結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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センター・ツリー内 ゴールドタワー付近


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雪花を退けた三人は、漸くゴールドタワーへと到着した。

美森「だいぶ時間が経ってしまったけれど・・・・・皆はもう現実世界へ帰れたのかしら」

夏凜「妙な妨害とかが無ければ、戻れたんじゃない?」

ドルゴラモン「これだけの事をしているんだ。何らかの妨害工作くらい、あると思ったのだが・・・・」

園子「それらしいトラップも無いねえ。用意する時間なんて、いくらでもあったんだし、もしかして、アッキーがその担当だったとか?」

と、その時。サクヤモンが何かに気付いて、静止した。

サクヤモン「皆止まれ。誰か居るぞ」

視線の先には、人影と謎の大型機械があった。
機械から大量のクラモンがゲートの先へと放流されており、どうやら人影は、その機械を操作している様子だ。

Sハックモン「あれは・・・・バルバモン!?」

バルバモン「・・・・・・ん?うげー、面倒なタイミングでバレた」

機械を操作していたのは、バルバモンであった。

夏凜「あんた・・・!ここで何してんの!!」

バルバモン「そ~~~~んなの、ボクちんの勝手だもんね~♪」

Sハックモン「ギルモンはどうした!?」

バルバモン「さぁて?ど~~~~したっけナ?」

あくまで白を切るバルバモンに、全員は怒り心頭だ。

バルバモン「やぁねぇ、そんなに怒んないでよ~~。クラモンばら撒くのは止めるからさぁ~~。てなワケで、バァ~ハハ~~イ♪」

ドルゴラモン「ゲートへ逃げ込んだ!?現実世界へ向かうつもりか!」

園子「追いかけるよ!!」

そうして、バルバモンの後を追う形で、彼女たちもゲートをくぐり抜けて行くのだった………




百二話 魂を燃やせ!爆魂燃焼、シャイングレイモン!! -後編-

Sグレイモン「でりゃあああああああ!!!」

 

太陽エネルギーを込めた拳を黒いデジモンへと叩き込む。

その一発だけで、黒いデジモンは粉々に砕け散った。

が、次の瞬間にはクラモンたちが集合して元通り。

 

銀『・・・・ダメか。クラモンを止めないとすぐに復活される』

 

Sグレイモン「だったらクラモンごと、まとめて吹っ飛ばしてやるぜ!!」

 

銀『バッカおま、近くに鉄男と金太郎がいるんだぞ!?』

 

Sグレイモン「おっと、そうだった・・・・だったらこいつだ!!『ジオグレイソード』!!!」

 

大地に拳を打ち込み、両刃の剣『ジオグレイソード』を引き抜くと、それを構えて振り抜いた。

剣から迸る炎に焼かれ、クラモンごと黒いデジモンは黒焦げになったのだった。

 

Sグレイモン「よっしゃぁぁぁぁぁ!!!もうこれで復活できねーだろ!」

 

喜ぶシャイングレイモン。だけどアタシは、嫌な予感を感じていた。

 

銀『・・・・ッ!?シャイングレイモン!!!』

 

Sグレイモン「上ッ!?」

 

突如として上空から降ってきたのは、さっきシャイングレイモンの焼かれた黒いデジモン………に、良く似たデジモン。

 

Sグレイモン「オイオイ・・・・なんだよ、こいつは・・・・?」

 

黒いデジモン「ゲッゲッゲッ・・・・」

 

Sグレイモン「気味の悪ィ笑い方しやがって・・・・!」

 

銀『さっきと姿が違うな・・・ゼボリューション、とかってやつかな?』

 

Sグレイモン「ゼ"ヴォ"リューションだぜ?姉御」

 

銀『うるせーやい』

 

ふと、視界の端っこに、図鑑の画面が表示された。

 

 

┌───────┐

ディアボロモン

└───────┘

種族不明

ネットワーク上のあらゆるデータを吸収して進化と巨大化を繰り返し、デジタルワールドで破壊の限りを尽くしている。多くのデータと知識を吸収したディアボロモンは自らを全知全能の存在と思い込み、破壊と殺戮を楽しんでいる。しかし、数多く居るデジモンの中でも、その存在目的がはっきりしており、その最終目的は、軍事用コンピュータを乗っ取り、核攻撃によって現実世界をも破壊しようとしている、恐ろしいデジモンである。必殺技は胸部の発射口から強力な破壊エネルギー弾を発射する『カタストロフィーカノン』。

