結城友奈はテイマーである   作:渚のグレイズ

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ゆゆテ


魔法使いの嫁アニメ第二期おめでとう!!やったーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
またアニメで最推しの銀の君が見られるぜ!!!
でも第二期って学院編だからほとんど出番無いじゃん。やだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!


百三五話 ゼノ・ウォーズ ~呪福(しゅくふく)のイグニト~

斬神刀を振りかぶり、オーガモンXの斧を弾き返す。

 

オーガモンX「っ・・・・ならばっ!!」

 

斧に雷撃を纏わせて、オーガモンへと叩き込む!

が、オーガモンはそれを斬神刀で軽く受け止めた。

 

オーガモンX「なんだと・・・・!?」

 

オーガモン「・・・・どりゃあぁぁぁぁ!!!」

 

オーガモンX「ぬぉぉぉぉ!?!?!?」

 

そのまま押し退け地面に叩きつけると、斬神刀の鋒をオーガモンXへ向けた。

 

オーガモン「勝負アリ・・・・だ!」

 

オーガモンX「抜かせ・・・・!」

 

斬神刀を蹴り上げると、オーガモンXは拳を構え、

 

オーガモンX「『覇王拳』!!!」

 

オーガモン「ぐほぁ!!」

 

体勢を崩したオーガモンの土手っ腹に『覇王拳』を叩き込む!

だが、直撃を喰らい、後ろへ吹き飛ばされはしたものの、オーガモンは大してダメージを受けてはいない様子だ。

 

オーガモンX「最早誰にも止められぬ・・・・どちらかが滅びぬ限り・・・・この戦いは終わらない!!!」

 

オーガモンXが立ち上がりつつ叫ぶ。

それに応えるように、オーガモンは告げる。

 

オーガモン「─────んなことしなくても終わるさ」

 

オーガモンX「終わらない!!!」

 

オーガモン「終わる!!!」

 

オーガモンX「何故そう言い切れる!!!我々の想いは既に一つ!お前一人が足掻いた処で、何も変わらぬ!!!」

 

オーガモン「変わるさ・・・・なぜなら」

 

その時、ドサリ、という音と共に、オーガモンXの同胞達が倒れた。

 

オーガモン「俺達は、一人じゃない」

 

ヒョーガモン「ひぃ・・・・ひぃ・・・・なんとかなるモンだな・・・・」

 

ガーベモン「はぁ・・・・はぁ・・・・息も絶え絶えだな。そんなんで兄を名乗ろうとは、情けないぜ?」

 

ヒョーガモン「うっせ」

 

オーガモンX「───────バカな。抗体も持たない、しかも片方は成熟期のデジモンが・・・・我々に勝てるはずが・・・・」

 

オーガモン「言っただろうが・・・・これが、絆の力だ!」

 

オーガモンX「───────!」

 

オーガモンXが、目を見開く。そして直ぐ様、目を細めた。まるで、目映いものを見ているかのように・・・・

 

オーガモンX「────────そう、か・・・・そう・・・・なんだな・・・・・だが!」

 

斧を構え直したオーガモンXが、弦を掻き鳴らして雷撃を放つ。

咄嗟にオーガモンは斬神刀で雷撃を防ぐ。が、それはオーガモンXにとって、予想の範囲内であった。

 

オーガモンX「だとしても!()()は止まる訳にはいかないのだ!!!」

 

雷撃は目眩まし。本命の攻撃は、飛び上がり、大上段からの斧の振り下ろし攻撃!!

 

オーガモン「・・・・受けて・・・・立つ!!!」

 

オーガモンはそれを、真っ向から迎え撃つべく、体勢を取る。

 

 

オーガモン's「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」」

 

 

バキ・・・・・ン!

 

砕かれたのは───────斧の方だった。しかし

 

オーガモンX「まだだぁぁぁぁ!!!」

 

オーガモン「ぐ・・・!」

 

オーガモンの腹に、オーガモンXの抜手が放たれ────

 

オーガモンX「──────オレの、勝ちだ」

 

オーガモンの身体を貫いた。

 

オーガモン「───────そうだな」

 

だが、オーガモンの瞳にはまだ、闘志の炎が宿ったままだった

 

オーガモンX「っ・・・・!?」

 

オーガモンの目的に気付き、距離を取ろうとするが、もう遅い。

オーガモンXの腹部にオーガモンの拳が宛がわれる。

 

オーガモン「お前の、負けだ・・・・!」

 

零距離で放たれた『覇王拳』は、オーガモンXの腹部を消し飛ばし、真っ二つに引き裂いた・・・・!

