ようやく・・・・ようやく友奈ちゃんのシーンに移れる・・・・(げっそり)
亜耶を送り出すべくやって来たフローティア正面ゲートには、既に先客がいた。
サンゾモン「んもー!おっそーーい!!」
雀&芽吹「「サンゾモンさん!?・・・・ん?」」
雀「あれ、メブもサンゾモンさんのこと知ってるの?」
芽吹「ええ。私がこの世界に飛ばされた時に、最初に出会ったのが彼女なの」
サンゾモン「あの時は色々あったわよねー・・・・って、懐かしんでる場合じゃないわよ!こっちの準備は出来てるのよ!?今まで何してたのよー!」
亜耶「す・・・・すみません。私が我が儘を言ったばかりに・・・・」
サンゾモン「誰が悪いとか、そんなのどーでも良いから!それで、向こうに行くのは?」
ひなた「亜耶さんお一人です」
サンゾモン「ふんふん。それならパパッと終わりそうね!!んじゃ、こっち来て」
亜耶「はい」
サンゾモンに促され、亜耶はゲートの前に立つ。
サンゾモン「それじゃ、行っくわよーーー!」
サンゾモンが、ゲートに自らのエネルギーを注ぎ───
夕海子「あ、ちょっとお待ちを!」
サンゾモン「んげっ・・・」
込もうとして、弥勒によって止められた。
サンゾモン「んもー!なんなのよー・・・・」
夕海子「申し訳ございません、国土さんにこれをお渡ししたく・・・」
亜耶「私にですか?」
夕海子「はい。コチラですわ」
そう言って亜耶に手渡した物は、ポードフ島にて奉られていた、スーツェーモンの形代。
形代『わらわはスーツェーモン、その意識の残滓也。お主の水先案内人を務めさせてもらうぞえ』
夕海子「ということらしいので、持って行ってくださいな」
亜耶「ありがとうございます!弥勒先輩、スーツェーモンさん」
形代『おやまぁ、わらわにも礼が言えるとは・・・・愛い娘じゃのぅ♪』
パタモン『むぅ・・・・ぼくだって居るのに』
形代『お主だけでは心配だからのぅ』
パタモン『なんだとー!』
亜耶「喧嘩しちゃダメですよぉ!?」
サンゾモン「・・・・ねぇ、もう良い?」
ひなた「あ、はい。お願いします」
サンゾモン「それじゃ──────」
サンゾモン「デジタルゲート、オープン!選ばれし子供たち、出動!!」
サンゾモンの清浄なるエネルギーがゲートへと注がれ、現実世界へと繋がるデジタルゲートが開かれた。
亜耶「それでは皆さん、行ってきます!」
芽吹「行ってらっしゃい。気をつけてね」
亜耶「はい!!」
こうして亜耶は、現実世界へと帰還したのだった・・・・
友奈「うーん・・・・ここ、どこ?」
ワームモン「わかんない・・・・少なくとも、現実世界じゃないよね」
風先輩たちと一緒に、ゴールドタワーのゲートに飛び込んだ私だったけど、気がついたら見知らぬ場所にいました。
ブイモン「───────ここは、まさか?」
友奈「知ってるの?」
???「此処は“次元の狭間”。行先の定まらぬ者がさ迷い出でる迷宮の牢獄よ・・・・」
友奈「誰っ!?」
他にも誰か居たなんて・・・・え?
???「よもやよもや、お前達と斯様な場所で会いまみえるとはな・・・・これも、黒きデジヴァイスの導きか・・・・」
ブイモン「お・・・お前は!?」
友奈「・・・・・・ヴァンデモン」
そこにいたのは、先に現実世界へ向かっていたはずの、ヴァンデモンだった………
─次回予告─
次元の狭間で出会ったヴァンデモンと共に、脱出を試みる友奈達。
その瞬間、狭間の世界に異変が生じ─────
次回『記憶ノ欠片』
今、新たな冒険の扉が開かれる………