がーんーだむー♪がーんーだむー♪
あのクソダサPV見れば見るほど雑っプリが露呈してくっそ面白いよね。文字通り素人がやった感溢れててめっちゃ好き。
フローティアから発艦したブリンプモンの内部では、勇者達をはじめ、多数のクルーが慌ただしく動き回っている。
その目的は只一つ──────“ファンロンモン攻略戦の成功”だ。
風「あんた達~~!準備は良い~~?」
ファルコモン「これはぼくのー!」
フローラモン「わしのーー!!」
シャコモン「あーあ、またケンカしてるー」
ラブラモン「じゃ、その隙にもらってくねー」
鳥&蔦「「ぬけがけきんしーーー!!!!」」
ダリア「どれに乗ろうが同じなのですよ!!とっとと乗りやがれです!!!!!」
そんないざこざがありはしたものの、五機のメカノリモンがブリンプモンより発進する。
目標は勿論、ファンロンモン──────なのだが、
風「まずは若葉達と合流して頂戴。あっちの様子も知りたいの」
ダリア「ふむ・・・・・一理あるのです。というワケでお前たち、行くのですよ」
四聖獣『は~~い♪』
という訳で、ファンロンモンを迂回し、メカノリモンズはその後ろにいるであろう若葉たちの下へ向かったのだった。
想定よりも前に居たらしく、オウリュウモンの背後から合流することになった。その時、球子の大声が聞こえてくる。
球子『ぬぅぅ・・・・じゃあどうするんだよ!このままじゃ、友奈が友奈を喰っちまうぞ!!』
ダリア「ふっ・・・・・なかなか面白いジョークなのです。そのジョーク、現実にしてやるのです」
樹「言い方・・・・」
夏凜「まあ・・・・元からそういう作戦だし・・・・・」
ダリア「ミッション第一段階、完了。第二段階に移行!!お前たち、キビキビ働くのですよ!!」
四聖獣『はーい!!』
そうこうしている内に、作戦は次の段階に進んでいた。
高嶋友奈の肉体を融合させ、魂を肉体の方に定着。その後に封印の儀を発動させるのだ。
四聖獣『ふういんかいしーーー!!!』
四聖獣の力で、ファンロンモンが封印される。それにより、融合した高嶋友奈が御霊として排出された。
友奈「高嶋ちゃん!!」
美森「良かった・・・・!封印は無事成功したのね─────」
だが、
ダリア「???─────これは一体どういうことなのですか・・・・?」
風「分からない・・・・・御霊が────いや高嶋なんだけど、封印中に体内に引っ込むだなんて現象、初めて見たわよ」
友奈「どうしよう・・・・このままじゃ高嶋ちゃんを助けられない!!」
夏凜「こうなったら一か八か、ファンロンモンの中に────」
美森「待って!あれを見て!」
モニターには、ファンロンモンへと突撃していくオウリュウモンの姿が。
風「若葉たち・・・・何をするつもり・・・・?」
樹「見て!誰か落ちたよ!?」
夏凜「あの鎌・・・・・まさか千景!?ファンロンモンの中に入るつもり!?」
友奈「私たちも行こう!」
だが、それを阻むように、ブリンプモン艦内に警報が鳴り響く!
ダリア「何事ですか!?!?」
船員A「それが・・・・・・X抗体種の反応が多数、ファンロンモンより観測されまして・・・・・」
ダリア「な・・・・・!?」
事態は、想定外の方向へ向かおうとしていた。
ゆゆテ
最終章後半へのフラグも立てつつ進行していくスタイル