結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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ダークエリア


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Gドラクモン「───────お前が造り出したファンロンモン、倒されてしまったようだな」

藍原「・・・・けっ!」

Gドラクモン「お前もデジモンの身体を失くし、研究所も崩壊・・・・詰みだな」

藍原「どーーーーーとでも言えばぁ?──────まだオレにはバックアップがある・・・・」

Gドラクモン「だが、もう二度と戦えまい?」

藍原「ハッ!オレ自身がバトる必要なんか無えーーーーーし!!」

Gドラクモン「───────それもそうだな。さて、では同志諸君」

グランドラクモンは、背後に佇む群衆に向かって呼び掛ける。


Gドラクモン「これより、“世界”を取り戻す為の聖戦を始めよう」




百三四話 反撃の狼煙 ~宣戦布告~

その放送は、現実世界とデジタルワールド、二つの世界に同時に流れた。

 

 

『時は満ちた』

 

『神なる樹木の加護を受け入れし者達よ・・・我はグランドラクモン。お前達の守護神によって、地上を逐われた者達の代表である』

 

夏凜「この放送は・・・・?」

 

ひなた「グランドラクモン・・・・?何故、今になって────」

 

 

『我等が造りし神────“ファンロンモン”が今し方、地上へと向かった。我等の怒りと願いを聞き届けてのものだ』

 

球子「そーだったのか!?」

 

杏「そんな訳ないでしょ・・・・」

 

 

『汚染された大地を浄化し、世界に安寧と平和をもたらしたことには感謝しよう・・・・だが、それを受けられぬ我等を放逐したことは決して許さぬ』

 

 

芽吹「汚染・・・・?放逐・・・・?ダリア、あのデジモンが言っていることって─────」

 

しずく「─────────Xz-ウィルス?」

 

ダリア「・・・・・・成る程、そういうことですか」

 

 

『そして、知らぬ事とはいえデジタルワールドを破滅へと追いやった現実世界の人類よ』

 

 

春信「・・・・なんだって??」

 

安芸「どういう事・・・・?」

 

 

『その無知を責めるつもりは無い。我等に平伏し服従を誓えば、依然代わり無き平穏を与えようではないか』

 

 

クリスタ「嘘・・・・でもないか。グランドラクモンが両方の世界を征服すれば、一応の平穏は与えられるだろうからね」

 

久美子「────────ふん」 

 

クラレント「ハハッ♪気に入らねぇって顔してんな新入」

 

 

『だが歯向かうのであれば・・・・我等は容赦しない。努々、忘れぬことだ』

 

 

『さて・・・・それではデジタルワールドの諸君。これより我等はファンロンモンに続き、地上を取り戻す為の聖戦を始める』

 

 

『抵抗は無意味と知れ。降伏こそが正解と理解せよ』

 

 

『“世界”は、我が導く』

 

 

放送が終わるのと同時に、デジタルワールド全土に、X抗体種デジモン達の軍勢が現れ、各地の集落を襲い始めたのだった。

まさしく電撃戦。即座に複数の町や村がX抗体種デジモン達によって占拠されていったのだった。

そして、彼らの軍勢は黒星屑と戦う西暦勇者達の所や、フローティア、スワ・シティ、そしてファイル島にまで現れた!

 

レイ「・・・・・まいったわね。戻ってくるタイミング、間違えたかしら?」

 

今現在、ファイル島にはオーガモンとヒョーガモンしか防衛できる戦力がいない。

 

レイ「万事休す・・・・ね」

 

オーガモン「─────やれるだけは、やってやるさ。あんたはその間に逃げろ」

 

レイ「何処へ?恐らくフローティアもスワ・シティも同様の襲撃を受けているはず・・・・」

 

ヒョーガモン「それでも、ここに居るよかずっと安全だろ!・・・・向こうにゃ他の連中だっているし」

 

レイ「───────死ぬ気?」

 

オーガモン「死ぬかよ。弟に・・・フーガモンにアヤを任されてんだ・・・・・こんなところで、死ねるかよ!!」

 

ヒョーガモン「そーいうこと、オレ達を誰だと思ってやがる?」

 

オーガモン「俺たち!無敵の『鬼人三兄弟』!」

 

ヒョーガモン「『並みの完全体など、我らの足元にも及ばぬ!』・・・・・って、フーガ兄が言って、」

 

オーガ&ヒョーガ「「掛かってくるなら覚悟しな!」」

 

オーガモン「・・・・・ま、そういうこった」

 

レイ「──────仕方ないわね。サポートくらいならしてあげる。全員で生き残るわよ」

 

オーガ&ヒョーガ「「応!!!」」

 




~次回予告~

怨恨が怨恨を生み、世界が怒りと憎しみに呑まれていく。
しかしそれでも、心に輝きを持つ者達は、立ち向かう。

次回『ゼノ・ウォーズ』 

今、新たな冒険の扉が開かれる………
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