結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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後付けなのだろうけれど、ガオガイガーの各種ツールはジェネシックガオガイガーの各種武装が元ネタらしいけれど、ジェネシック造ったカインすら想定してなかったのは、"ゴルディオンネイル"(ゴルディオンハンマー及びクラッシャーの元武器。ジェネシックの両手足の爪)がめっちゃ強化された事だよな。
「地球の技術じゃ小型化できなかったから、開き直って大きくしたら必殺兵器になりました(笑)」
とか、誰が想像できっかよそんなンwwwwwwww



九八話 神の意志の代行者!サクヤモン出陣!!

ヴァイクモンとドルゴラモンの衝突は、衝撃波だけで周囲の建造物を破壊する程のものだった。

 

Sハックモン「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

タオモン「くっ・・・・近付く事すら出来ない・・・・」

 

ヴァイクモン「おらおらおら~~!!お前の実力はその程度か~~?」

 

ドルゴラモン「・・・・・力量は拮抗している・・・いや、パワーでは向こうの方が若干上か。だがスピードなら・・・・!」

 

速度を活かしたヒットアンドアウェイにより、ヴァイクモンを翻弄しようとする。が、しかし────

 

ヴァイクモン「甘ぁぁぁぁぁぁいっ!!」

 

ドルゴラモン「何っ!?」

 

どっしりと身構えたヴァイクモンに受け止められ、ドルゴラモンは静止してしまった!

 

ヴァイクモン「どっ!!・・・・・・せぇぇぇぇぇぇぇぇい!!!」

 

ドルゴラモン「うわっ!?わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

 

そのままバックドロップを繰り出され、ドルゴラモンは地面に突き刺さってしまうのだった。

 

園子「ドルるん!!」

 

雪花「余所見だなんて、余裕だにゃ~」

 

夏凜「危ない!園子!!」

 

気絶したドルゴラモンに気を取られた園子に向かって、雪花が槍を投擲。それに気付いた夏凜が素早くフォローに入った。

 

園子「あ・・・・ありがとう、にぼっしー」

 

夏凜「気になるのは分かるけど、こっちはこっちで相手をしなくちゃでしょうが」

 

園子「───────ごめん。もう平気」

 

夏凜「そ。なら援護するから、雪花にガツンと言ってやりなさい!」

 

雪花「あははははは♪私に何を言うつもりなのかにゃ~~?」

 

夏凜が剣を振りかざし、雪花に迫る。その後ろから園子も。

雪花は二人と切り結びながらも、二人との問答に応じる。

 

夏凜「決まってるでしょう!いい加減にしろっていうのよ!!!」

 

雪花「何をさ!」

 

夏凜「あんな奴に協力するのを止めろっての!!」

 

雪花「ヴァンデモンは、本当に人間のことを心から心配しているのに?」

 

園子「デジモンに心配なんてされなくっても、私達は平気だよ!だから─────」

 

雪花「だからなんだってのさ!!!!!!」

 

園子「きゃっ!?」

 

夏凜「うぁ・・・!?」

 

頭上に槍を複数出現させた雪花が、それを園子と夏凜に向けて一斉放射。二人を地面に縫い付けた!

 

雪花「確かに今は大丈夫かもしれない・・・・けれど、十年後は?百年後は?そこまで神樹の教えとやらが、本当に続くと思ってるの?」

 

夏凜「・・・・・それは」

 

雪花「デジモンなら・・・・・ヴァンデモンならその心配はいらない。人間と違って寿命はほぼ永遠だからね」

 

美森「───────雪花の言わんとしている事は理解できるわ」

 

その時、後方から戦況を見守っていた東郷が口を開いた。

 

夏凜「東郷!?あんた、何を言って・・・」

 

美森「大赦が検閲してきた資料を見返してみても、それは明らかだもの。否定なんて、できないわ」

 

雪花「東郷なら、そう言ってくれると思ってたよ!」

 

美森「でもね」

 

雪花「?」

 

美森「だからといって、デジモンが間違わないとも言い切れないでしょう?」

 

雪花「───────────」

 

美森「少なくとも、『人間を支配しよう』だなんて考えている者が正しいとは、私は思わない!」

 

それに、と東郷は続ける。

 

美森「神樹様は、私達人類を信じて、世界を託してくれたのよ。なら、その期待に答えるのが、三百年間人類を見守り続けて下さった神樹様への恩返しになるはずよ」

 

雪花「へぇ・・・・意外。東郷は神樹のこと、信奉してないと思ってたのに」

 

美森「信奉はしてないわ。恩義には恩義を以て返すべし。ということよ」

 

雪花「下らない。そんなものでどうにかできる訳ないじゃん」

 

美森「できる!────いいえ、やってみせる!!」

 

 

そうだ

その心意気こそ我等が見惚れた人類の可能性─────

 

 

美森「今の声は・・・・え?端末が!?」

 

スサノオモンの声が響き渡った瞬間、東郷の端末に溢れんばかりの輝きが雪崩れ込んできた!

