せっちゃんの章からもなんとなく察せられるけど・・・・あの時代、四国以外はほぼ全部・・・・・なぁ(達観)
若葉達は気づかなかったが、半壊した城の瓦礫の下に隠し階段が存在する。
そこを下ると、八畳程度の広さの部屋に出る。壁、床、天井、全てがクロンデジゾイドで作られたその部屋には、無数の機械と何かが入った培養槽が複数置かれている。
その培養槽の一つから、何かが這い上がってくる・・・!
「ばふぁ!!───────っチ・・・・・まさか“最後の手段”まで使わされるとは・・・・・クソがっ!!!」
毒づきながら現れたのは裸体のバルバモンだった。
バルバモンはそのまま、パソコン側の椅子にかけてあった白衣を無造作に羽織ると、自分の出てきた培養槽を蹴り壊した。
バルバモン「あー・・・・腹立たし・・・・・なんっっっっっでこのオレが!!あんなクソッタレに殺されなきゃならんのだよ!!!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!イライラするなぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
更にその場で地団駄を踏む。
???「そんなの・・・・決まってるんよ。あなたが、そうされるだけの事をしたからでしょ」
???「同意見だね。尤も、それを理解しているかどうかは・・・・話が別だがね」
バルバモン「っ!?」
突如聞こえた自分以外の声に、バルバモンが周囲を警戒する。
???「こっちだよ~~」
バルバモンが背後を振り返る。そこには、勇者服を纏った園子と、アルファモンの姿。両者共に武器を手に、既に臨戦態勢でいる。
バルバモン「!・・・・・どうやって入った。ここの入り口はロックがかかっているから、オレ以外には入れないんだぞ!」
園子「そこは・・・・どっかーん!と?」
アルファモン「園子、それではよくわからないじゃないか」
園子「えへへ~~」
バルバモン(・・・・・チャンス!)
他愛ない会話を繰り広げている二人の隙をついて、バルバモンは部屋に設置されたトラップを起動させる─────!
園子「────────」
アルファモン「─────────」
バルバモン「──────────あれ?」
が、何も起きない。
バルバモン「な・・・・なんで・・・・」
アルファモン「この部屋のシステムなら、僕が既に掌握した・・・・・もう二度と、キミが悪さできないようにね」
バルバモン「なっ・・・・!?そんなこと、できるハズ────」
園子「無いって思う?じゃあ・・・・ぽちっとな♪」
園子が手元のボタンを押した瞬間───────
バルバモン「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?」
バルバモンに向かって電撃が放たれたのだった!!
アルファモン「ふむ─────先程起動させようとしたトラップは、これみたいだね」
園子「だね~~」
バルバモン「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?」
園子「よっと」
バルバモン「がはっ」
電撃を止め、園子はバルバモンに問う。
園子「これで分かってくれたかな?じゃあ、私の質問に答えてもらうから。ちゃんと答えてくれないと──────分かるよね?」
乃木家特有の威圧感を出しながら、園子はバルバモンに詰め寄るのだった。
ゆゆテ
次回、色々判明する・・・・かもしんない