結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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ゆゆテ!

ペース上げないと、年内に各章を終わらせる事が出来ないというのに・・・・・まったく筆が進まねぇ!!!


百一話 家族 -後編-

久しぶりに帰宅した我が家は、記憶のまま、ほとんど変わっていなかった。しいて言えば、赤ん坊用の家具が無くなっている事。それと─────

 

金太郎「デジモンさん、ねーちゃんの写真が気になるの?」

銀「────────うん、まあね」

 

 

 

 

 

客間に増えた大赦印の仏壇に、アタシの遺影が置いてあった事。

 

 

 

 

 

いつ頃の写真だったか、遺影の中のアタシは屈託ない笑顔を此方に向けている。

 

鉄男「できたよー」

金太郎「はーい!行こ、デジモンさん」

銀「ああ」

 

金太郎に連れられて、居間へと向かう。

 

アグモン「ハムッ、ハフハフ ハフッ」

鉄男「まだまだ作りますから、いっぱい食べてくださいね」

 

居間では既にアグモンが、鉄男の作った焼きそばと白飯を頬張っていた。

 

アグモン「姉御もはやくしないと、オレが全部たべちゃうぞ~♪」

銀「アグモンお前・・・・・少しは遠慮ってもんを・・・・・」

鉄男「あはは、気にしないでください。材料はさっき買ってきたばかりですんで」

銀「───────なら、遠慮なく」

 

正直、アタシもお腹がすいていた。という訳で、いっただきまーす♪

 

銀「ん!ぅんま~~い♪」

金太郎「でしょー♪」

鉄男「へへ・・・・良かった。これ、姉直伝なんですよ」

 

その一言に、箸が止まる。

アタシ、鉄男に焼きそばの作り方、教えたっけ?

 

鉄男「ああ、直伝とは言っても、直接姉から教わった訳じゃなくて・・・・・・姉の友達から、教えてもらったんです」

アグモン「へー、そうなんだ」

 

──────そっか、園子と須美が。

 

鉄男「お互い、色々あったし、姉が亡くなった当初は、二人の事を恨んだりもしたけれど・・・・・今は折り合い着けて、なんとか前に向かって歩けてる感じです」

銀「─────────」

 

アタシが居なくなってからの二人が大変だったのは、向こう(デジタルワールド)で聞いた。二人のことだけでなく、ウチのことも………

 

銀(苦労をかけさせてゴメンよ・・・・・立派になったな・・・・・・)

 

かけるべき言葉は沢山ある。が、それを言う事は出来ない。

 

 

 

 

 

アタシは、もう既に、死んでいる身なのだから………

 

 

 

 

 

アグモン「・・・・・・姉御?」

 

 

ナレーター『番組の途中ですが、臨時ニュースをお伝えします』

 

 

と、その時だった。いつの間にか付いていたテレビから、徳島に二体の巨大なデジモンが現れたというニュースが流れてきた。

それだけだったら別に気にしなかったのだが、写し出された映像に、行方不明の友奈の姿を見つけたのだ。

黒い竜のようなデジモンに乗って、赤いデジモンと戦っていた。しかも、赤い方の顔はヴァンデモンにそっくりだ。

何がどうしてそんな事になっているのかは一先ず置いて、仲間が戦っているならば、行かなくちゃいけない。

 

銀「行こう!アグモン!!」

アグモン「合点!!」

 

アグモンと共にウチを飛び出して行く。

っと、その前に・・・・

 

鉄男「・・・・・・・」

銀「・・・・・・・大丈夫」

金太郎「・・・・・え?」

 

不安そうな顔でこちらを見る二人の頭を撫でる。

 

銀「姉ちゃんは何時だって、お前達を見守っているよ」

鉄男「!──────────うん!」

 

あー、多分今ので確実にバレたな。まあ、いっか。しょうがないよね。

とりあえず、アグモンを追いかける形でウチを出ていく。

 

銀「まずは風さん達と連絡を・・・・・・・ん?」

 

デジヴァイスを取り出し、風さんに連絡しようとしたところで、上空から何かが降ってきた。それも、大量に。

 

銀「え?何?」

アグモン「あれは・・・・・・・・クラモンか?」

銀「なんでクラモンが・・・・・って数多っ!?」

 

何がどうしてこうなってるのかわからないけど、とにかく今は、こっちが優先だな!

 

銀「とにかく、数を減らそう!アグモン!!」

アグモン「おうっ!!!」

 

 




─次回予告─

突如として降ってきた、大量のクラモン。
何故かデジソウルが出せなくなってしまった銀は、アグモンと共にクラモンをどうにかしようと試みる。
その最中、クラモン達が依り集まり、進化してしまう。
果たして、銀とアグモンはどう立ち向かうのか!?

次回『魂を燃やせ!爆魂燃焼、シャイングレイモン!!』

今、新たな冒険の扉が開かれる………
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