結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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ゆゆテ!


今月末に『シルエットナイト イカルガ』のプラモが発売になるのをふと思い出した小生。『ナイツ&マジック』をイッキ見し、改めて「エル君やべーな・・・・(ドン引き)」となっております。
(等と言いつつ来年の8/1企画で出す予定のマシンの参考にと、"スーパーミニプラ ジェネシックガオガイガー"を購入した奴。今は図面を引いている)





百一話 家族 -中編-

銀「X抗体?」

 

病院への道すがら、ウィザーモンがどうやって此方に来たのかを教えてもらったりしていた。

なんでも、アタシ達みたいにゲートを通って来たのではなく、イーター・・・つまり擬似バーテックスに襲われて、気がついたらここにいたのだとか・・・・

で、なぜかわからないけれど、その時にX抗体なるモノをゲットしていたんだそうな。

 

ウィザーモン「ああ。デジモンを殺すXーウイルスへの抗体で、それを得たデジモンは、格段に強くなれるんだ」

 

銀「へえ・・・・・アグモンも?」

 

アグモン「さぁ?」

 

ウィザーモン「まあ、獲得できるかどうかはデジモン次第だからね。キミ達はボクと違って正規の手段で界渡りしたみたいだし」

 

銀「界渡り?」

 

ウィザーモン「"世界の境界"を渡ることを、ボク等はそう呼んでいる。"世界の境界"っていうのはね、各世界を分け隔てるモノで・・・・・・・・緩衝材、みたいなものさ」

 

アグモン「つまりー、それがあるから、こっちの世界とデジタルワールドはぶつからないってこと?」

 

ウィザーモン「そういう事!──────さ、着いたよ」

 

おっと、もう病院か。

トラックから降りて病院の入り口に立つ。

 

ウィザーモン「さて、ボクはこれからトクシマとやらまで行かなくちゃいけないから、キミ達には徒歩で帰ってもらうことになるけど・・・・」

 

銀「あ、大丈夫っす。この辺りの事なら知ってるんで」

 

ウィザーモン「そうか、じゃあまた」

 

銀「ありがとうございましたー!!」

 

アグモン「ましたー!」

 

トラックを見送ったアタシ達は、そのまま病院へと入って行った。

 

 

―――――――――――†――――――――――

 

検査が終わってその帰り道。

 

アグモン「姉御~、あっちから良いニオイがする~♪」

 

銀「ちょっ、アグモン!勝手に動き回るなよー!」

 

という事で、匂いに釣られたアグモンを追いかけ、やって来たのはイネスだった。

 

アグモン「あの中からだよ!姉御~~、早くはやく~~!!」

 

銀「あーもう、ちょっと落ち着けって!周り見て走れよ!」

 

アグモン「早くしないとオレが全部たべちゃうぞ───────いてっ」

 

???「わっ!?」

 

あーあ、言わんこっちゃない・・・・・アグモンが子供にぶつかった。

子供は突き飛ばされ、尻餅を着いてしまった。

 

銀「ゴメンよ。大丈夫か?気を付けろって言ったろ!まったく」

 

アグモン「ゴメ~~ン・・・・ケガとか無い?」

 

???「うん、へーきだよ」

 

埃を払って子供が立ち上がる。

その子供の顔に、アタシは、見覚えがあった。

 

銀「───────────金太郎?」

 

金太郎「へ?なんでデジモンさん、僕の名前知ってるの?」

 

???「おーい!きぃーーーん!!!」

 

金太郎「あ!にーちゃん!!」

 

銀「───────!!」

 

金太郎の後ろから、ビニール袋を持った少年が走り寄って来る。

 

アタシの弟の・・・・・・鉄男だ。

 

鉄男「・・・・って、デジモン!?」

 

金太郎「にーちゃん、悪いデジモンじゃないよ」

 

アグモン「そーだぞ!オレと姉御はニンゲンとトモダチなんだぞ!なー、姉御!」

 

銀「え・・・・あ、うん」

 

─────────鉄男も、金太郎も、ずいぶんと立派になって・・・・

できれば、ここまでの成長過程を、隣で見たかったな・・・・・

 

鉄男「・・・・・・・・・・」

 

銀「・・・・・・・・・・・・」

 

ふと、気がつくと鉄男がアタシをじ・・・と見ていた。

なんだろう・・・・まさか、アタシの事・・・?

 

と、その時。アグモンのお腹が鳴った。

 

銀「・・・・・・・・・・・・・アグモンさぁ」

 

アグモン「でへへ~~、お腹すいたよ~~姉御ぉ」

 

銀「ったく、仕方ないなぁ。戻ってなんか食べて──」

 

鉄男「あのっ!」

 

帰ろうとしたら、鉄男に呼び止められた。

 

鉄男「え・・・と、良かったら、家で食べて行きません?」

 

アグモン「良いのか!?」

 

鉄男「もし、そちらが良ければ、ですけど・・・・」

 

すっごい行きたそうにしているアグモンが、アタシを見ている。

────────ウチの様子も知りたいし、丁度良い、かな。

 

銀「────────じゃあ、お言葉に甘えて」

 

金太郎「わーい!デジモンさんがうちに来るー♪」

 

そんなわけで、アタシは、随分と久しぶりの我が家へ、思いがけない形で、帰宅することとなった。

 




ゆゆテ!


予定していたよりもだいぶ話数がかかっている・・・・・修正せねば。
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