肉泥棒と勘違いされ、ララモンに攻撃された樹。
歌野たちのお陰で誤解は解けたものの、肉泥棒の正体は掴めず仕舞い・・・・
さて、樹はこの後どうするつもりなのだろうか・・・・
樹「とりあえず、まずは手掛かりを集めましょう!」
ララモン「手掛かり?」
友奈「捜査の基本だねっ♪」
チビモン「きほんー♪」
ララモン「・・・・チビモン、意味も解らずに言ってるでしょ?」
チビモン「わかんないー」
ララモン「まったく・・・・」
歌野「そういうことなら・・・・パルモン!」
パルモン「ようやく本来の目的が果たせるわ」
そう言ってパルモンは、全員を何処かへと案内するのだった
―――――――――――†――――――――――
友奈「これは・・・・!」
案内された先で友奈たちが見た物。それは───
樹「───足跡?」
パルモン「私たち以外の誰かがここを通ったとき、その足跡を記録するように、土のプログラムをちょっとだけ書き換えてもらったの」
歌野「デジタルワールドだからこそできる防犯システムね!」
美森「向こうの森に続いているみたいね・・・」
友奈「行ってみよう!」
園子「ねぇイッツん」
樹「はい?どうかしましたか?」
園子「この足跡、けっこうおっきいけど・・・・・いったい、何の足跡なんだろうね~?」
樹「それは・・・・デジモンなのでは?」
園子「そして犯人でもある。それってつまり・・・・」
樹「・・・・・・考えたくは無いですけど、つまり・・・」
園子「あの子みたいな、ちっちゃいのばっかりじゃなくて、もっとおっきいデジモンもいるってことだね~」
二人揃ってララモンを見る。
ララモン「・・・?なによ」
樹「えっと、ひとつ、聞いてもいい?」
ララモン「私に答えられることなら」
樹「デジモンって・・・・・・ララモンより大きいのもいるの?」
ララモン「いるわよもちろん」
樹「ぅう・・・!やっぱりぃ・・・」
ララモン「あら、怖じ気付いたの?ならやめれば?私は止めないから」
樹「・・・・・・行くよ。だって、手伝うって決めたもん・・・!」
ララモン「・・・・・・・ふーん」
歌野「さぁ!犯人を捕まえに行くわよ!」
―――――――――――†――――――――――
友奈たちは森の奥へと歩みを進めて行く。
樹「・・・・さっきも思ったけど、この森、なんで信号機が生えてるの?」
歌野「不思議な光景よねー。私も最初見たときはびっくりしちゃった」
ララモン「・・・・・そういえば、さっきの話だけど」
樹「え?」
ララモン「デジモンの大きさの話よ。私が知ってる中で、一番大きいのは・・・・・・やっぱりエグザモンね」
樹「エグザモン?」
ララモン「伝説上の騎士団『ロイヤル・ナイツ』の一体で、その大きさはこのファイル島以上とも言われているわ!」
樹「ファイル島・・・・・って、ええ!?ここ、島だったの!?」
歌野「そうよ!・・・・・って、そのあたりの説明はまだだったわね。ソーリー。それじゃ簡単に・・・」
パルモン「残念。到着したから出来そうにないわよ」
歌野「あらら。それは残念」
―――――――――――†――――――――――
茂みの中から全員で、ちょっとだけ顔を出して様子を伺う。
美森「あれが・・・・犯人の住処ね」
園子「・・・・・誰かいるね」
友奈「緑色の・・・・・鬼?」
チビモン「オーガモンだ・・・・」
友奈「オーガモン・・・・」
┌─────┐
│オーガモン│
└─────┘
鬼人型デジモン
非常に好戦的で、自分より遙かに戦闘力の高い相手にも果敢に戦いを挑むところから“デジモンハンター”と呼ばれているぞ。必殺技は巨大な両腕から繰り出される『覇王拳』だ!
