Gドラクモン「───────お前が造り出したファンロンモン、倒されてしまったようだな」
藍原「・・・・けっ!」
Gドラクモン「お前もデジモンの身体を失くし、研究所も崩壊・・・・詰みだな」
藍原「どーーーーーとでも言えばぁ?──────まだオレにはバックアップがある・・・・」
Gドラクモン「だが、もう二度と戦えまい?」
藍原「ハッ!オレ自身がバトる必要なんか無えーーーーーし!!」
Gドラクモン「───────それもそうだな。さて、では同志諸君」
グランドラクモンは、背後に佇む群衆に向かって呼び掛ける。
Gドラクモン「これより、“世界”を取り戻す為の聖戦を始めよう」
その放送は、現実世界とデジタルワールド、二つの世界に同時に流れた。
夏凜「この放送は・・・・?」
ひなた「グランドラクモン・・・・?何故、今になって────」
球子「そーだったのか!?」
杏「そんな訳ないでしょ・・・・」
芽吹「汚染・・・・?放逐・・・・?ダリア、あのデジモンが言っていることって─────」
しずく「─────────Xz-ウィルス?」
ダリア「・・・・・・成る程、そういうことですか」
春信「・・・・なんだって??」
安芸「どういう事・・・・?」
クリスタ「嘘・・・・でもないか。グランドラクモンが両方の世界を征服すれば、一応の平穏は与えられるだろうからね」
久美子「────────ふん」
クラレント「ハハッ♪気に入らねぇって顔してんな新入」
放送が終わるのと同時に、デジタルワールド全土に、X抗体種デジモン達の軍勢が現れ、各地の集落を襲い始めたのだった。
まさしく電撃戦。即座に複数の町や村がX抗体種デジモン達によって占拠されていったのだった。
そして、彼らの軍勢は黒星屑と戦う西暦勇者達の所や、フローティア、スワ・シティ、そしてファイル島にまで現れた!
レイ「・・・・・まいったわね。戻ってくるタイミング、間違えたかしら?」
今現在、ファイル島にはオーガモンとヒョーガモンしか防衛できる戦力がいない。
レイ「万事休す・・・・ね」
オーガモン「─────やれるだけは、やってやるさ。あんたはその間に逃げろ」
レイ「何処へ?恐らくフローティアもスワ・シティも同様の襲撃を受けているはず・・・・」
ヒョーガモン「それでも、ここに居るよかずっと安全だろ!・・・・向こうにゃ他の連中だっているし」
レイ「───────死ぬ気?」
オーガモン「死ぬかよ。弟に・・・フーガモンにアヤを任されてんだ・・・・・こんなところで、死ねるかよ!!」
ヒョーガモン「そーいうこと、オレ達を誰だと思ってやがる?」
オーガモン「俺たち!無敵の『鬼人三兄弟』!」
ヒョーガモン「『並みの完全体など、我らの足元にも及ばぬ!』・・・・・って、フーガ兄が言って、」
オーガ&ヒョーガ「「掛かってくるなら覚悟しな!」」
オーガモン「・・・・・ま、そういうこった」
レイ「──────仕方ないわね。サポートくらいならしてあげる。全員で生き残るわよ」
オーガ&ヒョーガ「「応!!!」」
~次回予告~
怨恨が怨恨を生み、世界が怒りと憎しみに呑まれていく。
しかしそれでも、心に輝きを持つ者達は、立ち向かう。
次回『ゼノ・ウォーズ』
今、新たな冒険の扉が開かれる………