結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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む~ね~のお~く~で震~え~てる~♪
おも~いが~♪目覚~める~♪
その~瞬間、待~ってる~♪


スーパーミニプラGEAR戦士電童!!カッコいいからみんなも買おうぜ!!!!!!(スゴイ良い笑顔)


百五話 私の誓い

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はじまりのまち レイの小屋

 

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室内の空気がどんよりと淀んでいる。その原因は亜耶だ。

泣き腫らした顔で俯き、部屋の角に踞っている。

 

レイ「・・・・ブラックウォーグレイモン、ね」

 

芽吹「ブラックウォーグレイモン・・・・それが、あいつの名前?」

 

レイ「観測できるエネルギー量からしても、恐らくは」

 

芽吹「──────────」

 

いつもは喧しい雀すら、沈鬱な表情で俯いている。

事はそれほどに切羽詰まっているのだ。

 

レイ「で、どうするの?」

 

芽吹「────────────」

 

レイ「幼年期の子達は全員、フローティアに転送済みよ。後は貴女達だけ」

 

芽吹「────────────────────」

 

シズク「どうする、楠?」

 

しずく「・・・・・」

 

静かに瞳を閉じ、芽吹は思案する。

 

芽吹「…………気に入らないのよ」

 

レイ「気に入らない?何が?」

 

芽吹「あいつ、デジモンを消去(デリート)する事に、()()()()()()()()()()

 

レイ「それが何?デジモンの中には、そういう個体だって存在するわよ」

 

芽吹「なら何故あいつは、()()()()()()()()()()()()?」

 

レイ「・・・・・」

 

芽吹「あいつの行動は矛盾している。まるで、誰かの命令に嫌々従っているようで・・・・・私は、それが気に入らない・・・!」

 

夕海子「芽吹さん・・・・・」

 

そして芽吹は、弥勒に向き合い命じた。

 

芽吹「弥勒さん、全員を連れてフローティアへ脱出を。貴女達まで私の我が儘に付き合う必要は無いわ」

 

雀「そ………そんなメブぅぅ!?」

 

芽吹「雀、あなたはもう少し、自分の力を信用しなさい。今のあなたなら・・・・」

 

雀「止めてよメブ!!そんな死んじゃうみたいな事・・・・言わないでよぉぉ・・・・・」

 

芽吹「シズク、いずれあなたにもパートナーになってくれるデジモンが現れるはず。私にだって現れたのだもの」

 

シズク「──────────楠」

 

芽吹「しずく、今まであなたはシズクに守られてきた。でも今は違う。分かるわよね?」

 

しずく「・・・・・うん」

 

芽吹「亜耶ちゃん」

 

亜耶「──────────────」

 

ぎゅ……と、芽吹が亜耶を抱き締める。

 

芽吹「今は・・・・悲しみに溺れてしまって、前が見えないかもしれない。それでも、前を向いて欲しい。酷な事を言うようだけどね・・・・・」

 

亜耶「──────────────めぶき、せんぱ」

 

亜耶から離れ、芽吹はオーガモンに向き合う。

 

芽吹「・・・・・任せるわ」

 

オーガモン「ああ。フーガモンの分も、オレがアヤを護る。だから・・・・」

 

芽吹「…………ええ」

 

それだけ告げ、小屋から出ようとした、その時。

 

ズバモン「おおっと!誰かを忘れちゃいないかい?・・・このトゥエニストをな!!」

 

小屋の奥から、包帯でぐるぐる巻きになったズバモンがやって来たのだった。

 

芽吹「・・・・そんなボロボロの身体で、何ができるってのよ?」

 

ズバモン「お前こそ、このトゥエニストたるオレ様無しに、どうやってあの黒光りヤローと戦うつもりなんだ?」

 

芽吹「─────────」

 

ズバモン「─────────」

 

芽吹「…………はぁ、仕方ないわね。行くわよ、ズバモン」

 

ズバモン「へへっ!そうこなくっちゃな!!」

 

そうして、二人は小屋の外へと出た。

 

亜耶「─────────」

 

そんな二人の背中を、亜耶は黙って見送っていた………




-次回予告-

小屋から出た芽吹達が見たものは、上空に輝く黒い球体であった。


次回『絶望を切り裂く、伝説の剣』

今、新たな冒険の扉が開かれる………
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