結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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ゆゆテ。

間に合ったァーーーーーー!!!!!!

今年最後のゆゆテです。
んでもって第四章、これにて終幕です。



百二十話 歌声と大剣 ~目覚めの一発~

樹達の歌が響いたのは、何も戦う者達だけではない。

 

風「────────────」

 

意気消沈していた風の心にも、しっかりと届いていた。

 

サクヤモン「・・・・風」

 

風「分かってる。樹が頑張っているのよ?姉として・・・・家族として、情けない姿なんて見せられない・・・・!!」

 

サクヤモン「気持ちは理解できる。が、今のそなたでは─────」

 

ガンクゥモン「否ッ!!!やれることはまだあるッ!!!!!!」

 

カオスデュークモンの猛攻をしのぎつつ、ガンクゥモンは叫ぶ。

 

ガンクゥモン「貴殿の心を・・・・・此奴に届けてやるのだ!!!!!!」

 

サクヤモン「待て。精神論だけでどうにかなるものでもないぞ!?」

 

ジエスモン「師匠・・・・何か、お考えが?」

 

ガンクゥモン「うむ・・・・・貴殿等の持つ“それ”が、聖なるデバイスであるならば、パートナーとの真の縁はそう易々とは千切れぬはず・・・・・勝機はそこに有り!!!」

 

風「・・・・はい!」

 

ガンクゥモンの言葉に頷いた風は、カオスデュークモンの下へと駆け込んだ!

 

夏凛「え!?ちょ・・・・風!」

 

美森「風先輩、何を!?」

 

風の行動に驚いたのは夏凛達だけではない。

 

ガンクゥモン「ま・・・・待てぇい!何も死中に飛び込む必要はないぞ!?」

 

ジエスモン「まずい・・・・アト!ルネ!ポル!」

 

ジエスモンがアト、ルネ、ポルを放つが時既に遅し。

 

Cデュークモン「あっは♪わざわざありがとう・・・・死にに来てくれてさぁぁぁ!!!!!!!!!」

 

風「こんの・・・・・・!」

 

カオスデュークモンの槍が振り下ろされ、風の身体が貫かれる──────

 

 

 

 

 

風「大バカちんがぁーーーーーーーーーー!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

ような事はなかった。

いつの間にか変身していた風は、大剣でもってカオスデュークモンの槍を防いでいたのだ。

 

美森「な・・・・何故、変身が?」

 

サクヤモン「─────そうか!デジヴァイスアプリの機能だな?」

 

夏凛「どういうことよ?」

 

ジエスモン「確か・・・・パートナーデジモンの力を借りて変身する機能・・・・だったか?だが、パートナーなんて────あ」

 

ガンクゥモン「左様。暗黒の力に呑まれようとも、カオスデュークモンは彼女のパートナー!!そして、それは何よりカオスデュークモンの本心の表れでもあるッ!!!!!!」

 

サクヤモン「と、言うと?」

 

ガンクゥモン「カオスデュークモンは─────否、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ッ!!!!!!でなければ、デジヴァイスは機能しなかった!!!!!!」

 

風「おりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

 

力任せに大剣を振り回し、風はカオスデュークモンの槍を弾き飛ばして跳躍。

 

風「反抗期の悪い子には────────!」

 

大上段で振り上げられた大剣が、一回り、二回り……と、どんどん大きくなっていく!

 

Cデュークモン「ちょ・・・・待っ・・・・」

 

ちょっとした高層ビル並みの大きさにまでなった瞬間、大剣はカオスデュークモン目掛けて振り下ろされた!

 

風「お仕置きよーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

 

Cデュークモン「ひぃ!?うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

 

逃げること叶わず、カオスデュークモンは大剣によって、押し潰されたのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人の足跡と見紛うばかりの巨大な長方形クレーターの中に、動く影を見つけた風は、ゆっくりと、そこへ向かう。

 

風「・・・・・目が覚めたかしら?」

 

ギギモン「───────────はーい」

 

ボロボロのギギモンが返事を返す。その傍らには、砕け散った黒い螺旋状のリング。

 

ギギモン「・・・・風、怒ってる?」

 

風「──────────」

 

ギギモン「・・・・・・・ごめんなさい」

 

風「───────ふふ♪」

 

ギギモン「?」

 

しゅん、となっているギギモンを抱き上げ、風は優しく語りかける。

 

風「もう怒ってない」

 

ギギモン「・・・・・ほんと?」

 

風「ほんとほんと」

 

ギギモン「そっかあ・・・・・・ただいま」

 

風「ん・・・・おかえり」

 

そこへ、ロトスモンが飛来してくる。

 

 

こうして、樹達のライブは無事終了したのであった。

 

 

 

 

 

第四章・了

 

next→第五章._

 




最後、やっぱり急ぎ足気味になってしまった・・・・
が、なんとか第四章終了です!!
特に用語解説とかもないですし、来週はお休みさせていただきます。

では次回、第五章にて。
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