樹「なんだか強そう・・・・」
パルモン「さて、どうしようか?」
歌野「ヘイ!肉泥棒!神妙にお縄をプリーズよ!!」
ララモン「このララモンが来たからには、もう好き勝手させないわ!!」
樹「何をしてるのぉ!?!?!?」
パルモン「あーもー!しょうがないわねぇ!!」
友奈「東郷さんとそのちゃんはここにいてね。私たちもいこっ!」
チビモン「うん!」
美森「友奈ちゃん・・・・無理はしないでね」
園子「ゆーゆ、応援してるんよ~」
園子と東郷以外の全員が茂みから飛び出し、オーガモンを取り囲む。
オーガモン「ぁあ?なんだぁテメェら・・・・」
歌野「あなたが盗んだ極上肉を、丹精込めて作っている者よ!農作業の大変さを思い知りなさい!!パルモン!」
パルモン「私は良いけど・・・・・ウタノ、デジヴァイスは?」
歌野「───────────────あれ?」
全員『────────────』
歌野「・・・・・ソーリー、家に忘れてきちゃった♪」
パルモン「ウタノぉ!!」
オーガモン「あー・・・何がなんだかよくわかんねーが・・・・・売られたケンカは買うのが礼儀だぁ!!」
オーガモン「『覇王拳』!」
オーガモンの右拳から紫色のエネルギー波が放たれ、着弾地点に爆発が起きる。
樹「きゃああああ!!」
友奈「樹ちゃんっ!」
チビモン「ユーナ!!」
友奈「えっと・・・どうしよう・・・どうすれば・・・・」
ララモン「下がってなさい!」
ララモン「『ナッツシュート』!」
オーガモン「ぬぉ!」
ララモンの放った弾はオーガモンにクリティカルヒットした・・・・・が
オーガモン「へっへっへ・・・・なんだぁ?今のは・・・・」
ララモン「そんな・・・・・だったら!」
ララモン「『ララスクリュー』!」
オーガモン「ふん!!」
オーガモンに向かって突撃するララモン。しかし、それをオーガモンは、骨こん棒を両手持ちにして打ち返した!
ララモン「ぐぅ・・・・!」
樹「ララモン!」
オーガモン「弱っちいなぁ・・・・そんなんでこの俺様に勝とうってのかぁ?」
友奈「どうしよう・・・・・・このままじゃ・・・・!」
歌野「ドントウォーリー!要は捕まえれば良いのよ!パルモン!」
パルモン「『ポイズンアイビー』!」
オーガモン「ぬおお!?」
パルモンの放ったツタがオーガモンを縛り付ける。
しかもそのツタは毒を帯びている。これにより、ついにオーガモンは地に膝をつけたのだった。
オーガモン「ググ・・・・」
歌野「さあ!観念なさい!」
オーガモン「ふ───」
ララモン「・・・何がおかしいの?」
オーガモン「いや・・・・案外気付かないものなんだとと思ってな・・・・・」
パルモン「どういうこと・・・・?」
???「つまり、こういう事で御座る」
突如、オーガモンを縛っていたツタが切り裂かれる。
オーガモンの後ろから、別のデジモンが現れてツタを切ったのだ。
オーガモン「悪い。助かったぜ。フーガモン」
フーガモン「兄者、こやつらにはテイマーが居る。あまり油断なされるな」
┌─────┐
│フーガモン│
└─────┘
鬼人型デジモン
東洋の伝説の鬼のような姿をしたデジモン。オーガモンと同じ種族で、戦い好きの荒っぽい性格も同様である。必殺技は、「ホネこん棒」を振り回し、全てをなぎ倒す『イビルハリケーン』だ!
樹「そんな・・・・・二体も!?」
???「それだけじゃねーゼ!」
更に別の場所から、もう一体現れる!
フーガモン「ヒョーガモン。首尾は如何か?」
ヒョーガモン「へへ・・・・ざっとこんなモンよ!」
┌──────┐
│ヒョーガモン│
└──────┘
氷雪型デジモン
寒い場所に住むオーガモンの一種。ナワバリ意識が強く、例え一歩でも踏み込むと怒っておそいかかってくるぞ。必殺技は、冷気をこめたパンチをくり出す『スノーパンチ』だ!
ヒョーガモンが抱えているのは沢山の肉。
ヒョーガモン「フーガのアニキは?」
フーガモン「問題無し。既に奥へ仕舞ってある」
ヒョーガモン「さっすがぁ!」
ララモン「三体も・・・・・」
オーガモン「俺たち!無敵の『鬼人三兄弟』!」
フーガモン「並みの完全体など、我らの足元にも及ばぬ!」
ヒョーガモン「掛かってくるなら覚悟しな!」
ゆゆテ!(アイキャッチ的なアレ)
文字数が三千を越えたので分割します。ごめんなさい。
後半は本日中に!