千景「ホワイトパレスに?」
バルバモン『そーーーなのよ!ボクちんの大事ぃ~~な研究素材ちゃんをドロボーしてったヤツが、ワープ装置で逃げてったんだよぉーーーーーー』
千景「・・・・そいつらを捕まえてこいって言うの?」
バルバモン『どーせ、バイフーモンにも用事があるでしょ?ケチケチしないで行ってよ~~~~』
千景「────────────」
バルバモン『あの素材が無いと、研究が進まないんだよね~~。キミのだいじ~~~~~~な、たっかしっまちゅわぁ~~~んが・・・・・復活できないかもよ~~~?』
千景「・・・・・・・・・・・はぁ。分かったわ」
バルバモン『それでこそ千景ちゃん!!!いよっ!四国一!ナンバーワン勇し(ry』
ブツン
千景「ホワイトパレス、ね・・・・そういえば、今は彼処で修行していたんだったわね・・・・・乃木さん」
「「「さ・・・・寒いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・・・・・・・・・・・・!!!」」」
ゲートを抜けると、そこは、雪国だった・・・
シズク「なんて悠長なコト言ってる場合か!!!早いとこなんとかしねーとしずくを治すどころか、オレ達まで纏めて死ぬぞ!!!」
夕海子「あああああああアルフレッド・・・・!アルフレ~~~~ッド!!!貴方の毛皮でどうに
アルフレッドに抱き付こうとした弥勒だったが、彼の毛皮は凍り付き、カチンコチンになっていた。
アルフレッド「も・・・・もうし訳・・・ありません・・・・・・マスター・・・・・わた・・・・・わたくし・・・・・寒いのは・・・・苦手・・・・でして・・・・・・」
ブイモン「こ・・・・これ、本格的に不味いって・・・・」
ワームモン「──────────」
友奈「ワームモン、しっかりして・・・!」
現状、一番危険な状態にあるしずくとワームモン。
しずくはシズクが密着し、ワームモンに至っては友奈が自身の衣服の中に入れて抱き締めて、なんとか対処しようとしている。が、その程度でどうにかなるほど自然は甘くない。
亜耶「し・・・神樹様・・・・どうか皆さんを御守り下さい・・・・・」
凍える亜耶が、昔の癖で神樹に祈りを捧げる。
しかし祈りは天に届かず、そのまま亜耶は倒れてしまった。
夕海子「国土さん!?寝ては駄目ですわ!!死んでしまいますわーーーーー!!!」
亜耶を起こして呼び掛ける。が、返事が無い。
誰もが諦めかけていた、その時………
???「大丈夫か!?」
凜とした少女の声が聞こえてきた。が、その声の主を探す気力も無く、友奈達の意識はどんどん遠退いていくのだった………
―――――――――――†――――――――――
友奈「───────はっくちゅん!あれ?生きてる?」
目覚めた時、友奈は木組みの部屋に居た。暖炉の火がとても暖かい。
ワームモン「あー!ゆーちゃんが起きたー!!」
友奈「ワームモン!もう大丈夫なの?」
ワームモン「うん!あの人達が助けてくれたみたい」
???「嗚呼、漸く目覚めたようだな」
声をかけてきたのは、どこか園子に似た外見をした少女。その隣には黒いデジモンが控えている。
友奈「貴女が助けてくれたんですか?ありがとうございます!」
???「礼には及ばない。困った時はお互い様だからな。しかし、そんな薄着でこのスノーフォレストに来るとは、自殺行為もいいところだぞ?」
友奈「はい。正直、ナメてました・・・・・まさかこんな寒いとは・・・・・」
???「─────何か、理由があるのではないか?」
友奈「実は・・・・あ、私、結城友奈って言います」
???「ん?────ああ、そうか。お前は、私の知る友奈では無いのだな・・・・・済まない」
少女は謝罪した後、自己紹介をする。
若葉「私は乃木若葉。そして、此方は私の相棒の」
ガイオウモン「──────ガイオウモンと申す」
┌──────┐
│ガイオウモン│
└──────┘
竜人型デジモン
友奈「乃木、若葉さん・・・・?あれ?乃木ってことは・・・・そのちゃんのご先祖様!?」
若葉「ん?私の子孫と知り合いなのか?」
友奈「はい!乃木園子ちゃんって言って、大切な友達の一人なんです!」
若葉「そうか・・・・それは良かった」
若葉はそう言って、優しく微笑んだ。
ガイオウモン「主殿、他の客人方がお目覚めになられた御様子」
若葉「む、分かった。結城、と呼ばせて貰うぞ?事情は後で聞かせてくれ。まずは、皆の無事を確認したいだろう」
友奈「ありがとうございます!」
若葉「礼には及ばない。それと、敬語も必要無いぞ」
友奈「はい!・・・・じゃなくて、うん。分かったよ、若葉さん」
若葉「────では、此方だ。着いてきてくれ」
友奈は大人しく、若葉の案内に従って部屋を出たのだった。
ゆゆテ!
ゆゆゆいのウェディングイベント。尊みしかねぇ・・・・・(昇天)