 

戦いは終わった。

 

正確にはフローティア周辺での戦いは未だ続いているのだが、オーガモン同士の戦いには、決着が着いた。

 

オーガモンX「─────────見事だ。これが・・・絆の力・・・・か」

 

オーガモン「ああ・・・・そうだ・・・・」

 

オーガモンXの方が重傷のようにも見えるが、オーガモンもまた、致命的なダメージを受けている。急ぎ回復させねば共倒れとなってしまうだろう。

だが、両者の間に割って入れるような空気ではなかった。

 

オーガモンX「フッ──────捨てたはずの・・・・ものが・・・・こんなにも・・・・輝かしいとは・・・・」

 

オーガモン「そう思うなら・・・・また、拾えばいい」

 

オーガモンX「なに・・・?」

 

オーガモン「お互いこれ以上・・・・戦えないだろ・・・・?全部ぶつけ合ったから・・・・もう、俺達は仲間だ」

 

オーガモンX「─────────フッ。簡単に・・・・言ってくれる・・・・ならば!」

 

オーガモンXが、オーガモンの腹に空いた穴に手を伸ばす。

 

オーガモンX「お前に・・・・呪い(ちから)をくれてやる・・・・オレ達を・・・・仲間達の運命を・・・・振り回したモノだ・・・・これを、得ても・・・・同じ事を・・・・宣えるか・・・・?」

 

オーガモン「───────無論、だ」

 

オーガモンX「フッ・・・・だろう、な・・・・だからこそ・・・・どうか、オレに・・・・・祝福さ(のろわ)れてくれ・・・・・」

 

オーガモンXが消えるのと同時に、オーガモンの体内へX抗体が送られる。その途端、

 

オーガモン「ぐぎっ!?がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

 

オーガモンは苦しみだした!

 

ヒョーガモン「アニキ!?」

 

ガーベモン「おい・・・・おいおいおい!なんかやべー感じだぞ!?」

 

オーガモン「ぐがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

 

腹の穴が修復され、全身の筋肉が膨張を始める。

その尋常ならざる状況に、ヒョーガモンとガーベモンも焦り出す。

 

ヒョーガモン「アニキ!しっかりしてくれ、アニキ!!おいガーベモン!医者呼んできてくれ!」

 

ガーベモン「わ・・・・わかっ」

 

オーガモン「────────待て、平気だ」

 

どうにか抑え込んだのか、以前と変わらぬ姿で立ち上がるオーガモンだったが、その顔色は良いとは言えない。

 

ガーベモン「お・・・おい、大丈夫かよ?」

 

オーガモン「同じこと言わせんなよ・・・・アヤを、助けに行くんだろ」

 

ヒョーガモン「やせ我慢するなって!傷もちゃんと治ってないじゃんかよ!!」

 

指摘され確認すると、風穴の空いていた部分のテクスチャが、少し剥がれていた。

 

オーガモン「───────こんなモン、屁でも無ぇよ。さっさと行くぞ。ダークエリアへは、フローティア(ここ)にしかない直通ゲートを通らにゃ行けないんだろ?」

 

そう言ってオーガモンは先に歩きだした。

 

ヒョーガモン「アニキ!!・・・・あー、もう!仕方ないなあ!!おいガーベモン、あんたしか向こうのこと知ってる奴がいないんだから、ちゃんと案内してくれよ!」

 

ガーベモン「チッ・・・!乾ゴミ喰ってる暇もナシかよ」

 

ヒョーガモン「え、なにそれ」

 

ガーベモン「オレ様の非常食だ!あげないよ~ん」

 

ヒョーガモン「別にいらない」

 

こうして三人は、ダークエリアへと突入していったのだった。

 




~次回予告~

亜耶を助け出したオーガモン達。
しかしここまでの激戦のダメージは深く、藍原によって追い込まれてしまう。
絶体絶命のピンチを切り開くのは、ヒョーガモンの決死の想いと、亜耶の覚悟であった・・・・

次回『怨念(おもい)の拳。裁きの鉄拳』

今、新たな冒険の扉が開かれる………
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