過去イチの胸糞展開かもしれないです。
読む時は、ご注意を。
この話を読んで、辛い、しんどい、そう思う方々へ一言。
『何事にも報いを』
この言葉を心の支えにして、今後の展望をお待ちください。
千景「フローティア侵攻作戦は失敗したみたいよ」
バルバモン「あっそ。ま、あんま期待してなかったけどねー」
千景「・・・・・はぁ」
研究室の床にはデジ文字の魔方陣が描かれており、その周囲には、培養槽に入った十本の少女の右腕が設置されている。培養槽は太いケーブルで接続されており、ケーブルの先はバルバモンがいじくっている機器まで伸びている。
千景「・・・・・気色悪い」
バルバモン「自分で千切っておいて、それ言う~~?」
千景「──────────チッ」
舌打ちをして、視線を逸らす。
千景「で?どうするつもり?高嶋さんの身体は、フローティアにあるのよ?」
バルバモン「あー・・・・ま、どーにでもなるでしょ。んじゃ、やるよー」
バルバモンが機器に付いてる複数のレバーを操作すると、全ての培養槽が光り始めた。
千景「・・・・・いよいよ、始まるのね」
そして、私が重ねてきた罪も、漸く報われる時がくる。
高嶋さんを取り戻す為だけなのに、私は、沢山の人を裏切った。
私を呪う人もいるだろう・・・・
私に復讐心を抱いている人もいるだろう・・・・
その総てを、私は受け入れる。
だから、どうかお願い。今だけは・・・・
高嶋さんが帰ってくる今この時だけは、どうか許して欲しい・・・
バルバモン「おおおおおお!!これはスゴくスゴいことになっとりますぞぉぉぉぉ!!!───────お?」
と、その時、ケーブルから火花が散り、培養槽の中が泡立っていく・・・!
千景「ちょっと・・・・!?」
バルバモン「黙ってろ」
いつになく真面目な顔で、バルバモンは機器のコンソールを叩いている。
バルバモン「これで─────!」
ッターン!と、Enterキーをバルバモンが叩いた瞬間、全ての培養槽が爆発した。
千景「きゃ・・・・!?」
バルバモン「ぬわぁぁぁぁぁぁ!」
水蒸気の煙が部屋中に充満し、周囲が見えない・・・!
千景「高嶋さんは・・・・!?実験はどうなったの!?」
バルバモン「けほっ・・・けほっ・・・・落ち着きなって、成功さ」
千景「本当に・・・・?」
「あれ・・・・・ぐんちゃん・・・・・?」
今の声・・・!
千景「高嶋さん!?何処にいるの!?」
高嶋?「ぐんちゃん・・・・そこにいるの・・・・?」
千景「ええ・・・・ええ!ここにいるわ!!高嶋さ・・・・・・・・・」
煙が晴れていき、高嶋さんの姿が見えて───────
千景「───────────────え」
そこに、高嶋さんの姿は無く、あったのは、八つの頭を持った大蛇だった。
大蛇「ああ・・・・ぐんちゃん・・・・また・・・・・あえたね・・・・・」
千景「─────────なによ、これ」
大蛇が、高嶋さんの声で、高嶋さんのように、しゃべっている。
大蛇「どうしたの・・・・・?どこか・・・・わるいの・・・・?」
千景「─────────なんなのよ」
「いったいなんなのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!」
目の前の光景が信じられなくて、私は、頭を抱えて叫んでいた。
~次回予告~
高嶋友奈蘇生実験は──────ある意味で、
そう高らかに語るバルバモンは、この蘇生実験の“本当の目的”を話し始める
次回『おうりゅう』
今、新たな冒険の扉が開かれる………