だんだん・・・わかってきた・・・・分かってきたぞ。
基本的にはスピードとパワーを・・・・あとはスタミナと回復スキル・・・・
根性と賢さは・・・・そこそこでも充分平気だってこと・・・・
うん・・・・分かってきた・・・・分かってきたぞ・・・・(うまぴょいに呑みこまれつつ)
戦局は、圧倒的にアーマゲモン側が有利だった。
以前の個体は、アルファモン達によって少なからずダメージを受けていた為にベリアルヴァンデモンとインペリアルドラモンによって倒された。
しかし今回の個体は、小さなダメージならば、瞬時に回復してしまう。故に、『攻め続ければ勝てる』等ということは無く、インペリアルドラモン達が勝利するには、相手の回復量を上回るダメージを与え続けなければならない。
現状それが可能なのは、ベリアルヴァンデモン、インペリアルドラモン、シャイングレイモンの三体のみ。他のデジモンでは必殺技の威力が足りないのだ。
この場合、三体がローテーションを組み、各々の必殺技を放ち続ければ一体は確実に倒せるだろう。だがその間、もう一体が野放しになってしまう。
それでは、喩え一体倒せても意味が無い。
Bヴァンデモン「・・・・ジリ貧だな。どう足掻いても」
戦いながら、ベリアルヴァンデモンはそこまで思考を巡らせていた。奇しくも同じ頃、アルファモンも同じ結論を出していた。
アルファモン「どう考えても一手足りない・・・・どうすれば・・・・?」
『デジモン達よ。我が同胞よ。何故我々が戦わねばならない?』
その時、アーマゲモンの真上にグランドラクモンの映像が現れた。
『ここでお前達が戦ったとて、人間共はいずれ忘れる。今は共存できたとしても、百年・・・二百年と経てば、人間共は我々を危険視し始めるぞ』
Bヴァンデモン「────────」
『強すぎる力は恐れられる。そうなれば、人間共はお前達を排斥しようと躍起になるぞ?再び、裏切られることになる・・・・それでも、人間共を護って戦うのか?』
Iドラモン「ああ、そうだ」
Bヴァンデモン「当然だな」
グランドラクモンからの問いに、即座に答えたのはインペリアルドラモンとベリアルヴァンデモンだった。
『何故だ?何故、そこまで人間を信じられる?』
Iドラモン「なんて事はない。オレがそう
Bヴァンデモン「信じてはいない。ただ私は────
『“決めた”だと?“誓った”だと?何に対して“決めた”のだ?何を“誓った”と言うのだ?』
Iドラモン「別に・・・・ただ、オレの─────」
Bヴァンデモン「決まっている。ただ、私の─────」
グランドラクモンの問いに対する両者の答えは────
全く同じだった。
だからこそ、とでも言うべきか。
希望の光となった人々の祈りは、『
その形状は剣。
Iドラモン「これは・・・・?」
友奈「みんなの祈りだよ!」
Iドラモン「友奈!?」
友奈「さぁ、その剣を!」
Iドラモン「ぃよっしゃァ!!!!!!」
Bヴァンデモン「・・・・私にも、力を貸してくれるのか。ならばッ!」
二体が、同時にその剣を手にした瞬間、剣は両者に新たな姿を与えた。
インペリアルドラモンは純白の姿へと。
ベリアルヴァンデモンは、漆黒の騎士甲冑姿へと、
それぞれ進化を遂げた。
~次回予告~
祈りから産まれた新たな力、パラディンモードとドミナントモード。
果たして、その力はグランドラクモンの野望を打ち砕けるのか!?
次回『
今、新たな冒険の扉が開かれる………
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ドミナントモードのモデルは黒く塗ったバルバトスルプス。
ハシュマル戦の大剣振るってる時のイメージ。
ドミナント(dominant)────『支配的な』『卓越した』の意