今年、8/1企画はやりません。ご容赦。
生き延びたガーベモンを捕らえ、現在は避難所にて尋問していた。
襲撃が終わった今、避難していた職員達は本庁修復の為に全員が外へ出ていた。
春信「さて・・・・」
ガーベモン「キサマ等に話すことなど、何もないぞ」
春信「まぁ、そうだろうね・・・・でも僕は、君に話しておきたいことがあるんだ」
ガーベモン「聞く気はない」
春信「ヴァンデモンのことだとしても?」
“ヴァンデモン”の単語に反応を示したガーベモンは、少しだけ態度を改め
ガーベモン「───────────聞くだけ、聞こう」
こうして、ガーベモンは春信との話し合いに応じたのだった。
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亜耶「ガーベモンさんには、少しだけお世話になったことがあるんです」
真鈴「え、そうなの?」
あくせく働く職員達の為に炊き出しの準備を行いながら、安芸達は他愛ないおしゃべりを続けている。
亜耶「言葉は粗雑な方ですが、ヴァンデモンさんに対してとても恩義を感じていらして・・・・義理堅い方なんですよ」
パタモン「ふーん。そういうの、気にしなさそうな見た目なのに」
亜耶「もう、ダメだよ。そんなこと言っちゃ」
その様子を見ながら、安芸は憂鬱そうに呟く。
安芸「・・・・・・もう、あんなこと、しない」
テリアモン「なんで~?スッゴい楽しかったのに~~」
ロップモン「推測。恥ずかしかった」
テリアモン「えぇ~~?」
と、その時だった。
「亜耶っ!!!」
パタモンの叫び声が聞こえたのでそちらを見れば、
ピエモン「食事の準備中に失礼。此方の御嬢さんをお預かり致します」
ピエモンが亜耶を拐かそうとしていたのだった!
真鈴「何よあんた!いきなり出てきて何様のつもり!?」
安芸「国土さんを放しなさい!」
ピエモン「そういう訳にもいかないのですなぁ・・・・我々にも事情というものがありまして」
真鈴「人攫いが必要になる事情なんか、知ったこっちゃないわよ!ロップモン!!」
ロップモン「是!!」
安芸「テリアモン!国土さんを!」
テリアモン「まかせて~!」
両側から挟み撃ちにする形で襲撃するが、ピエモンは瞬時に姿を消してしまった。
ピエモン「ホッホッホ・・・・では、私はこれにて・・・・」
真鈴「うそ・・・・逃げられた」
安芸「そんな・・・・国土さんが・・・・」
春信「どうかしましたか!?」
ガーベモン「なんだ?何が起きた」
そこへ春信とガーベモンもやって来る。
真鈴「あんた・・・・まさか、これが狙いで・・・・」
ガーベモン「は?何の話だよ」
困惑するガーベモンを見て安芸は、彼が何も知らないだろう事を察した。
安芸「待ってください。恐らく彼は何も知りません。囮に使われただけでしょう」
ロップモン「同意。襲撃、この為の布石」
テリアモン「それよりも~、なんであやたんを連れ去ったのかな~~?」
春信「なんだって!?」
ガーベモン「───────そういう事か」
真鈴「・・・・・なんか知ってるの?」
ガーベモン「アヤは確か、“ミコ“とか言う特別な人間だったな?その”ミコ“の力を実験に使おうとしてる奴がいるんだ」
安芸「それがあのデジモン・・・・」
テリアモン「あのピエモンが、そうなのか~~」
ガーベモン「いや、ピエモンを造った奴が必要としているんだ」
春信「─────それは、まさか」
ガーベモン「ああ、そうだ」
ガーベモン「バルバモン。元人間のデジモンだ」
~次回予告~
拐われた亜耶を救出すべく、真鈴はガーベモンと共にデジタルワールドへと帰還する。
一方その頃、フローティアでは芽吹の
次回『盾の心意気』
今、新たな冒険の扉が開かれる………