結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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いよいよ最終章前半もクライマックス!!!
高嶋ファンロンモン戦、開始!!


百三三話 奪還(ゲットバック) ~開戦の狼煙~

ダークエリアを抜け出し地上に現れたファンロンモンは、真っ直ぐにフローティアを目指して歩いている。

その後を追う形で、オウリュウモンとその背に乗る西暦勇者達も地上へと躍り出た。

 

球子「しっかし、あいつは何目指して歩いてるんだ?」

 

杏「もう、聞いてなかったの?あのファンロンモンはフローティアに向かっているんだってば」

 

球子「いやそれは知ってるけどさ・・・・そうじゃなくて」

 

千景「多分だけど・・・・上里さんに預けていた、高嶋さんの身体。それを取り込むのが目的・・・・じゃないかしら」

 

若葉「なんだと!?友奈の身体を!?」

 

ベルゼブモン「有り得無ェ・・・・とは言いきれ無ェな。さっきも言ったが、あのデジモン─────ファンロンモン、だった  か?アレには再構築した友奈の魂が入ってる」

 

杏「・・・・デジモンの身体に人間の魂。そんな歪な状態が維持できる訳ないですからね」

 

球子「んー?でもさ杏、デジモンが進化するときにさ、パートナーと合体したりするじゃんか。それとはなにが違うんだ?」

 

コロナモン『んーとだな・・・・真のマトリックスエヴォリューションは、テイマーとそのパートナーが一心同体になることで起きる進化なんだよ』

 

ルナモン『つーまーりー、あのファンロンモンには、デジモン側の魂とゆうなの身体が足りてないの』

 

球子「なるほどなあ・・・・」

 

コロナモン『ほんとに分かったのかぁ?』

 

 

一同「ハハハハハ♪」

 

 

千景「・・・・・で、どうするの?」

 

杏「どうしましょう・・・・」

 

若葉「オウリュウモン、足止めは出来そうか?」

 

オウリュウモン「大きさに差が有りすぎる。アリがゾウの脛に齧りついたところで、何も感じないだろう」

 

球子「ぬぅぅ・・・・じゃあどうするんだよ!このままじゃ、友奈が友奈を喰っちまうぞ!!」

 

ダリア『ふっ・・・・・なかなか面白いジョークなのです』

 

唐突に入った通信に一同が驚いている間に、オウリュウモンの周囲に四機のメカノリモンが並び飛び交う。遅れて一機、高嶋友奈の身体の入ったカプセルを搭載したメカノリモンがファンロンモン目掛けて飛んで行った。

 

ダリア『そのジョーク、現実にしてやるのです』

 

千景「は?ちょ─────」

 

そのままメカノリモンは、ファンロンモンの口の中へと飛び込んで行ってしまった!

 

一同「────────────」

 

ダリア『ミッション第一段階、完了。第二段階に移行!!お前たち、キビキビ働くのですよ!!』

 

メカノリモン達『はーい!!』

 

四機のメカノリモンが急に動きを止めたファンロンモンを取り囲む。

 

メカノリモンズ『ふういんかいしーーー!!!』

 

瞬間、ファンロンモンの身体が輝き、中から高嶋友奈が現れた!

 

千景「高嶋さん!!」

 

が、次の瞬間にはファンロンモンの体内へと吸い込まれていってしまったのだった。

 

杏「そんな・・・・なんで!?」

 

千景「なんだって良い・・・・高嶋さんを取り戻すチャンスよ・・・・!!」

 

開戦の狼煙はこうして上げられた。




ゆゆテ

今年も残りわずか。
来年中にはこの物語も終われそうでちょっと安心している自分がいる。
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