鳥のような形状のバーテックスが飛んでいる。以前の主たる赤嶺を失くしたソレは今、別の者を背に乗せ空を舞っていた。
Gドラクモン『聞こえてるね?プロト01』
黒い竜「────────ああ」
Gドラクモン『キミにはこれから、我々の計画の障害となるであろう、あの島を潰してもらう。無論、暮らしているデジモンごと、ね』
黒い竜「──────────」
Gドラクモン『バーテックスの細胞から造られたデジ・バーテックスの究極なる姿。そのプロトタイプたるキミになら、あんなちっぽけな島の一つや二つ・・・・簡単だよねぇ?』
黒い竜「──────────」
Gドラクモン『反抗は無意味だよ?キミは我に従うより他に、道は無いんだから…………』
黒い竜「────────熟知している」
Gドラクモン『そ♪んじゃ、よろしくね~プロト01………いや』
Gドラクモン『ブラックウォーグレイモン君♪』
ブラックウォーグレイモンと呼ばれた黒い竜は、鳥型バーテックスより降りると、その直下───歌野の農場に着陸したのだった。
Bウォーグレイモン「作戦了解─────任務、開始」
上空より現れた人形の黒い竜───ブラックウォーグレイモンは、確認するかの如く、芽吹達を見回している。
Bウォーグレイモン「───────」
芽吹「・・・・貴方、いったい何者?味方・・・とは思えないけど・・・・」
Bウォーグレイモン「──────────デジモンはどうした?」
芽吹「え?」
Bウォーグレイモン「お前達では相手にならん。と言っている。相棒のデジモンを出せ」
夕海子「ふん・・・・!随分と見くびられたものですわ!!良いでしょう・・・・アルフレーーーッド!!!」
弥勒が相棒のガオモンこと、アルフレッドをリアライズさせる。
アルフレッド「お呼びでしょうか」
夕海子「招待状の持たないお客様には、お帰り願いますわ!さあ、アルフレッド。そこの不埒な輩を摘まみ出しなさい!!」
アルフレッド「イエス、マスター!」
マッハガオガモンへと進化し、アルフレッドがブラックウォーグレイモンへと突撃していく。
芽吹「弥勒さんはいきなり突っ込まない!!雀、援護して!しずくとシズクは亜耶ちゃんと一緒にレイさんの所へ!」
雀「えぇーーー!?なんで私残る側なの!?」
しずく「わかった・・・・テイルモン連れてすぐ戻る」
しずくのパートナーであるテイルモンは現在、はじまりのまちのレイの家にて、負傷したブラックテイルモンの看病をしており、ここにはいないのだった。
シズク「─────────クソ、オレにもデジモンが居れば・・・・おら国土!!とっとと逃げんぞ!!!」
亜耶「・・・・・・・・」
歌野の家から連れ出された亜耶は、ブラックウォーグレイモンを見た瞬間から怯えきった表情で、その場に座り込んでしまい、動く気配が無い。
しずく「………国土?」
Rルドモン「突撃ィィーーーッ!!!」
デュラモン「万ざーーーーーーいッ!!!!!!」
雀「だから盾役が突撃しないでってばぁぁぁぁ!!!!!!」
叫びつつも雀もライジルドモンに続く。芽吹は言わずもがな、だ。
シズク「おい国土!んな所でボケっとしてねーで、さっさと行くぞ!!」
亜耶「────────────だめ、です」
しずく「・・・・え?」
続いて鬼人三兄弟が必殺の拳をブラックウォーグレイモンの背後から同時に叩き込む。
亜耶「だめ…………逃げてください!!!」
亜耶が叫んだ、次の瞬間………
ブラックウォーグレイモンに襲撃を仕掛けたデジモン達全員が、一瞬で吹き飛ばされてしまったのだった………
シズク「………………は?」
Bウォーグレイモン「──────────」
ブラックウォーグレイモンは何もしていない。
たったそれだけで、三体のデジモンを吹き飛ばし、三兄弟の攻撃を弾き返したのだ!
芽吹「な……………なん……………」
あまりの強さに、さしもの芽吹も言葉を喪う。
トコモン「───────あいつ、は!」
しずく「・・・知ってるの?」
トコモン「間違いない・・・・ホワイトパレスを襲った、黒い竜!!!!!!」
Bウォーグレイモン「─────────」
睨み付けるトコモンの視線を受け止めるが如く、ブラックウォーグレイモンはその場から微動だにしないのだった。
ゆゆテ!
02好きたる小生が、絶対に出演させたかったデジモンNo.2!!漸くここで推参です!!!
ちな、前書き部分の黒幕との会話は、ACVDの財団とJの会話がモデル。オーバードウェポンは良いゾ!!