でも、“意志力の低い劣化版丈先輩みたいなキャラ”の相棒が“気弱なロップモン”な辺り、フラグは既に立ってたワケだねえ。諸行無常。
執務室内にアラートが鳴り響く。
ひなた「何事ですか!?」
アウルモン「巨大な反応がダークエリア内グランドラクモン城近域に突如として出現しました!!」
ひなた「巨大な反応・・・・?」
アウルモン「現在、その進行方向から目的地を算出中─────出ました!・・・・っ!?」
ひなた「何処へ向かっているんですか?」
アウルモン「そ・・・・それが・・・・・」
メイクーモン「言いにくいこと?ハッキリ言ってくれなきゃ、わかんないわよー!」
メイクーモンに叱責され、意を決したアウルモンが告げる。
アウルモン「真っ直ぐ、この街に─────フローティアに、向かっております・・・・!」
―――――――――――†――――――――――
高嶋さんが去って行く。
ああ、違うや・・・・・あれはもう、高嶋さんじゃ、ないんだった・・・・・なんだっけ・・・・?ベルゼブモンが言ってたけど・・・・
ベルゼブモン「おい千景!しっかりしろ!!」
あ、そうだ。ファンロンモン・・・だったっけ。
┌───────┐
│ファンロンモン│
└───────┘
神獣型デジモン
千景「・・・・・どうして・・・・・こんな・・・・・ことに」
ベルゼブモン「────────なんでだろうな」
千景「私・・・・・ただ・・・・・高嶋さんの意志を・・・・」
ベルゼブモン「そうだな・・・・友奈の、“この世界を護りたい”って想いを継いで、頑張ってたのにな・・・・」
千景「─────────────」
ベルゼブモン「バルバモンに騙されたのが悪いのか・・・・・はたまた、やり方が悪かったのか・・・・」
千景「─────────────」
ベルゼブモン「・・・・・・分かんねーよな。オレだって、分かんねーよ」
でもよ、とベルゼブモンが私の隣に座り込んで話す。
ベルゼブモン「やっちまった事へのケジメは、着けなきゃいけねぇよな。それが、
???「ああ。その通りだ」
千景「っ!」
聞き覚えのある声に顔を上げると、そこには─────
千景「──────乃木さん」
若葉「──────千景」
勇者装束を纏った乃木さんが、立っていた。
ゆゆテ!
精神の追い込み方がエグいし、死に様もエグい。
いやあ、メガテン風デジモンの二つ名(勝手に呼んでるだけ)は伊達じゃないねえ!!(愉悦顔)