ペース上げないと、年内に各章を終わらせる事が出来ないというのに・・・・・まったく筆が進まねぇ!!!
久しぶりに帰宅した我が家は、記憶のまま、ほとんど変わっていなかった。しいて言えば、赤ん坊用の家具が無くなっている事。それと─────
金太郎「デジモンさん、ねーちゃんの写真が気になるの?」
銀「────────うん、まあね」
客間に増えた大赦印の仏壇に、アタシの遺影が置いてあった事。
いつ頃の写真だったか、遺影の中のアタシは屈託ない笑顔を此方に向けている。
鉄男「できたよー」
金太郎「はーい!行こ、デジモンさん」
銀「ああ」
金太郎に連れられて、居間へと向かう。
アグモン「ハムッ、ハフハフ ハフッ」
鉄男「まだまだ作りますから、いっぱい食べてくださいね」
居間では既にアグモンが、鉄男の作った焼きそばと白飯を頬張っていた。
アグモン「姉御もはやくしないと、オレが全部たべちゃうぞ~♪」
銀「アグモンお前・・・・・少しは遠慮ってもんを・・・・・」
鉄男「あはは、気にしないでください。材料はさっき買ってきたばかりですんで」
銀「───────なら、遠慮なく」
正直、アタシもお腹がすいていた。という訳で、いっただきまーす♪
銀「ん!ぅんま~~い♪」
金太郎「でしょー♪」
鉄男「へへ・・・・良かった。これ、姉直伝なんですよ」
その一言に、箸が止まる。
アタシ、鉄男に焼きそばの作り方、教えたっけ?
鉄男「ああ、直伝とは言っても、直接姉から教わった訳じゃなくて・・・・・・姉の友達から、教えてもらったんです」
アグモン「へー、そうなんだ」
──────そっか、園子と須美が。
鉄男「お互い、色々あったし、姉が亡くなった当初は、二人の事を恨んだりもしたけれど・・・・・今は折り合い着けて、なんとか前に向かって歩けてる感じです」
銀「─────────」
アタシが居なくなってからの二人が大変だったのは、
銀(苦労をかけさせてゴメンよ・・・・・立派になったな・・・・・・)
かけるべき言葉は沢山ある。が、それを言う事は出来ない。
アタシは、もう既に、死んでいる身なのだから………
アグモン「・・・・・・姉御?」
ナレーター『番組の途中ですが、臨時ニュースをお伝えします』
と、その時だった。いつの間にか付いていたテレビから、徳島に二体の巨大なデジモンが現れたというニュースが流れてきた。
それだけだったら別に気にしなかったのだが、写し出された映像に、行方不明の友奈の姿を見つけたのだ。
黒い竜のようなデジモンに乗って、赤いデジモンと戦っていた。しかも、赤い方の顔はヴァンデモンにそっくりだ。
何がどうしてそんな事になっているのかは一先ず置いて、仲間が戦っているならば、行かなくちゃいけない。
銀「行こう!アグモン!!」
アグモン「合点!!」
アグモンと共にウチを飛び出して行く。
っと、その前に・・・・
鉄男「・・・・・・・」
銀「・・・・・・・大丈夫」
金太郎「・・・・・え?」
不安そうな顔でこちらを見る二人の頭を撫でる。
銀「姉ちゃんは何時だって、お前達を見守っているよ」
鉄男「!──────────うん!」
あー、多分今ので確実にバレたな。まあ、いっか。しょうがないよね。
とりあえず、アグモンを追いかける形でウチを出ていく。
銀「まずは風さん達と連絡を・・・・・・・ん?」
デジヴァイスを取り出し、風さんに連絡しようとしたところで、上空から何かが降ってきた。それも、大量に。
銀「え?何?」
アグモン「あれは・・・・・・・・クラモンか?」
銀「なんでクラモンが・・・・・って数多っ!?」
何がどうしてこうなってるのかわからないけど、とにかく今は、こっちが優先だな!
銀「とにかく、数を減らそう!アグモン!!」
アグモン「おうっ!!!」
─次回予告─
突如として降ってきた、大量のクラモン。
何故かデジソウルが出せなくなってしまった銀は、アグモンと共にクラモンをどうにかしようと試みる。
その最中、クラモン達が依り集まり、進化してしまう。
果たして、銀とアグモンはどう立ち向かうのか!?
次回『魂を燃やせ!爆魂燃焼、シャイングレイモン!!』
今、新たな冒険の扉が開かれる………