結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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ゆゆテ


まだまだ続くよ、説明は・・・(白目)


そういえば、しれっと公式図鑑に追加されていたメタルグレイモン:アルタラウスモードとか言う奴。カッコいいじゃない・・・・!!リブートで登場したのかな?まだ丈先輩が加わったとこまでしか見てないんだよなぁ・・・・・見る時間が取れないぃぃぃぃ・・・・・





九七話 「全てを、明かす時が来た─────」 後編

黒板のあの写真─────あれは、確か・・・・お役目が終わって、お別れする前に、みんなで撮った写真・・・・・だった、はず。

 

雪花「────この世界での記憶こそ、持って帰ることはできなかったけれど、みんなから貰った"温かさ"は、私の胸に残ってた」

 

胸に手を当てて、せっちゃんは言った。

 

雪花「その温かさがあれば、頑張れる──────そう思ってた」

 

夏凜「雪花・・・・・?」

 

恐い顔でせっちゃんは、吐き捨てるように、言った。

 

雪花「あの日─────あいつらの醜悪さを見せつけられる迄は・・・・・!」

 

 

―――――――――――†――――――――――

 

 

北海道では、数人のお偉いさんとそれを纏める長によって、取り纏められていた。

とは言えその長も、度重なるバーテックスの襲撃によって、次々に代替わりしていった。

徐々に減りゆく食糧と生活圏。

そんなある日、悲劇が起きたのだ。

 

一人の男が、別の男の食糧目当てに、殺害を企てたのだ。

 

結論から言えば、この企ては雪花によって阻止された。

しかし、一度生じた狂気は、亀裂の如くどんどん広がっていくものだ。

 

そうして広まった狂気は、生き延びた北海道の人々に浸透していき………

 

 

 

 

 

やがて、人間同士で殺し合いを始めるにまで、至ってしまった。

 

 

 

 

 

その時雪花は、襲撃しに来なくなったバーテックスを警戒しつつも、食糧を探しに遠征していた。

食べられそうな食糧を抱え、意気揚々と戻った雪花が見たものは、数少ない食糧を奪い合い、殺し合う大人達の姿であった。

 

雪花の静止も聞かず、大人達は争い続けた。

 

雪花「・・・・・なんで・・・・・こんな事に」

 

嘆く雪花が雪原に膝を着いた時、しばらく見なかったバーテックスが再び襲撃を開始。

生存者達は瞬く間に皆喰い殺されていった。

その様子を、雪花は、茫然と、ただ、見ているだけであった。

 

そうして、雪花以外の人間が居なくなると、バーテックスは雪花を取り囲んだ。次はお前の番だ、とでも言うかの如く。

 

雪花「─────もう、どうでも良いや」

 

己の死を悟り、それを受け入れようとした、その時であった。

 

 

 

 

 

突如として飛来してきた蝙蝠の群れが、バーテックスを蹴散らしたのだ。

 

 

 

 

 

死ぬつもりでいた雪花にとってそれは、意外であった。

 

雪花「・・・・何?誰なの?」

 

???「ほう・・・・生き残りが居たか」

 

背後からの声に驚いた雪花が振り向くと、そこに居たのは、黒マントの見知らぬ男────否、デジモン。

 

 

 

 

 

これが、雪花とヴァンデモンの出会いであった………

 

 

 

 

 

―――――――――――†――――――――――

 

 

雪花「・・・・ヴァンデモンは、私と同じなんだよ」

 

風「─────同じ?」

 

雪花「人間の醜悪さを目の前で見せつけられた・・・・・同志と言ってもいい」

 

夏凜「だから・・・・だから、現実世界を支配するっていうの!?」

 

雪花「じゃあどうすれば良かったのさ!!!」

 

せっちゃんが吠えた。

 

雪花「私一人に・・・・いったい何が出来たっていうのさ・・・・・暴走するみんなを止める事もできなかった私に・・・・!」

 

友奈「せっ・・・ちゃん・・・・」

 

雪花「─────みんなに来てもらったのはさ、私なりの精一杯の誠意のつもりなんだよ。これから、敵対するみんなへの、ね」

 

美森「雪花!!」

 

雪花「やろう、ゴマちゃん」

 

ゴマモン「良いんだな?」

 

雪花「ヴァンデモンの邪魔はさせない・・・・あんな悪夢は、もう見たくないっ!!!」

 

ゴマモン「─────それが、セッカの意志なら!」

 

友奈「せっちゃん!!」

 

その時、せっちゃんの端末から灰色の光が迸った。

 

雪花「若葉から頂戴した紋章の力────受けて見なよ!!!」

 

 

 

MATRIXVOLUTION

 

 

 

ゴマモン ワープ進化ぁ!

 

 

 

ヴァイクモン!!!

 

 

 

┌──────┐

ヴァイクモン

└──────┘

獣人型デジモン

決して溶けることのない、永久凍土の極寒の地を治める獣人型の究極体デジモン。体毛は氷の結晶の様に変化しており、クロンデジゾイド並みの硬度を持つと言われている。背中に背負っているモーニングスター「ミョルニル」は一振りで山を消滅させることができ、空間そのものを歪めてしまうぞ。イッカクモンやズドモンの軍団を束ね、戦いの際は鬼神のような非情さを見せるが、手下への情は厚く思いやりのある一面も見せる。必殺技は周囲の大気を瞬間的に絶対零度にし、敵を急速冷凍させ、「ミョルニル」で打ち砕いてしまう『アークティックブリザード』。砕かれた敵の体がまるでブリサードのようになるのがその名の由来である。

 

 

樹「雪花さん!」

 

学校を破壊しながら、せっちゃんのパートナーが進化した。

もう、戦うしか、ないの・・・・?

 

 

ヴァンデモンは千景殿の門より現実世界へと旅立った

 

 

急げまだ間に合う

 

 

友奈「そうは言っても・・・・!」

 

園子「ゆーゆは先に行って。ここは私達が・・・!」

 

友奈「園ちゃん・・・・」

 

夏凜「雪花の相手は任せなさい。あんた達はヴァンデモンの方を!」

 

風「夏凜まで・・・!」

 

美森「樹ちゃん、友奈ちゃん達のことをよろしくね」

 

樹「─────お願いします。行こう、お姉ちゃん、銀さん、友奈さん!」

 

銀「無理だけはすんなよ!」

 

園子「大丈夫なんよ~、私、これでも結構強いからね」

 

友奈「・・・・東郷さん、せっちゃんのこと、お願い」

 

美森「任せて友奈ちゃん。雪花の目を覚まさせる!」

 

せっちゃんの事は気になるけれど、そっちは東郷さん達に任せて、私達はデジタルゲートのあるという千景殿に向かった。

 

 

 

 

 

ところで、いつの間に東郷さんは縄をほどいたの?

 

 

 




─次回予告─

雪花の嘆きを、真正面から受け止める東郷達。
ヴァイクモンからの攻撃、その一つ一つに哀しみと絶望を感じとった東郷は、再び雪花に"温かさ"を与えるべく、スサノオモンより新たな力を授かる。


次回『神の意志の代行者!サクヤモン出陣!!』

今、新たな冒険の扉が開かれる………
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