結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

278 / 377
┌──────────┐
ズィードミレニアモン
└──────────┘
邪神型デジモン
時空間を自由に飛び交い、あらゆる時代・世界を破壊しつづけんとする邪悪なる王。デジモンは戦いに敗れるとデジタマになるのだが、非常にまれであるがデータの屍の中から蘇生することがある。一説では、ミレニアモンが激しい戦いで死んだとき、闇の魂を持って蘇生したものがズィードミレニアモンであると言われている。また、ズィードミレニアモンの体に張り巡らされている帯は、能力を押さえ込む鎖のようなものと言われており、誰がズィードミレニアモンにそのような呪縛を与えたかは不明。しかし、この呪縛から解き放たれると、計り知れない破壊がデジタルワールドに降り注ぐと予言されている。必殺技『タイムデストロイヤー』は、敵対する相手を時空のかなたに葬り去る。この技によって吹き飛ばされた時空間から生還した者は、まだ誰もいない。




百三五話 ゼノ・ウォーズ ~真実の向こう側 探究編~

Gドラクモン「現在、ズィードミレニアモンは休眠状態にあるらしい」

 

藍原「なんで知ってるんだよ、そんなこと」

 

Gドラクモン「貴様が赤嶺の仲間をリンチしていた時、このような映像メッセージを受け取ったのだよ」

 

藍原「弥勒蓮華を殺った時ぃ??随分前の話じゃないの─────」

 

二人の眼前に一人の少女の映像が映し出される。

 

 

少女『このメッセージを受け取った方へ───────私は、藤森水都。諏訪で巫女をしていました』

 

藍原「ほう・・・・これは・・・・」

 

水都『今私は、最果ての洞窟の奥“炎の壁”の更に向こう側にある、“世界の裏側”にいます』

 

藍原「世界の裏側ぁ??どういうことだってばよ?」

 

Gドラクモン「とりあえず、今は黙って聞いておけ」

 

水都『古の予言にある“元凶なりし悪意”─────デクスモンの断片や天の神の怨念・・・・他にも、沢山の負の感情を溜め込んだモノを、私と、私のパートナーのオファニモンが封じているのです』

 

藍原「なんだと・・・・!?負の感情を、溜め込んだ“モノ”?」

 

水都『ですが、封印も長くは持ちません。誰でも構いません。このメッセージを受け取った誰か、うたのんを──────勇者たちをこの場所まで!!全てが手遅れになってしまう前に・・・・・どうか・・・・・!』

 

そこで映像は途切れてしまった。

 

藍原「────────休眠状態ってか、封印状態にあるワケね。にしても驚いた。まさか、俺たちよりも先にズィードミレニアモンの存在に気付いたヤツが居たとはね」

 

Gドラクモン「凄いだろう?しかも、ズィードミレニアモンは更なる進化をしようとしているらしい」

 

藍原「負の感情を溜め込んでいる、とか言ってたもんなぁ・・・・・・進化を果たした場合、どうなる?」

 

Gドラクモン「それを知りたくて、コレを造ったのだよ」

 

藍原「この十字架を??亜耶ちゃん縛って遊ぶためじゃなくて??」

 

Gドラクモン「そんな特殊性癖を満たす為の玩具ではない。『誘惑(レディーデビモン)』の置き土産に、面白い物を見つけてな」

 

そう言って投げ渡したのは、一枚の図面。

 

藍原「ふむふむ・・・・・大地のエネルギーを吸い上げて放つエネルギーレーザーキャノンね。これをどう使うって?」

 

Gドラクモン「今、世界に満ちつつある負の感情を吸い上げて、『炎の壁』の向こう側にいるズィードミレニアモンへ照射し覚醒させるのさ。アヤには、吸い上げ装置の一部になってもらう。純真無垢であればあるほど、負の感情に染まりやすいからな」

 

藍原「なるほどなぁ~~~~!!!ボクちんだったら、直接生け贄にでもしたけど」

 

Gドラクモン「それもアリではあるが、どうせなら生かさず殺さず搾り取る方が効率的だろう?」

 

藍原「確かにwwww」

 

Gドラクモン「さて、戦況から鑑みて、そろそろチャージングを始めても良いだろうな」

 

藍原「この為だけの宣戦布告と知ったら、連中はどう思うだろうね」

 

Gドラクモン「興味無いな、そんなもの。では、起動する」

 

ブン────という音と共に、十字架が下から黒く染まり始める。

 

亜耶「うっ・・・・!あああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

 

藍原「この悲鳴オプション、なんとかならない?耳障りなんだけど」

 

Gドラクモン「構造上、アヤが死ぬしか術がないな。なにせ、魂に直接苦痛を刻み込まれているような状態なのだ。BGMとでも思っておけ」

 

藍原「趣味の悪いことだねえ・・・・そういう風にしないこともできただろうに」

 

Gドラクモン「効率を優先した迄のこと。それに、悪癖の話ならば貴様とて他人の事を言えまい」

 

藍原「それはそう」

 

二人が声を上げて嗤う。その間にも、亜耶の悲鳴は止まることはない。このまま、亜耶は使い潰されてしまうのか─────

その時だった・・・・!

