結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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ゆゆテ!

ゆゆゆ三期おめでとう!!!!!!!!!

正直大衆の予想通りにのわゆアニメ化だと思っていたよ・・・・良い意味で裏切られたね!

タイトルは"大満開の章"か・・・・・
考察班に曰く、『勇者の章で友奈ちゃんが祟られた直後くらいの話なのでは?』とのことらしいが・・・・

何にしても、楽しみですなぁ~♪




九十話 哀しき決闘。千景VS若葉 -魂の解放-

友奈達がレディーデビモンとレオモンの相手をしている最中でも、若葉と千景の対話は続く。

 

若葉「どういう事だ・・・・?解放・・・・?お前は────お前達はいったい何を・・・・!?」

 

千景「乃木さん。貴女、この世界に来てからどれくらいの年数が経過したか、覚えているかしら?」

 

若葉「え?千景、お前何を言って────」

 

千景「答えて」

 

有無を言わせぬ様子に、若葉は若干気圧されながらも、記憶を辿って思い出す。

 

若葉「・・・・・・・・少なくとも、百年以上は経過しているのでは・・・・?」

 

千景「三千年よ」

 

若葉「────────────何?」

 

千景「()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

若葉「なん・・・・だと・・・・!?」

 

衝撃的な発言だった。少なくとも、若葉にとっては。

 

ベルゼブモン「おい千景、昨日なのはお前だけだろ?他の連中は別の日に来たんだから、"丁度三千年"ってワケでもねーだろうがよ」

 

千景「一年とかその位の誤差でしょ?気にしたら負けよ」

 

軽口を言い合う二人を余所に、若葉は彼女の語った真実に呆然としていた。

 

若葉「三千年・・・・よもや、それほどの時間が過ぎていたとは・・・・・」

 

ガイオウモン「主殿・・・・・」

 

若葉「だが、何故だ?確かに此方の世界では、昼夜の概念はあれど、時間の概念は無いに等しい。そう、杏が言っていた。だが、それだけだろう?何故、解放などと・・・・」

 

ガイオウモン「主殿の言う通り。このような騒ぎ等起こす必要が何処にあると言われるのか」

 

千景「───────グランドラクモンが言っていた事なのだけど」

 

若葉「グランドラクモンが?」

 

千景「デクスモンは本来、『有事の際にデジタルワールドを初期化する為のプログラム』だったらしいわ。それが何の因果か、天の神の分御霊を得てデジモンになってしまった・・・・あの大戦は、そうして勃発したそうよ」

 

若葉「───────そうだったのか」

 

千景「起動してしまった初期化プログラムは、与えられた命令を完璧にこなすまで停止する事は無い・・・・・・はずだった」

 

若葉「だった・・・・・?」

 

千景「止まらないはずのプログラムを、私達は破壊という形で止めてしまった。その影響でこのデジタルワールドは、無限に膨張を続けてしまっているそうよ。一年毎に数センチずつ、だけれど」

 

ベルゼブモン「三千年経過しているワケだから、千景達が来た頃に比べて、大体30メートル程デカくなってるってな計算だな」

 

若葉「ぼう・・・・ちょう・・・・?」

 

ガイオウモン「・・・・・・・・待て。それではいずれこの世界は」

 

ベルゼブモン「流石に、頭の固いアンタでも理解できるよな。これがどれだけヤベー事なのか」

 

若葉「どういうことなんだ?」

 

マグナモン「・・・・・・巨大に成りすぎた世界は、他の世界へ悪影響を与えるようになる。しかし、本当に恐ろしいのは─────」

 

 

 

 

 

バイフーモン「・・・・・・『世界侵食』、か」

 

 

 

 

 

若葉「世界・・・侵食?」

 

千景「文字通り、膨張した世界が他の世界を呑み込む事よ。そして現在、この世界侵食の影響を最も受けている世界が─────」

 

若葉「──────現実世界、という訳か!」

 

千景「実際問題、現実世界で生きている人達が、こうやって此方にやって来てしまっているのが何よりの証拠よ。このまま放置しておけば、彼女達は帰る家を失ってしまう・・・・・いえ、帰るべき世界を亡くしてしまう!!」

 

ベルゼブモン「グランドラクモンはこうも言った。『四聖獣を倒し、その電脳核を集める事ができたなら、あとはデジヴァイスの力でこのデジタルワールドを初期化する事ができるかもしれない』・・・とな」

 

若葉「・・・・だから、お前は」

 

千景「四聖獣の電脳核には、高嶋さんの魂のデータがあるそうよ。ついでに復活させられるし、一石二鳥よね」

 

そういって笑う千景の姿を、若葉は沈鬱な表情で見つめていた。

千景は無理をしている。

そう、若葉には感じたのだった。

 

千景「さて・・・・・もういいでしょ?私達の理由は話した。いい加減にそこを退いてちょうだい」

 

若葉「─────出来ない。理由を知って、尚の事退く事など出来なくなった」

 

言うや否や、若葉はスカートのポケットから端末を取り出す─────否、()()()

まるで鞘から引き抜くかの様に取り出された端末は、ポケットから引き抜かれたと同時に、その形を刀へと変化させるのだった。

同時に若葉の纏う衣服も変化した。

 

桔梗の花を連想する、青い勇者装束だ。

 

千景「───────そう、残念だわ」

 

目を伏せ、本当に残念そうに呟くと、千景は大葉刈を構える。

 

ガイオウモン「千景殿・・・・・・・・主殿、助太刀致す!」

 

ベルゼブモン「おっと。テメェの相手はこの俺だぜ?」

 

 

千景と若葉。

ベルゼブモンとガイオウモン。

 

かつての戦友が今、己が信念の下に刃を交える………

 




ゆゆテ!

今回分を執筆中に、デジライズからイベントの通知が来ました。
ゆゆゆいの季節イベとか誕生日イベみたいに、特別なデジモンの貰える『フィーチャークエスト』というイベント。
今回は小生が心の底から待ち望んでいたライドラモンが入手可能とのこと!

予約投稿が終わったら、早速プレイじゃ~♪
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