シン・仮面ライダーを見に行きました。
なんというか・・・・初代ってより、原作漫画版を現代化させたような作品でしたな・・・・ああいうの、大好物なんですよね、小生。
フローティア正面ゲート前で、二体のオーガモンが対峙している。
その周辺では、ヒョーガモンとガーベモンが他のXデジモン達を相手に防衛戦を繰り広げていた。
オーガモンX「・・・・・何故、邪魔をする」
オーガモン「テメェらの性根が気に食わ無ェ。そんだけだ」
オーガモンX「ふざけるな!我々の聖戦を何だと思って────」
オーガモン「テメエこそ!命を何だと思ってやがる!!!!」
オーガモンX「っ!?」
オーガモン「テメエらのせいで、どれだけの命が消えた!?知ってんのか!アァ!?!?」
オーガモンX「総ては、我らの大地を取り戻す為の必要な犠牲だ──────仕方ないこと」
オーガモン「“仕方ない”だと・・・?そんな言葉で済ませて良いハズ無ェだろうが!!!!!!」
オーガモンX「ならばどうすれば良かった!?!?!?ダークエリアの片隅に追いやられ、日に日に消滅していく同胞達を見ては、『自分の番でなくて良かった・・・』と心にもない事を思う日々に戻れと言うのか!!!!!!」
オーガモン「っ・・・・・・」
オーガモンX「地上の光を再び目にしたいと言う者がいた。草原を駆け抜ける風を感じたいと言う者がいた。広き海原を自由に泳ぎ回りたいと言う者がいた!!!今はもう・・・・彼等はいないのだ・・・・・皆消滅してしまった・・・・彼等の無念を晴らさずして、我々に平和など訪れない!!!!!!」
オーガモン「・・・・・テメエらの言い分は分かった。その上で、俺はテメエらと戦う。テメエのその想いを、ぶっ壊してやる・・・!」
オーガモンX「──────良いだろう」
オーガモンXが右手を上げると、背後に吹き飛ばされた斧が手元へと戻って来る。
オーガモンX「全力で殺る・・・・!」
オーガモン「殺ってみろよ・・・・できるモンならなぁ!!!」
激突する斧と棍棒。遺志と意志。
ほんの少し、けれども、二人にとっては長き鍔迫り合い。
それを崩したのはオーガモンXの方だった。
斧の側面に左手を伸ばし、そこに付いている弦を掻き鳴らす!
オーガモン「っ!」
気付いた時にはもう遅い。
けたたましい音と電撃が迸り、オーガモンへと襲い掛かった!
オーガモン「ぐ・・・・おぉぉぉぉ!?!?」
棍棒が破壊され、オーガモンも深傷を負った。
オーガモンX「──────勝負あり、だ」
オーガモン「────────いや、まだだ」
オーガモンX「何?」
だが、それでもオーガモンは立ち上がると、フーガモンの棍棒を取り出し、オーガモンは構えた。
オーガモンX「実力の差は思い知ったはずだ。それでも、立ち上がるのか・・・・・」
オーガモン「ああ、思い知ったさ・・・・
自身の折れた棍棒とフーガモンの形見の棍棒。両方を構えてオーガモンは言い放つ。
オーガモン「テメエが俺より強いことなんざ、ハナっから分かってんだよ。それでも、俺はテメエを倒さなくちゃならねえ」
オーガモンX「理解できん・・・・何故だ?」
オーガモン「
オーガモンX「───────」
オーガモン「同じオーガモンだからとか、そういう意味じゃねーぞ。俺も、
オーガモンX「・・・・・まさか、お前も我々と同じ────!?」
オーガモン「幸い、抗体は得られなかったからな・・・・地上に残れはしたが、生きるのに精一杯だった。そんな時、俺は弟分達に出会えた」
オーガモンX「─────弟、分?」
オーガモン「苦楽を共にする仲間────いや、家族だ」
オーガモンX「家族・・・・だと?」
オーガモン「アイツらが居たから、俺は真っ当に生きている。でなけりゃきっと、俺もお前みたくなっていたと思う」
オーガモンX「だから、止めると言うのか・・・・このオレを・・・・!」
オーガモン「ああ、そうだ。お前を止める・・・・!俺の持つ力の─────絆の全てを持って!!!」
オーガモンが二つの棍棒を一つにする。
瞬間、棍棒から輝きが溢れだした!!
オーガモンX「っ!!────これは・・・進化の輝き・・・!?」
オーガモン「いいや、違うぜ」
輝きが収まると、そこには────
オーガモン「これは、絆の輝きだ・・・・!」
スカルグレイモンの頭部を模した巨大な刀────“斬神刀”を肩に担いだオーガモンの姿があった。
ゆゆテ!!
グランドラクモンのXデジモン達は皆、デクス・ウォーズ時に抗体を得たデジモン。センター・ツリーがXz-ウィルスを浄化した際に、ダークエリアへと追いやられた。
これは、センター・ツリーが悪いワケではなく、浄化作業の際に抗体持ちが居た場合、その個体もろとも消されてしまうことを、スサノオモンが考慮してのこと。
彼らのことを思っての行為が、逆に彼らを追い詰めた結果起きたのが、この戦争なのである。