ナースA「はい・・・・昨日までは、確かにいたのですが・・・・」
夕海子「まったく・・・・あれほど、無理はなさらぬように、と申し上げましたのに」
芽吹「それで、何処に行ったのかは?」
ナースA「いいえ・・・それがまったく」
ナースB「309号室のガオモンなら、公衆電話でどこかに連絡を取ってましたよ?」
夕海子「本当ですの!?」
ナースB「ええ、どこかまではわからないけど・・・・」
芽吹「なら、調べて貰うだけね!弥勒さん、レイに連絡して」
夕海子「なるほど!あの方ならば・・・・!承りましたわ!!」
私の目の前に降り立ったブラックウォーグレイモンは、私を見ると「やはりか・・・」と一言呟いた。
アルフレッド「やはり、とは・・・・?貴方は、いったい・・・・」
BWグレイモン「──────オババ、食糧を貰ってきた。皆で分けろ」
ババ様「おお!ありがとうございまする・・・!!」
ブラックウォーグレイモンが、背中の袋をババ様に渡す。受け取ったババ様は、それを里のみんなに分け与えていく。
BWグレイモン「アルフレッド・・・・と、呼ばれていたな。ついて来い」
アルフレッド「────────」
BWグレイモン「警戒しなくて良い。里の中で戦闘する気は無い」
よく見れば彼は今、両腕の"ドラモンキラー"を装備していない。
・・・・・とりあえず、油断だけはしないようにしよう。
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案内された先は、里の社。かつてこの社からは、スーツェーモン様の神力が発せられており、里の周囲に豊かな実りを与えてくださっていた。
BWグレイモン「今となっては、ただの小屋だ。オババの意向で、俺の家として使わせて貰っている」
アルフレッド「──────────何故、ファイル島を攻め落とそうと?」
BWグレイモン「その前に、
アルフレッド「私と・・・?それはどういう・・・・」
BWグレイモン「"
アルフレッド「!?」
何故、その名を・・・・
BWグレイモン「
その告白は、あまりにも衝撃すぎて、私は、血の気の引くようなめまいを感じたのだった・・・・
―――――――――――†――――――――――
BWグレイモン「かつて、奴がまだ人間として現実世界に居た頃・・・・あの男はネットワーク上に別世界が存在する事を知った」
アルフレッド「存じてます。かの者はネット上に広がる海にこのポードフ島を作ると、そこを実験施設とし、我々を産み出されたのだ・・・・と、聞き及んでおります」
BWグレイモン「そうだ。そして、その話には続きがある」
続き?
BWグレイモン「現実世界にて生命の危機に瀕した奴は、自らの肉体をデータ化し、この世界へ転送した。その際に現実世界から、とある物質を此方に運び込んだのだ」
アルフレッド「とある物質・・・・まさか」
BWグレイモン「フッ・・・察しが良いじゃないか。そうだ。
なんという・・・・しかしおかしい。バーテックス因子は、デクスモンから分け与えられた物では?
BWグレイモン「奴が此方に持ち込んだのはただのサンプルらしい。何をどうしたのかまでは知らん。が、どちらにしてもそのおかげで、デクス・ウォーズに更なる混沌を招いたのは事実だ」
アルフレッド「そして、かの者のデジ・バーテックス研究の果てに、貴方が産まれた・・・・」
BWグレイモン「そういう事だ。ちなみにだが、俺が生まれる過程でお前達の研究データが利用されたらしい。言ってみればお前達は俺にとって親か先祖か、といったところだな」
アルフレッド「─────────」
明かされた衝撃の事実に、私はただ、戸惑うばかりであった。
ゆゆテ!
そろそろ8/1企画を進行させなくちゃ・・・・(ラスバレをやりつつ)