結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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ファイル島付近 上空


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鳥のような形状のバーテックスが飛んでいる。以前の主たる赤嶺を失くしたソレは今、別の者を背に乗せ空を舞っていた。

Gドラクモン『聞こえてるね?プロト01』

黒い竜「────────ああ」

Gドラクモン『キミにはこれから、我々の計画の障害となるであろう、あの島を潰してもらう。無論、暮らしているデジモンごと、ね』

黒い竜「──────────」

Gドラクモン『バーテックスの細胞から造られたデジ・バーテックスの究極なる姿。そのプロトタイプたるキミになら、あんなちっぽけな島の一つや二つ・・・・簡単だよねぇ?』

黒い竜「──────────」

Gドラクモン『反抗は無意味だよ?キミは我に従うより他に、道は無いんだから…………』

黒い竜「────────熟知している」

Gドラクモン『そ♪んじゃ、よろしくね~プロト01………いや』





Gドラクモン『ブラックウォーグレイモン君♪』





ブラックウォーグレイモンと呼ばれた黒い竜は、鳥型バーテックスより降りると、その直下───歌野の農場に着陸したのだった。

Bウォーグレイモン「作戦了解─────任務、開始」


百四話 黒竜、襲来 -前編-

上空より現れた人形の黒い竜───ブラックウォーグレイモンは、確認するかの如く、芽吹達を見回している。

 

 

Bウォーグレイモン「───────」

 

芽吹「・・・・貴方、いったい何者?味方・・・とは思えないけど・・・・」

 

Bウォーグレイモン「──────────デジモンはどうした?」

 

芽吹「え?」

 

Bウォーグレイモン「お前達では相手にならん。と言っている。相棒のデジモンを出せ」

 

夕海子「ふん・・・・!随分と見くびられたものですわ!!良いでしょう・・・・アルフレーーーッド!!!」

 

弥勒が相棒のガオモンこと、アルフレッドをリアライズさせる。

 

アルフレッド「お呼びでしょうか」

 

夕海子「招待状の持たないお客様には、お帰り願いますわ!さあ、アルフレッド。そこの不埒な輩を摘まみ出しなさい!!」

 

アルフレッド「イエス、マスター!」

 

マッハガオガモンへと進化し、アルフレッドがブラックウォーグレイモンへと突撃していく。

 

芽吹「弥勒さんはいきなり突っ込まない!!雀、援護して!しずくとシズクは亜耶ちゃんと一緒にレイさんの所へ!」

 

雀「えぇーーー!?なんで私残る側なの!?」

 

しずく「わかった・・・・テイルモン連れてすぐ戻る」

 

しずくのパートナーであるテイルモンは現在、はじまりのまちのレイの家にて、負傷したブラックテイルモンの看病をしており、ここにはいないのだった。

 

シズク「─────────クソ、オレにもデジモンが居れば・・・・おら国土!!とっとと逃げんぞ!!!」

 

亜耶「・・・・・・・・」

 

歌野の家から連れ出された亜耶は、ブラックウォーグレイモンを見た瞬間から怯えきった表情で、その場に座り込んでしまい、動く気配が無い。

 

しずく「………国土?」

 

Rルドモン「突撃ィィーーーッ!!!」

 

デュラモン「万ざーーーーーーいッ!!!!!!」

 

雀「だから盾役が突撃しないでってばぁぁぁぁ!!!!!!」

 

叫びつつも雀もライジルドモンに続く。芽吹は言わずもがな、だ。

 

シズク「おい国土!んな所でボケっとしてねーで、さっさと行くぞ!!」

 

亜耶「────────────だめ、です」

 

しずく「・・・・え?」

 

続いて鬼人三兄弟が必殺の拳をブラックウォーグレイモンの背後から同時に叩き込む。

 

亜耶「だめ…………逃げてください!!!」

 

亜耶が叫んだ、次の瞬間………

 

 

 

 

 

ブラックウォーグレイモンに襲撃を仕掛けたデジモン達全員が、一瞬で吹き飛ばされてしまったのだった………

 

 

 

 

 

シズク「………………は?」

 

Bウォーグレイモン「──────────」

 

ブラックウォーグレイモンは何もしていない。()()()()()()()()()()()()()

たったそれだけで、三体のデジモンを吹き飛ばし、三兄弟の攻撃を弾き返したのだ!

 

芽吹「な……………なん……………」

 

あまりの強さに、さしもの芽吹も言葉を喪う。

 

トコモン「───────あいつ、は!」

 

しずく「・・・知ってるの?」

 

トコモン「間違いない・・・・ホワイトパレスを襲った、黒い竜!!!!!!」

 

Bウォーグレイモン「─────────」

 

睨み付けるトコモンの視線を受け止めるが如く、ブラックウォーグレイモンはその場から微動だにしないのだった。

 




ゆゆテ!

02好きたる小生が、絶対に出演させたかったデジモンNo.2!!漸くここで推参です!!!

ちな、前書き部分の黒幕との会話は、ACVDの財団とJの会話がモデル。オーバードウェポンは良いゾ!!
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