よもやよもや、カレン・オルテンシア氏が実装されるとは!
Fateシリーズで一番好きな娘なんだよねぇ・・・・・うん、好きなんですよ・・・・・・カレンさん(爆死)
芽吹が外へ出て最初に見たものは、空に浮かぶ巨大な黒い物体だった。
芽吹「なに・・・・あれ・・・・?」
ズバモン「イヤな予感しかしねぇな・・・・」
と、その時
「メ~~~~ブ~~~~!!!」
芽吹「雀!?それに、みんなも・・・・」
背後から雀の声がしたので振り返れば、フローティアへ向かった筈の四人が駆け寄って来ていた。
シズク「おい楠、なんだよありゃあ!?」
しずく「なんか・・・・怖い」
芽吹「そんな事より、どうして・・・・いえ、聞くだけ無駄ね。大体分かる」
夕海子「フッ・・・・当然ですわね。それで、どうなさるおつもりですか?」
空を仰ぎ、落下を始めた凶星を睨む。
方法など芽吹には無い。しかし────
芽吹「諦めたりなんて、しない」
しずく「───────みんな、ちょっと良い?」
しずくがD-スキャナーを取り出し、一つの提案を出す。
しずく「テイルモンが言ってたんだけど、デジヴァイスの光って、集まるとすごい強くなるんだって」
夕海子「なるほど!大体理解しましたわ!!」
雀「え?何が?てか弥勒さん本当に分かったの!?」
しずくからの提案に、弥勒は自分の端末を取り出して答える。
が、雀は何も理解できていない様子だ。
シズク「要はアレだろ?オレ達の光を集めて楠に浴びせようって話だろ?任せな!!」
シズクも自分の端末を取り出し、しずくに向ける。
雀「え?そういう話!?てか、そんなんであれどうにかできる訳!?」
夕海子「雀さん!あなたも早くなさいませ!!」
しずく「加賀城、時間無い」
雀「ぅええ!?私もやるパターンなのこれ!?てか本当にこんな事であれなんとか出来るのぉ!?!?」
シズク「うっせえ!!!いいからやれ!!!!!!」
雀「はぃぃぃぃ!!!!!!」
シズクの叱責を受け、ようやく雀も端末をしずくに向けた。
その瞬間、三条の光が端末から放たれ、D-スキャナーを介して芽吹の端末に降り注ぐ。
芽吹「っ・・・・これは!」
画面には『MATRIXVOLUTION OK』の文字。
芽吹「これなら・・・・ズバモン!」
ズバモン「よっしゃぁぁぁぁ!!!」
デュランダモン「仲間達の思いが・・・・力が流れ込んでくる・・・・こんだけ皆から期待されて、オレ様が燃えねェ訳にはいかねえよなぁ!!!!!!!!!」
芽吹「ええ!勿論よ!!!」
デュランダモン「芽吹ィ!!!オレ様を使え!!!」
剣形態へ変形したデュランダモンを構え、眼前に迫る暗黒のガイアフォースを睨み付ける。
芽吹「せいやーーーーーー!!!!!!」
気合いと共にデュランダモンを一閃。
たったそれだけで、ガイアフォースを真っ二つに切り裂いたのだった・・・・!
―――――――――――†――――――――――
芽吹「デュランダモン!油断しないで!!」
デュランダモン「ハッハー!今のオレ様に油断など、ぬわぁい!!」
Bウォーグレイモン「・・・・こいつ、
対決は一進一退を窮めており、端から見れば膠着状態であった。
ブラックウォーグレイモンの強味は、究極体としてのパワーだけではなく、マッハガオガモンですら反応できない程のスピードにもある。
対するデュランダモン自身のスピードは遅い方だ。少なくとも、ブラックウォーグレイモンの速度に着いていく事は出来ないでいる。
それによりデュランダモンは、必要最小限の動きでブラックウォーグレイモンの攻撃を全て裁き切っていた。
だが、ブラックウォーグレイモンも負けていない。
防御の合間を縫って放たれる、デュランダモンからの攻撃のほとんどをかわしている。
芽吹「でもそれも、永くは続かない。この戦い、先にスタミナが切れた方が負ける・・・・」
何度目かの鍔迫り合いの後、互いに距離を取った二体の究極体。
次で、勝負が決まる。
誰もがそう予感し、雀すら生唾を呑み込んで見守る中、不意にブラックウォーグレイモンが苦悶の表情を浮かべ、膝を着いた。
Bウォーグレイモン「───────────ッチ。時間か・・・この勝負、一旦預ける」
それだけ言うとブラックウォーグレイモンは、ふらつきながらも何処かへと飛び去って行ったのだった。
デュランダモン「な・・・・オイオイオイ、こっからだろーが!?そんなつまんねーオチは止めてくれよー!!」
雀「・・・・逃げ、た?助かったの・・・・?」
夕海子「えーと・・・・そのよう、ですわね」
シズク「─────だな。ふぅ・・・」
ブラックウォーグレイモンが視界から完全に消えた事を確認すると、その場にいた全員が、ほっと一息付く。
芽吹「デュランダモン・・・・皆との、絆の力で手に入れた力・・・・」
デュランダモン「ハッハッハー!!最強の座は、このオレ様が頂きだァーーーーー!!!!!!」
芽吹「・・・・まぁ、今くらいはいいか」
高々と勝どきをあげるデュランダモンを眺め、芽吹は微笑むのであった。
-次回予告-
ブラックウォーグレイモンの襲撃に対し、己の力不足を痛感したアルフレッドことガオモン。
更なる力を求め、彼は故郷を訪れる。
次回『ガオモンの里帰り』
今、新たな冒険の扉が開かれる………