 

 

故に我が力の一端をそなたに授けん

 

 

輝きは、端末を介して、タオモンへと降り注ぐ!

 

タオモン「ぬぅ!?なんだ?力が・・・・!」

 

美森「─────神樹様、ありがとうございます!」

 

タオモン「何がなんだか分からんが・・・やろう、美森!!」

 

美森「ええ!」

 

 

 

MATRIXVOLUTION

 

 

 

タオモン 究極進化───!

 

 

 

サクヤモン!!!

 

 

┌─────┐

サクヤモン

└─────┘

神人型デジモン

神の意志を代行する巫女の役割を持ったデジモン。タオモン同様、陰陽道の技を駆使して戦い、神獣系のデジモンを使役する能力を持つ。腰のベルトには常に4本の筒を携え、中には4匹の管狐(くだぎつね)が潜んでいる。この管狐を使役し攻撃や情報の収集など、あらゆることに利用することができる。得意技は腰に携えた4匹の管狐で敵を攻撃する『飯綱(いづな)』で、この4匹の管狐はそれぞれ「火」「水」「風」「雷」の属性を持っているぞ。必殺技は「金剛錫杖(こんごうしゃくじょう)」を地に打ち付けて邪気を払う浄化結界を張る『金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)』だ!

 

 

サクヤモン「・・・・・これが、私の新しい力」

 

美森「サクヤモン・・・・・綺麗・・・・・」

 

雪花「────究極体になったからってなんなのさ。その程度でゴマちゃんと私相手に、勝った気にならないでよね!!」

 

ヴァイクモン「喰らえ!『アークティックブリザード』だぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

サクヤモン「──────────」

 

ヴァイクモンの冷凍攻撃に、サクヤモンは瞬時に凍り付けにされてしまい、ミョルニルの一撃で粉砕されてしまった。

 

 

 

 

 

─────ように見えた。

 

 

 

 

 

サクヤモン「残念だったわね。それは私の管狐よ」

 

ヴァイクモン「何!?いつの間に後ろに────」

 

サクヤモンの俊敏さに驚愕していると、砕かれた氷から狐形の炎が迸り、瞬く間にヴァイクモンを包み込んだ!

 

 

ヴァイクモン「うわぁぁぁぁぁ!?!?」

 

雪花「ゴマちゃん!?」

 

アルファモン「ボクもいるって事、忘れないで欲しいな!」

 

更にそこへ、聖剣グレイダルファーを構えたアルファモンも現れる。

 

美森「形勢逆転よ。いい加減に投降して頂戴、雪花」

 

雪花「───────しないよ。するわけない。できる訳がない!!」

 

ヴァイクモン「・・・・・あぁ、そうだとも。間違いだって分かってても、それでも・・・・・おいらは、雪花のパートナーだから・・・・・!!」

 

雪花「苦しい思いをしながら、死んでいった彼等の分まで・・・・・私は、戦い続けないといけないから!」

 

 

二人「「絶対に・・・・諦めない!!!」」

 

 

園子「アッキー・・・・」

 

美森「・・・・・分かったわ。此方も、全力でお相手します!サクヤモン!!」

 

サクヤモン「分かった。あの二人の思い・・・・全力で受け止めよう!」

 

アルファモン「やれやれ・・・・理屈で止められないのでは仕方ないね」

 

 

そうして、究極体同士の激しい戦いが再び幕を開けた。

そんな激闘を、セイバーハックモンは茫然と眺めているだけ。

 

Sハックモン「───────究極体、か」

 

夏凜「セイバーハックモン!大丈夫?」

 

Sハックモン「・・・・・・ああ。でも、今のままじゃ、俺は足手まといだな」

 

夏凜「ハックモン・・・・・」

 

戦場を見つめる彼の瞳には、決意の灯火が宿っていた。

 




─次回予告─

千景殿=ゴールドタワーから現実世界へと帰還した風、樹、銀。
友奈が居ない事に戸惑うも、それ以上の緊急事態に、姉妹はどうするのか!?

次回『「な・・・・なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁ!?」』

今、新たな冒険の扉が開かれる………
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