結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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ゆゆテ!


シン・仮面ライダーを見に行きました。
なんというか・・・・初代ってより、原作漫画版を現代化させたような作品でしたな・・・・ああいうの、大好物なんですよね、小生。


百三五話 ゼノ・ウォーズ ~VSオーガモンX~

フローティア正面ゲート前で、二体のオーガモンが対峙している。

その周辺では、ヒョーガモンとガーベモンが他のXデジモン達を相手に防衛戦を繰り広げていた。

 

オーガモンX「・・・・・何故、邪魔をする」

 

オーガモン「テメェらの性根が気に食わ無ェ。そんだけだ」

 

オーガモンX「ふざけるな!我々の聖戦を何だと思って────」

 

オーガモン「テメエこそ!命を何だと思ってやがる!!!!」

 

オーガモンX「っ!?」

 

オーガモン「テメエらのせいで、どれだけの命が消えた!?知ってんのか!アァ!?!?」

 

オーガモンX「総ては、我らの大地を取り戻す為の必要な犠牲だ──────仕方ないこと」

 

オーガモン「“仕方ない”だと・・・?そんな言葉で済ませて良いハズ無ェだろうが!!!!!!」

 

オーガモンX「ならばどうすれば良かった!?!?!?ダークエリアの片隅に追いやられ、日に日に消滅していく同胞達を見ては、『自分の番でなくて良かった・・・』と心にもない事を思う日々に戻れと言うのか!!!!!!」

 

オーガモン「っ・・・・・・」

 

オーガモンX「地上の光を再び目にしたいと言う者がいた。草原を駆け抜ける風を感じたいと言う者がいた。広き海原を自由に泳ぎ回りたいと言う者がいた!!!今はもう・・・・彼等はいないのだ・・・・・皆消滅してしまった・・・・彼等の無念を晴らさずして、我々に平和など訪れない!!!!!!」

 

オーガモン「・・・・・テメエらの言い分は分かった。その上で、俺はテメエらと戦う。テメエのその想いを、ぶっ壊してやる・・・!」

 

オーガモンX「──────良いだろう」

 

オーガモンXが右手を上げると、背後に吹き飛ばされた斧が手元へと戻って来る。

 

オーガモンX「全力で殺る・・・・!」

 

オーガモン「殺ってみろよ・・・・できるモンならなぁ!!!」

 

激突する斧と棍棒。遺志と意志。

ほんの少し、けれども、二人にとっては長き鍔迫り合い。

 

それを崩したのはオーガモンXの方だった。

斧の側面に左手を伸ばし、そこに付いている弦を掻き鳴らす!

 

オーガモン「っ!」

 

気付いた時にはもう遅い。

 

 

ギュイイィィィ~~~~ン!!!

 

けたたましい音と電撃が迸り、オーガモンへと襲い掛かった!

 

オーガモン「ぐ・・・・おぉぉぉぉ!?!?」

 

棍棒が破壊され、オーガモンも深傷を負った。

 

オーガモンX「──────勝負あり、だ」

 

オーガモン「────────いや、まだだ」

 

オーガモンX「何?」

 

だが、それでもオーガモンは立ち上がると、フーガモンの棍棒を取り出し、オーガモンは構えた。

 

オーガモンX「実力の差は思い知ったはずだ。それでも、立ち上がるのか・・・・・」

 

オーガモン「ああ、思い知ったさ・・・・()()()()()()()

 

自身の折れた棍棒とフーガモンの形見の棍棒。両方を構えてオーガモンは言い放つ。

 

オーガモン「テメエが俺より強いことなんざ、ハナっから分かってんだよ。それでも、俺はテメエを倒さなくちゃならねえ」

 

オーガモンX「理解できん・・・・何故だ?」

 

オーガモン「()()()()()()()()()

 

オーガモンX「───────」

 

オーガモン「同じオーガモンだからとか、そういう意味じゃねーぞ。俺も、()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

オーガモンX「・・・・・まさか、お前も我々と同じ────!?」

 

オーガモン「幸い、抗体は得られなかったからな・・・・地上に残れはしたが、生きるのに精一杯だった。そんな時、俺は弟分達に出会えた」

 

オーガモンX「─────弟、分?」

 

オーガモン「苦楽を共にする仲間────いや、家族だ」

 

オーガモンX「家族・・・・だと?」

 

オーガモン「アイツらが居たから、俺は真っ当に生きている。でなけりゃきっと、俺もお前みたくなっていたと思う」

 

オーガモンX「だから、止めると言うのか・・・・このオレを・・・・!」

 

オーガモン「ああ、そうだ。お前を止める・・・・!俺の持つ力の─────絆の全てを持って!!!」

 

オーガモンが二つの棍棒を一つにする。

瞬間、棍棒から輝きが溢れだした!!

 

オーガモンX「っ!!────これは・・・進化の輝き・・・!?」

 

オーガモン「いいや、違うぜ」

 

輝きが収まると、そこには────

 

オーガモン「これは、絆の輝きだ・・・・!」

 

スカルグレイモンの頭部を模した巨大な刀────“斬神刀”を肩に担いだオーガモンの姿があった。




ゆゆテ!!


グランドラクモンのXデジモン達は皆、デクス・ウォーズ時に抗体を得たデジモン。センター・ツリーがXz-ウィルスを浄化した際に、ダークエリアへと追いやられた。
これは、センター・ツリーが悪いワケではなく、浄化作業の際に抗体持ちが居た場合、その個体もろとも消されてしまうことを、スサノオモンが考慮してのこと。

彼らのことを思っての行為が、逆に彼らを追い詰めた結果起きたのが、この戦争なのである。
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