結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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ゆゆテ

リアルがくっっっっっそ忙しくて執筆時間が作れねぇ・・・・・(白目)


百二三話 先生と巫女 ~ガーベモンというデジモン~

ガーベモンにとって、仲間と呼べる存在は居なかった。

自らを“傭兵”と謳っている彼は、『金さえあればどんな依頼だろうと完璧にこなす』事を信条に活躍していた。

そんな彼が、唯一失敗した依頼がある。

即ち、『サンゾモンの電脳核の回収』依頼である。

匿名の依頼ではあったが、多額の前金とサンゾモンの現在位置の詳細なデータを同時に送られては、ガーベモンも断る理由が出てこなかった。

 

 

 

 

 

そうしてガーベモンは敗北した。

 

 

 

 

以降の彼の生涯は、どん底だった。

たった一度の敗北と言えど、『金さえあればどんな依頼だろうと完璧にこなす』事を信条にしていた彼にとっては、自身の名に傷が付いたも同然だ。

それを挽回すべく、ガーベモンは躍起になってサンゾモン一行と匿名の依頼を出した者を探した。

そうしてサンゾモン一行にボコボコにされる日々が続き、遂にガーベモンはあの依頼を出した人物に遭遇した。

 

ヴァンデモン「直接会うのは、これが初めてだな」

 

ガーベモン「・・・・・・誰だ?アンタ」

 

ヴァンデモン「サンゾモンの電脳核は回収できたかね?」

 

ガーベモン「っ!?・・・・・そうか、あの依頼はアンタが・・・!」

 

依頼を出したのは、ヴァンデモンだったのだ。

 

ガーベモン「・・・で?今更何の用だ。オレを嗤いにでも来たのか?」

 

ヴァンデモン「─────」

 

無言で差し出されたジュラルミンケースの中には多額の金。

 

ガーベモン「・・・・?」

 

ヴァンデモン「これは、あの依頼の成功報酬として出す予定だった金だ。これで、お前に改めて依頼したい」

 

ガーベモン「ほう・・・?何をだ」

 

ヴァンデモン「我輩と共に来い。我輩には、為さねば成らぬ事がある・・・・その為には強者が必要なのだ」

 

ガーベモン「・・・・・オレは、あのナマグサボーズに敗北した弱者だぜ?」

 

ヴァンデモン「だが、諦めておらぬ」

 

ガーベモン「──────────」

 

ヴァンデモン「我輩が求める”強者“とは、お前のような『心の強き者』達を指し示す。もう一度言う、我輩と共に来い。お前ならば、いずれ我が依頼、達成してくれるだろう。そう信じている」

 

その言葉に感銘を受けた訳ではないが、ガーベモンはヴァンデモンの軍門に下る事に決めたのだった。

 

 

―――――――――――†――――――――――

 

 

ガーベモン「あれからしばらく経って、ヴァンデモン様がやられたと聞いた時ァ、驚いたな・・・・・仇討ちってワケじゃねーけどよ・・・・・奴にゃ恩がある。返してやるのが礼儀ってモンだよなァ!」

 

 

 

オォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!

 

 

 

ラセンモン「・・・つまり、こいつらはヴァンデモンの部下って訳か」

 

春信『・・・・すこし、やりづらいな』

 

一人、ラセンモンが迎撃に出ていたが、流石に多勢に無勢。徐々に圧されつつあった。

 

春信『ここには一般人もいる・・・・なんとかしたいけど・・・・』

 

思わず弱音を吐き出すが、それで機甲兵団の放つ砲撃の嵐は、降り止むことはない。

 

ラセンモン「ここまでか・・・・」

 

職員『長官!第7ハッチが開いていきます!』

 

ラセンモン「なんだと!?」

 

春信『いや待て、第7ハッチってどこさ・・・・』

 

困惑する春信を余所に、ラセンモンの背後の地面が開かれ、そこから何かがせりあがって来た。

 

 

 

デンドンデンドンデンドンデンドン♪

デンドンデンドンデンドンデンドン♪

 

 

 

荘厳なBGMと共に現れたのは腕組み仁王立ち姿をした緑色の巨大ロボット。

そのロボットの足下には、顔を真っ赤にした安芸と、何故かラジカセを持ってドヤ顔している真鈴がいた。

 

春信『・・・・なんだ、こりゃあ』

 

思わず呟いた春信を、誰が攻められようか。

 

 

 




ゆゆテ。

「お姉様、アレをやるわ!」

「ええ、よくってよ」

そんなやり取りがあるかもしれない(笑)
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