結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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~前回までのあらすじ~

謎の声に導かれ、デジタルゲートをくぐり抜けました。
おわり!



みじけぇ!


あ、林間学校若葉様と水着園子様(中)ゲットしました♪
やったね!


二話 ぼくたちデジモン!強襲のクワガーモン!

???「……ぇ、……てよー」

 

友奈「……………ぅうん」

 

???「お……ったらー」

 

友奈「……………んっ」

 

???「おーきーてー!」

 

友奈「………んんっ、ふぁわわ……」

 

目覚めた友奈の前に、青い生き物が現れる。

 

???「あー!やっとおきたー!」

 

友奈「うーん………あなたはだぁれ?」

 

チビモン「ぼくチビモン!」

 

┌────┐

チビモン

└────┘

幼竜型デジモン

幼年期のデジモンには珍しく、胴体と両手足を持っている。

非常に食べ盛りで、特に甘いものが大好き。また寝ることが非常に好きで、目を離すとすぐに寝てしまうぞ。

必殺技はぴょんぴょん跳ねながら相手に体当たりをする『ホップアタック』だ!

 

友奈「そっかー。わたしは結城友奈!よろしくね、チビモン♪」

 

チビモン「ユーキユーナー?」

 

友奈「友奈でいいよ!」

 

チビモン「ユーナ?」

 

友奈「うん!」

 

チビモン「ユーナ!」

 

友奈「えへへ」

 

チビモン「ねぇねぇユーナ」

 

友奈「なぁに?」

 

チビモン「ユーナもよんでっ」

 

友奈「呼ぶ?」

 

チビモン「ぼく、チビモン!」

 

友奈「えっと………チビモン?」

 

チビモン「ユーナ!」

 

友奈「チビモン」

 

チビモン「ユーナ」

 

友奈「チビモン♪」

 

チビモン「ユーナ♪」

 

チビモンを抱き、くるくると回る友奈。

抱えられているチビモンは楽しそうに笑う。

 

──────────†───────────

 

友奈「それにしても、ここどこ?」

 

それは真っ先に出る疑問なのでは?

 

チビモン「ここはデジタルワールドだよ」

 

友奈「デジタルワールド?」

 

チビモン「ぼくたちデジモンがくらしてるせかいなんだ」

 

友奈「デジモン?」

 

チビモン「うん!」

 

友奈「チビモンも、デジモン?」

 

チビモン「そだよー」

 

友奈「そっかー」

 

チビモン「zzz……zzz……」

 

友奈「あれ!?いきなり寝ちゃった……どうしよう……」

 

とりあえず、そのままそぅっと頭の上に乗せた。

 

友奈「うん、これで良し」

 

友奈(なんだか牛鬼を思い出すなぁ)

 

そうしてようやく、探索を始めた。

 

友奈(東郷さんたちもどこかにいるよね………)

 

友奈「大丈夫……勇者部六ヶ条、一つ!『なるべく、あきらめない』!」

 

チビモン「ゆーしゃぶー?」

 

友奈「あ、起きた」

 

チビモン「ゆーしゃぶってなにー?」

 

友奈「勇者部はね!世のため、人のためになることを勇んでやる部活だよっ!」

 

チビモン「???よくわかんなーい」

 

友奈「わかんないかー」

 

チビモン「でもたのしそー!」

 

友奈「楽しいよ~♪チビモンも勇者部入ろうよ!」

 

チビモン「デジモンでもいいのー?」

 

友奈「もっちろん!」

 

チビモン「やったー!」

 

こうして、勇者部に新しいメンバーが増えた……のか?

