、落ち着いてよ。私、貴女を自由にしてあげたいだけなんだから」

 

シズク「自由・・・・?オレは元から誰にも縛られちゃいねーよ」

 

Lデビモン「うふふ・・・♪そう思っているのは、貴女だけ。言ったでしょ?『弱いご主人を守る為だけに産まれた、可哀想な番犬ちゃん』って・・・・」

 

シズク「だから・・・・それがどうしたっつってンだよ!!!」

 

 

 

 

 

Lデビモン「自分の意志で切り替えられないだなんて、不自由じゃくて?」

 

 

 

 

 

シズク「──────っ」

 

Lデビモン「貴女は、元人格を守る為に産まれたのに、その元人格がピンチにならないと表側に出られない。ジレンマよね~~」

 

シズク「・・・・・・うるせぇ」

 

Lデビモン「その上、元人格の匙加減で戻されちゃうんだから、自分の意思なんて合って無いようなもの。あーあ、可哀想」

 

シズク「しずくはそんなヤツじゃねぇ!!!」

 

Lデビモン「でも、いつか貴女は必要とされなくなる」

 

シズク「それ・・・は・・・・」

 

Lデビモン「そうなった時、だぁれも貴女の消滅を悲しんでくれないわよね~、きっと。そもそも気付かれないかも?」

 

シズク「───────あいつらは、そんな連中じゃねぇ」

 

Lデビモン「あらあら、愛されてるのねえ。でも、()()()()()()()()()()()()?自由もなく、元人格に縛られて、貴女はそれで"生きている"って本当に言えるのかしら?」

 

シズク「それは、てめえが決めることじゃねぇ」

 

Lデビモン「へぇ・・・・ここまで言って、揺るがないのは貴女が初めてよ。随分とみんなに愛されているのねえ・・・・」

 

 

 

 

 

Lデビモン「だからこそ、自由が欲しいとは思わない?」

 

 

 

 

 

シズク「自由・・・・だと?」

 

Lデビモン「私の所に来なさいな。そうしたら、貴女に本当の自由を与えてあげるわ」

 

そうシズクに囁きかけたところで、友奈達が追い付いて来た。

 

Lデビモン「じゃあね~~。気が向いたら、またお会いしましょ♪」

 

ひらひらと手を振って、レディーデビモンは飛び去って行った。

 

シズク「───────自由、か」

 

しずく(・・・・・・・・・)

 

友奈「しずくちゃん、大丈夫?」

 

夕海子「まったく・・・・いきなりどうしましたの?」

 

シズク「────────なんでもねぇよ」

 

友奈達の問いかけに、それだけ答えると、シズクは調査隊の寮へと帰って行ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝。

寮から、彼女の姿が、消えた。

 




─次回予告─

居なくなったしずくを追って、友奈達がたどり着いたのはゴールドタワー。
その地下で少女達が見た物は・・・?

次回『デジタルゲート、オープン』

今、新たな冒険の扉が開かれる………
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