 

 

 

 

 

ガシャーーン・・・・!と窓ガラスを割って、()()()()()()が部屋の中に飛び込んで来た!!

 

 

 

 

 

藍原「うわっ汚っ!?」

 

Gドラクモン「───────ふむ。ガーベモン、か」

 

???「それだけじゃ無ぇぜ」

 

Gドラクモン「なんだと・・・・?」

 

その声は、十字架の上から聞こえてきた。ガーベモンのウンチに紛れて侵入していたようだ。

 

Gドラクモン「貴様・・・・・何奴!?」

 

グランドラクモンには答えず、侵入者は肩に担いだ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()を振り上げ─────

 

 

十字架を真っ二つに切り裂いた!!

 

 

藍原「あーーーーーっ!!!!!!てめえせっかくのカオスキャノンを!!」

 

Gドラクモン「そんなダサい名ではないのだがな・・・・」

 

亜耶「─────────ぅ」

 

十字架から解放された亜耶を片手で抱き上げ、侵入者は再び刀を肩に担ぐ。

 

???「無事か?心配したぜ・・・・まったくよ」

 

亜耶「───────おーがもん・・・さん・・・・」

 

侵入者は、オーガモンだった。

オーガモンは亜耶に優しく語りかける。

 

オーガモン「助けに来たぜ、アヤ」

 




ゆゆテ

イメージとしては、BLEACHで双極壊したあたりのシーン。


それと、ズィードミレニアモンに関する情報を時系列順に整理。

①ミレニアモンの怨念たるズィードミレニアモン、過去へ飛ぶ。

②人間を操り、ズィードミレニアモンが天の神と接触。負の感情を植え付け、“天災”を起こさせる。

③結城友奈に倒され、天の神の怨念と共に、デジタルワールドへ転移。

④スサノオモンとなった神樹と遭遇。デジタルワールドが半壊するレベルの戦闘が起こる。

⑤這う這うの体で世界の裏側に逃げたズィードミレニアモン、イグドラシルの遺した初期化プログラムをデクスモンに変化させ、回復の為の時間稼ぎを行う。

⑥デクス・ウォーズ、勃発。

⑦ズィードミレニアモン、アルフォースブイドラモン・フィーチャーモードに倒されたデクスモンの断片を吸収。断片を追って裏側に来た水都とオファニモンによって封印される。

⑧グランドラクモン、水都のSOSを受け取りズィードミレニアモン復活の為の計画を練る。
・計画第一段。
 神世紀勇者組をデジタルワールドへ呼ぶべく、赤嶺友奈を引き入れる。
・計画第二段。
 世界を怨念で満たす為、地上を追いやられたX抗体デジモン達を纏め上げる。同時に千景を唆し、高嶋友奈サルベージ計画を進める。
・計画第三段。
 デジタルワールドに存在しない霊的技術獲得の為、ヴァンデモンと協力関係を結び、現実世界のスパイをしてもらう。
・計画第四段。
 アルフォースブイドラモンのデジタマと赤嶺を使い、讃州勇者部をデジタルワールドへ呼ぶ。
・計画第五段。
 上里ひなた、若しくは他の巫女を用いてズィードミレニアモンを復活させる為の贄とする予定だったが、ホワイトパレスに亜耶がいることを知り、そちらを用いる事にする。
・計画第六段。
 千景砲の設計図を入手したので、改造し怨念をチャージして放つレーザー砲“サウザントネガランチャー”を開発。同時に亜耶をこれの一部にする事とした。
・計画第七段。
 高嶋友奈をサルベージ。ついでに怨念を満たす為、ゼノ・ウォーズを勃発させる。
・計画第八段。
 ゼノ・ウォーズで満たされた怨念を“サウザントネガランチャー”で吸い上げ、ズィードミレニアモンへと照射する。←今ココ


こんな感じ。途中からグランドラクモンの話なってるけど気にしない気にしない。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。