│オメガモン ズワルト DEFEAT│
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聖騎士型デジモン
ズワルトDEFEATと呼ばれた黒いオメガモン。
その誕生の経緯を語る為、少し時は遡る。
『・・・・・ここは、どこだ?俺は─────』
ピエモン「お目覚めですかな?
培養槽にて眠る
『っ!お前・・・・は!』
ピエモン「まあまあ、落ち着いてお聞きなさい」
『黙れッッッ!!!!!!』
培養槽を破壊し、黒いオメガモンとなったブラックウォーグレイモンが外へ出る。
ピエモン「凄まじい・・・・やはり、超究極体ともなればこれ程の力を得られる訳か」
『何・・・・?何の話をしている?』
ピエモン「あれから貴殿は、我等が創造主の手により強化され、オメガモンズワルトへと進化したのです」
言われて彼は己の姿を確認する。左腕に
『・・・・・これが、俺?』
バルバモン「気に入ってくれたカナ~~?」
『貴様・・・・』
そこへバルバモンが登場。じっくりと、オメガモンズワルトの姿を観察する。
バルバモン「フムフム・・・・各部問題ナシ!っと。いーじゃん、オメガモンズワルト」
ピエモン「ええ。調子も良好のようですぞ」
『──────────』
バルバモンに対する不信感はあるが、自身を強化してくれた事への感謝の念があるオメガモンズワルトは、彼に対し礼を言おうとした。
バルバモン「
ピエモン「ですな。
二人の、その一言を、聞く迄は・・・・
『──────おい、質問に答えろ』
バルバモン「あー?」
『俺の強化に使った“素材”とやら・・・何処で手に入れた?』
バルバモン「ポードフ島だねえ」
『あんたが造った試作品、それを管理する為の場所・・・・何て言った?』
ピエモン「ポードフ島ですな」
『最後に一つ聞くぜ・・・・・・あの島の連中、何処
はぁぁ・・・・と、ため息を一つ吐いて、
吐き捨てるように、言った。
瞬間、『グレイソード』をバルバモンへと突き付ける!!が、バルバモンに届く前に壁に阻まれてしまう。
『貴様ぁぁぁぁぁ!!!!!!やりやがったな・・・・・あの里の連中を!!!よりにもよって・・・・俺を・・・・・俺に“使った”なぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!』
バルバモン「それの何が悪い?あの島のもんはぜ~~~~~んぶ、元々はボクちんが造ったもの!だったら、どう使おうがボクちんの勝手だよねえ!!!」
『許さねえ・・・・・許さねえ許さねえ許さねえ許さねえ許さねえ許さねえ許さねえ!!!!!!!!!!!!!!!』
バルバモン「うるっさいなあ!ピエモン?」
ピエモン「御意」
複数の『トランプソード』によってオメガモンズワルトは床に叩き伏せられ、縫い付けられてしまう。
『許さねえ許さねえ許さねえ許さねえ許さねえ許さねえ・・・・!!!てめえ等だけは・・・・・絶対に許さねえ!!!!!!!!!!!!!!!!』
バルバモンへの怒り。ピエモンへの怒り。そして何より、里の皆を守れなかった自分への怒り。
それらを内包した慟哭の雄叫びを上げた時、オメガモンズワルトの内部で変化が生まれた。
バルバモン「おやあ?」
『あが・・・・・ギ・・・・・ギ・・・・・』
オメガモンズワルトの身体がどんどん痩せこけていく様を見て、バルバモンは
バルバモン「あは♪やっぱり、ゴミ回収してきて正解だった。こんなに楽しい実験ができたんだもんね~~~♪」
高く、高く、バルバモンの嗤い声が、研究室内に響き渡る。
こうしてブラックウォーグレイモンだったデジモンは、オメガモンズワルトDEFEATへと進化したのだった………
ゆゆテ
ぶっちゃけこのセリフ、藍原くんを出すと決めた時から「いつか言わせる」と決めていたセリフである。