結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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カオスデュークモン
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暗黒騎士型デジモン
ウィルス種としての本能に目覚めたギルモンの究極体、そのもう一つの姿。その精神・思考は完全にダークサイドであり、デジタルワールドに災いをもたらす“デジタルハザード”以外の何者でもない。高純度の“クロンデジゾイト”を精製した黒い魔鎧を纏い、右手には魔槍「バルムンク」、左手には魔盾「ゴーゴン」を所持している。必殺技は魔槍の強力な連打攻撃『デモンズディザスター』と、左腕の魔盾から全てを腐食させる暗黒波動を放つ『ジュデッカプリズン』だ



百二十話 歌声と大剣~再会は最悪な時に~

風「・・・・・カオス・・・デュークモン」

 

風は、図鑑に描かれていた説明文に、相棒がどんな仕打ちを受けたのかを想像し心を痛めていた。

 

Cデュークモン「・・・・・・あは、なに哀しんでるのさ。あんたが棄てたくせに」

 

風「ちが・・・・私は」

 

Cデュークモン「じゃ、なんで助けにきてくれなかったの?」

 

風「それ・・・は・・・・」

 

Cデュークモン「ほぉら、やっぱりそうなんだ・・・・・おいらが弱いから・・・・弱いデジモンはいらないから・・・・だから棄てたんでしょ?」

 

風「そんな事ないっ!!!ギルモンは私の大切な─────」

 

Cデュークモン「いいよ、もう。言い訳なんか聞きたくない・・・・・・代わりにさ」

 

カオスデュークモンが、魔槍の鋒を風へと向けて言い放つ。

 

 

 

 

 

Cデュークモン「死んで詫びろ

 

 

 

 

 

風「っ!?」

 

呪詛の込められたその一言に、風は何も言い返すことも出来なければ、動くことも出来なかった。

 

夏凛「風っ!!」

 

故に、咄嗟に夏凛が助けに入らなければ、魔槍に貫かれていただろう。

 

風「夏凛・・・・・」

 

夏凛「・・・・おい、あんた。さっきから聞いてれば勝手なことばっかり言って!」

 

Cデュークモン「あぁん?」

 

風を庇うように立った夏凛は、端末を剣に変え、カオスデュークモンへと突き付ける。

 

夏凛「風は何時だって、あんたの事を心配していた・・・・・本当は、ずっと助けに行きたかっただろうに、私達に心配させないために平気なフリして耐えていた・・・・あんたは、そんな風の気持ちも知らないでそんな事を言う!!!」

 

風「夏凛・・・あんた・・・・」

 

Sハックモン「やるぞ・・・夏凛。こいつの目を醒まさせる!」

 

夏凛「当然!」

 

ガンクゥモン「その意気や良しッ!!!であれば、ワシも助力を惜しまぬぞ!!」

 

美森「援護は任せて!」

 

サクヤモン「随分と盛り上がっているな・・・・しかし私も、気持ちは同じだ」

 

そんな夏凛に同意するように、セイバーハックモン達が集い、カオスデュークモンへと対峙する。

 

Cデュークモン「────────はぁ。くっっっっっっっっっだらねーーーーーー。たかが完全体のあんたに、いったいなァにができるってのさ?」

 

心底呆れた様子を見せるカオスデュークモンに、セイバーハックモンは不敵に笑ってみせる。

 

Sハックモン「なんだってできるさ。気持ちで負けなけりゃ、“負け”ねえからな!!」

 

Cデュークモン「意味わからん。日本語しゃべれよ」

 

Sハックモン「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」

 

Cデュークモン「ウザ・・・・暑苦し・・・・・」

 

ぼやきつつも、突撃してきたセイバーハックモンへと対応するカオスデュークモン。

風はその戦いを、黙って見続けるだけだった………

 




ゆゆテ!

最近になってようやく”リブート“の視聴が終わりました。
タイトルのあのマーク、あれが最後の最後であんな形で出てくるとはなぁ・・・・
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