春信「・・・・・レディーデビモンは、いったいここで何を?」
エリスモン「春信にもわかんないの?」
春信「使用している機器からは察する事は出来ないな・・・・・ここにある物は、全部元からあった物だし・・・・」
エリスモン「へー?」
春信「・・・・・・・・・・・ん?」
その時、停止したはずの機器が、再び動き出した。
春信「なんだ?勝手に動き出したぞ!?」
エリスモン「な・・・なんか、身体がムズムズするぅ~~!!」
春信「・・・・・まさか、デジタルシフトか!?」
春信の叫びと共に、地下室と機器が変質していく。
春信「不味い・・・逃げるぞ!!」
エリスモン「う・・・うん!!」
なんとか無事脱出を果たした二人が見たものは、螺旋状に捻れていくゴールドタワーの姿であった………
シズク「・・・・っ痛ェ、おい、大丈夫か?」
友奈「う・・・うん、なんと・・・・・か?」
デジタルゲートを越えた先は、見知らぬ場所だった。しかし、それ以上に気になることが、友奈達の目の前で起きていた。
Pドラモン「・・・・・・・???」
シズク「あ?ンだよ、人の事じっと見詰めt───」
???「・・・・・んぅ」
シズク「────────────────は?」
聞き覚えのある声がすぐ側から聞こえ、思わず間抜けな声が、シズクの口から零れた。
テイルモン「・・・・・・・あれ、しずく?
しずく「・・・・・・・・・・・・・え?」
シズク「・・・・・・・・・・・・・は?」
しずく「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
シズク「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
友奈「えっと・・・・落ち着いた?」
しずく「──────うん」
シズク「なんとかな・・・・」
夕海子「まったく・・・・分裂した程度で騒ぎ過ぎですわ・・・・」
しずく「・・・さっきまで気絶してた癖に」
シズク「しかも分裂したオレ等見てまた気絶した癖に、良く言うぜ」
アルフレッド「好き放題に言われてますね」
夕海子「ぐぬぬ・・・・・・!」
ブイモン「それはそうと、ここは何処なんだ?」
ワームモン「部屋っぽく見えるけど・・・・・」
テイルモン「待って、誰か来た!」
テイルモンの警告通り、部屋の外から足音が聞こえてきた。
ゆっくりと扉が開かれ、部屋に入って来たのは………
???「・・・・・・・・あれ?そこにいらっしゃるのはもしかして、弥勒先輩としずく先輩ですか?それに、結城先輩も」
夕海子「へ?」
しずく「・・・・・・国土?」
シズク「なんで国土がここに居ンだよ!?」
亜耶「あれ???シズク先輩?でもしずく先輩が此方に居て・・・・あれれ???」
シズク「あー、それについては気にすんな。オレも困惑している」
亜耶「あ、はい。えっと、分かりました。それで、皆さんはどうやってここに?」
友奈「話せば長くなるんだけど………」
―――――――――――†――――――――――
亜耶「ふむふむ・・・そんな事が・・・・」
夕海子「国土さん達が消えてから、大変でしたのよ?まあ、何はともあれ、こうして国土さんの無事も確認できましたし、後は芽吹さんと雀さんだけですわね」
友奈「芽吹ちゃんと雀ちゃんだったら、多分みんなの所に居るんじゃないかな」
シズク「そういや合流したとか言ってたな、さっき」
しずく「なら行こう。国土も連れて」
亜耶「─────その前に、一つお願いがあるんです」
何時になく真剣な表情の亜耶が、友奈達へ頭を下げて頼み込む。
亜耶「お願いします・・・・赤嶺さんを、助けてあげてください・・・・!」
─次回予告─
亜耶からの頼みで、ここ"グランドラクモン城"の研究室に安置されている赤嶺の救出を行う友奈達。
が、その途中でしずくが高熱を出して倒れてしまった!?
狼狽する一同に声をかけたのは・・・・・・!?
次回『Xzーウイルス』
今、新たな冒険の扉が開かれる………