結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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ー前回迄のあらすじー


降り注ぐクラモンの雨は、バルバモンによるものだった。
瀬戸内海へ集まった無数のクラモンは、一つに合わさりアーマゲモンへと進化してしまう。
凄まじい力の差に、勇者達とそのパートナーは絶体絶命の危機に陥る。

その時、かつての友の想いを背負い、新たな姿を得たヴァンデモン───ベリアルヴァンデモンが現れ、インペリアルドラモンと共闘。アーマゲモンを無事、撃退してみせたのであった!





………だが、

これは、バルバモンとグランドラクモンの計略の、ほんの始まりにしか過ぎなかった・・・


百十七話 白き聖騎士、黒の麗騎士 ~新たなる凶威~

アーマゲモンは倒された。

しかし、瀬戸大橋近くの海岸では、戦いを終えたはずの勇者達が未だ緊張状態にあった。

その原因は──────

 

Bヴァンデモン「・・・・・」

 

夏凛「・・・・・」

 

風「・・・・・」

 

樹「・・・・・」

 

Bヴァンデモン「・・・・・私は、もうお前達と事を荒立てるつもりはない」

 

夏凛「どうだか・・・・・」

 

Bヴァンデモン「信用して貰おうとは思ってない。私とお前達との間には、隔たりがあったのだから」

 

そう言って去ろうとしたベリアルヴァンデモンの背中に、一人、声をかける者がいた。

 

友奈「私は信じるよ!!」

 

美森「友奈ちゃん・・・」

 

友奈「たしかに、出会ったころは戦ったりもしたけど・・・・ヴァンデモンさんにも理由があったんだし、今はこうして」

 

友奈は歩み寄り、ベリアルヴァンデモンへ手を伸ばす。 

それを、ベリアルヴァンデモンは黙って取った。

 

友奈「ほら。わかり会える」

 

Bヴァンデモン「───────────ふん。お前は分かりやすいからな」

 

友奈「え、そういう意味!?」

 

Iドラモン「・・・っぷぷ」

 

思わず吹き出してしまったインペリアルドラモンに釣られ、他の者達も笑いだす。

 

 

 

 

 

──────その時だった。

 

 

 

 

 

『やれやれ・・・・君とは同士になれると、本気で思っていたのだがな』

 

 

 

 

 

Bヴァンデモン「──────グランドラクモンか。残念だが、それも今日限りだ」

 

いつの間にか空中に、グランドラクモンの立体映像が浮かび上がっていた。

 

『の、ようだな・・・・君程の逸材を手放すのは、実に惜しい。が、我には我の計画(プラン)がある。君一人を惜しんで遅延させる訳にもいかんのでな』

 

夏凛「その前に教えなさい!!あんたの目的って何よ!!」

 

風「それとあたしのギルモンは!?いい加減返しなさいよ!!」

 

『まったく、小五月蝿い人間達だ・・・・ギルモンなぞは知らん。計画についても、誰が教えるものか』

 

夏凛「なんですってぇ!!!」

 

サクヤモン「落ち着きなさい。そうやって相手のペースに乗せる作戦よ、きっと」

 

『はははは、そんな小細工なぞ、貴様等程度相手にするものか』

 

だが────と、前置いてグランドラクモンは一言だけ告げる。

 

『時間稼ぎは、させて貰ったがな?』

 

それだけ言って、グランドラクモンの立体映像は消え去った。

同時に、端末のデジモンサーチャーが異常な反応を見せた!?

 

友奈「ふぇっ!?何何!?」

 

園子「これ・・・・さっきのと同じ・・・・まさか!?」

 

ライラモン「同じって・・・・さっきのがまた来るっての!?」

 

ライラモンの叫びと同時に、アーマゲモンが“二体”出現した。

一つは、目の前。崩れた瀬戸大橋の上に現れた。

そしてもう一つは─────

 

樹「これ・・・・場所が・・・・」

 

夏凛「()()()()()()()じゃないの!!!」

 

 

 




ゆゆテ

十月からの新作アニメ、なかなか豊作じゃのぅ(ホクホク)
今から楽しみだわい♪
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