夕海子「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
BWグレイモン「っ!?・・・・ゼァァ!」
アルフレッド「────────マスター」
弥勒とブラックウォーグレイモンの戦いは、どういうわけか、良い勝負をしている。
おそらくは、弥勒の持つ粘り強さとこれまで培ってきた経験が、ブラックウォーグレイモンとの圧倒的戦力差を埋めているのだろう。
しかし、だからと言ってこの状態がいつまでも続くわけも無し。いずれはブラックウォーグレイモンに圧しきられるであろう。
アルフレッドにも、それは分かっているのだが・・・・・どうしても身体が動かない。
アルフレッド「私には・・・・・・無理だ・・・・・」
???『諦めるのかえ?』
アルフレッド「っ・・・・誰だ!?」
その時、アルフレッドの頭の中に、何者かの声が聞こえてきた。
???『ヌシの主人は、戦っておるぞ?ヌシは、戦わぬのかえ?』
アルフレッド「・・・・・戦って、何になるというのですか?私は、弱き者を守るために・・・・」
???『その志は天晴れじゃが・・・・戦いに理由や意味を付与したがるのは、ナンセンスじゃな』
アルフレッド「なんですって・・・・!?」
???『ほっほっほ!この程度で逆上かえ?まだまだ青いのぅ♪今や我が身は滅び去り、魂の断片がここに残るのみとなってしもうたが・・・・ヌシやらあの黒いのやら、見処のある若人が多い事多い事!いやはや、隠居生活も存外ええもんじゃのう♪』
アルフレッド「・・・・・まさか、あなたは」
声の主は、『かんらからから♪』と笑うのみ。
???『さぁて・・・・そろそろ、来る頃合いじゃの』
アルフレッド「来る・・・?いったい何が・・・・」
意味深な発言に、アルフレッドが問いかけた瞬間、上空より、三つの何かが飛来。
弥勒とブラックウォーグレイモンの前に落ちてきたのだった!
夕海子「何事ですの!?」
BWグレイモン「なんだ・・・・!?」
???「お初にお目にかかります、プロト01。我等は貴方から得られた戦闘データをベースに創造した戦闘用デジ・バーテックス。“シュバルツリッターズ”にございます」
土煙が晴れた先にいたのは、三体のデジモン────否、デジ・バーテックスだった。
ピエモン「まずは自己紹介をば。私は、シュバルツリッターズの纏め役を仰せつかっております、ピエモンと申すもの。続きまして───」
ピノッキモン「ぼくはピノッキモン。どーせお前たちもザコなんでしょ?めんどうだし、今のうちに逃げたら?」
ピエモン「そしてこちらが────」
ボルトバウタモン「拙の名はボルトバウタモン!!!
┌────┐
│ピエモン│
└────┘
魔人型デジモン
┌──────┐
│ピノッキモン│
└──────┘
パペット型デジモン
┌────────┐
│ボルトバウタモン│
└────────┘
魔人型デジモン
BWグレイモン「俺の・・・・戦闘データ・・・・だと?」
ピエモン「左様にございます。実に有用だった・・・と、我等の創造主は仰っておりましたよ」
Vバウタモン「ピエモン殿!!拙はそろそろ・・・・」
ピエモン「ええ、よろしくお願いいたします」
Vバウタモン「おまかせあれ・・・・」
恭しく一礼をしたボルトバウタモンが里の方角へと向かっていく。
BWグレイモン「まさか・・・!?そうはさせるかよ!!!」
ピノッキモン「お前の相手はぼくだよ」
夕海子「アルフレッド!!」
アルフレッド「・・・・イエス、マスター!」
ピエモン「フフフ・・・・では、私は此方の方のお相手をば」
こうして、新たに出現したシュバルツリッターズと戦うこととなってしまった。
ゆゆテ!
シュバルツリッターズの各CVは
ピエモンが秋元洋介氏
ピノッキモンが小桜エツ子氏
ボルトバウタモンが森川智之氏を
それぞれ想定している。