 

──────────†───────────

 

しばらく歩くと、友奈たちは川岸に出た。

それほど幅は広くない川だが───

 

友奈「なんだか………へんな感じの川だね………」

 

チビモン「そーなのー?」

 

友奈「うーん………うまく言葉にできないけど………なんというか………テレビみたいというか………」

 

チビモン「よくわかんなーい」

 

そんなことを言い合っていると、不意に、水面に赤い影が写った。

 

友奈「あれ?いま、なにか……」

 

チビモン「!?!?ユーナあぶないっ!」

 

友奈「えっ!?きゃあ!!」

 

チビモンの警告に友奈は咄嗟に身を屈める。そこを掠めるようにして()()()()が通り過ぎていった。

 

チビモン「あ………あれは………クワガーモンだぁ!!」

 

友奈「くわがーもん!?」

 

┌──────┐

クワガーモン

└──────┘

昆虫型デジモン

強靭なパワーと硬い甲殻に守られており、特にハサミの部分のパワーは超強力で一度敵を挟み込むと、相手が生き絶えるまで締め上げ続けるぞ。

必殺技は硬質の物質を簡単に切り裂くことができる『シザーアームズ』だ!

 

友奈「っ!また来た!」

 

クワガーモンが友奈目掛けて突っ込んでくる。

 

チビモン「『ホップアタック』!」

 

そのクワガーモン目掛けてチビモンが自身の必殺技を繰り出す。

が、しかし

 

チビモン「うわあぁぁぁぁ!!」

 

友奈「チビモンっ!!」

 

如何せん体格差が在り過ぎる。クワガーモンに撥ね飛ばされてチビモンは吹き飛んだ。

 

チビモン「くぅぅぅぅ……ユーナは……逃げて………」

 

友奈「そんな………」

 

チビモン「ぼくが………あいてをしてるあいだに………はやく……!」

 

友奈「なんで……逃げるなら一緒だよっ!」

 

チビモン「ユーナ………」

 

友奈「友達を放っておくなんて……そんなの、勇者じゃないっ!!」

 

チビモン「ユー……シャ……」

 

友奈「勇者部は、困っている人、助けを求めている人を見捨てない!!それはきっと、デジモンもおんなじはず!!だから………!!」

 

チビモン「ユーナ……」

 

友奈「一緒に行こう!チビモン!」

 

チビモン「うん!」

 

その時、チビモンの体が輝きだした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チビモン進化………!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブイモン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブイモン「『ブイモンヘッド』!」

 

 

┌────┐

ブイモン

└────┘

小竜型デジモン

優れた戦闘種族であり、秘めた力を持っている。

やんちゃでいたずら好きだが、正義感の強い一面も持っているぞ。

必殺技は両腕をグルグル振り回し、相手を殴る『ブンブンパンチ』と、強烈な頭突きで相手を倒す『ブイモンヘッド』だ!

 

突然進化したブイモンの攻撃を受けて、クワガーモンは怯んだ。

 

友奈「姿が………変わっちゃった………」

 

ブイモン「ユーナがおれに力を与えてくれたんだ!だから進化できた!」

 

友奈「わ………わたし、なんにも……」

 

クワガーモン「キシャァァァァァァァァ!!」

 

ブイモン「!!あいつ、まだ……!」

 

 

 

 

 

???「ベビーフレイム!!」

 

 

 

 

ブイモンに襲い掛かろうとしていたクワガーモンを、突如、火の玉が強襲する。

この一撃により、クワガーモンはふらふらと何処かに飛び去っていったのだった。

 

友奈「ふぇ?今度は何!?」

 

???「友奈ちゃん!」

 

友奈「あっ!東郷さん!」

 

火の玉が飛んできた方向から東郷が現れた。

 

園子「乃木さんちの園子もいるんだぜ~」

 

友奈「とーごーさぁぁぁぁん……」

 

美森「ああ……よかった。友奈ちゃんが無事で………」

 

園子「あれ~?お取り込み中~?」

 

???「ふーん………あいつが須美の大親友か……」

 

友奈「ふぇ?」

 

東郷と園子に続いて、小学生くらいの少女が、黄色い恐竜のような生き物を連れてやって来た。

 

友奈「ええっと………だれ?」

 

 




─次回予告─

友奈たちの前に現れたのは、死んだはずの少女、三ノ輪銀。
彼女に導かれて着いた先にて、友奈たちはこの世界の真実を知る。
一方その頃の樹は、畑に乱立する肉に戦慄していた!

次回!『デジタルワールドの真実!肉畑の樹』

今、新たな冒険の扉が開かれる………
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