 

 

銀『これ・・・アプリの機能か?なんでこんな時に・・・・あ、続きがある』

 

 

X抗体によるディアボロモンのデジコアへの影響

その凶暴な生態にさらに磨きがかかった最悪のデジモン。X抗体を取り込んだことでデジコア内の思考ルーチンが暴走し、全知全能の神であるという考えを体現するべく電脳世界の破壊を繰り返す。目的のためには手段を選ばず、残忍かつ狡猾な罠を張り常に自分が優位になるように立ち回る術を覚えた。敵の前には尻尾を軸にヤジロベエのような佇まいで姿を現し、奇怪な動きや軟体動物のような不可解な体勢から放つ攻撃で生理的嫌悪感を与える。必殺技はコマのように体を回転させ、巨大な爪や隠し腕で敵を斬り裂く『スプーキーザッパー』と、全身にある12の瞳で見つめた敵のデ

ータを吸い上げる『フェイタルゲイズ』。また、隠された13番目の瞳が開くとき発動する『リワインドアビス13(サーティーン)』は、カウントダウン終了と共にデジモンを強制的に退化させてしまう最凶最悪の呪いである。

 

 

銀『だそうだ。気をつけて倒すぞ』

 

Sグレイモン「合点!!」

 

ディアボロモンX「グガァァァァ!!」

 

ディアボロモンが回転しながら襲って来る。図鑑にあった『スプーキーザッパー』とか言う奴か!

 

Sグレイモン「洒落臭ェ!!!」

 

真正面から『ジオグレイソード』で受け止める。が、しかし………

 

 

バキン!

 

 

Sグレイモン「折れたァ!?」

 

なんと、あっさりと折れてしまった⁉なんでさ!

 

Sグレイモン「って、うおおお!?危ねえ!!」

 

間一髪、ディアボロモンからの攻撃を躱す。

しかし打つ手が無い。シャイングレイモンの技は、さっきの剣以外全部が範囲技。鉄男は金太郎と一緒に避難したのを確認したが、ここはアタシん家の近く。下手な技だとぶっ壊しちゃうかもしれない………

 

銀『さぁて・・・こっからどうするか・・・・』

 

 

 

 

 

「『金剛界曼荼羅』!!!」

 

 

 

 

 

攻めあぐねていると、突然、ディアボロモンの動きが止まった。

 

銀『な・・・・なんだぁ?』

 

Sグレイモン「何だか分からんが喰らえ!!!」

 

好期と見たシャイングレイモンが、渾身の『グロリアスバースト』を一点に集中させて解き放つ!

 

ディアボロモン「ァァァァァァァァァァァァ…………!?!?!?!?」

 

今度こそ、ディアボロモンは黒焦げになって消去された。でも、いったい誰が………?

 

サクヤモン「どうやら、間に合ったようだ」

 

美森「そうね」

 

Sグレイモン「東郷!?・・・・て、事ぁお前レナモンか!」

 

さっきのは究極進化したレナモンの必殺技だったらしい。園子と夏凛の姿が見えないけど・・・・

 

サクヤモン「・・・・もしや、アグモンか?それがお前の究極体か……」

 

美森「え?なら、銀は?」

 

Sグレイモン「姉御とオレは、一つとなったのだ!!!」

 

銀『えーと・・・まあ、そういう事』

 

美森「銀の姿が見えないのに、声だけが聞こえる・・・!?」

 

須美がショック受けてる………

そういやアタシ。ちゃんと戻れるのかな?

 

銀『っと、そんな場合じゃなかった!須美、友奈を助けに行くぞ!』

 

美森「分かったわ行きましょう待ってて友奈ちゃん直ぐ逝くわ!!!」

 

サクヤモン「今ので何を理解したのだ?」

 

着いていけてないサクヤモン(というらしい、後で知った)と情報交換を行いつつ、アタシ達は大赦本庁舎のみんな(園子と夏凛もそっちにいるらしい)と合流するべく、急ぐのだった………

 

美森「待っててね、友奈ちゃん………今行くから!」

 

 

 

第三章・了

 

next→第四章._

 

 




執筆しようとしたら、スマホが御臨終なされました(´;ω;`)
四年もの間、ありがとう…………ありがとう………それしか言葉が見つからない。

そしてようこそ、三代目の相棒LG VELVET。歓迎しよう・・・・盛大にな!


あ、次回はいつもの用語集です。お楽しみに♪

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